CX-3とCX-30の違いを徹底解説!価格・サイズで選ぶならどっち?

マツダの人気コンパクトSUV、CX-3とCX-30。街中で見かける機会も多いこの2台ですが、デザインが似ていることもあり「具体的な違いがよくわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。購入を検討する上で、どちらが自分のライフスタイルに合っているのか、見極めるのは難しいかもしれません。

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この記事では、cx30とcx3の違いについて、後部座席の広さや使い勝手、ボディのサイズ比較、さらには日々の運転に関わる燃費性能や年間の維持費まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。また、購入してから後悔するような失敗を避けるため、それぞれのモデルが持つ欠点にもしっかりと触れていきます。この記事を最後まで読めば、あなたにとって最適な一台がどちらなのか、明確な答えが見つかるはずです。

記事のポイント
  • CX-3とCX-30のボディサイズや室内の広さの違い
  • 後部座席の実際の使い勝手や快適性
  • 燃費や税金など年間の維持費の具体的な差
  • 購入後に後悔しないための各モデルの長所と欠点
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主要なcx3とcx30の違いを解説

主要なcx3とcx30の違いを解説

  • cx-30とcx-3のサイズ比較を徹底解説
  • cx3とcx30の後部座席を比べてみた
  • cx-30の後部座席は本当に狭いのか?
  • cx3の後部座席を広くする方法はある?
  • 購入後のcx-30の失敗・欠点とは?
  • マツダCX-3の販売は終了しましたか?

cx-30とcx-3のサイズ比較を徹底解説

CX-30とCX-3の最も大きな違いは、車両の基本となる骨格(プラットフォーム)と、それに伴うボディサイズです。CX-3がコンパクトカーのMAZDA2(旧デミオ)をベースにしているのに対し、CX-30はMAZDA3をベースとしており、車格が一つ上のモデルとなります。

具体的な数値を比較すると、違いは一目瞭然です。

比較項目 マツダ CX-30 マツダ CX-3
全長 4,395mm 4,275mm +120mm
全幅 1,795mm 1,765mm +30mm
全高 1,540mm 1,550mm -10mm
ホイールベース 2,655mm 2,570mm +85mm
最小回転半径 5.3m 5.3m 同じ

このように、CX-30はCX-3よりも全長が120mm長く、全幅も30mm広くなっています。この差が、後述する室内空間の余裕に直結します。一方で、全高はCX-30の方がわずかに低く設定されており、よりスタイリッシュで安定感のあるフォルムを追求していることがうかがえます。

都市部での利用で気になるポイントとして、両車ともに多くの機械式立体駐車場に対応しやすい全高1,550mm以下に抑えられている点は共通のメリットです。最小回転半径も同じであるため、ボディサイズが大きいCX-30でも、小回りの利きやすさにおいてはCX-3と遜色ない感覚で運転できると考えられます。

したがって、単純な大きさで言えばCX-30の方が一回り大きいですが、取り回しの感覚は大きく変わらないため、運転のしやすさだけで判断するのではなく、室内の広さやデザインの好みで選ぶことが大切になります。

cx3とcx30の後部座席を比べてみた

前述の通り、CX-30とCX-3ではボディサイズに差がありますが、その影響が最も顕著に現れるのが後部座席の居住性です。車内の寸法を比較すると、CX-30の優位性が明確になります。

比較項目 マツダ CX-30 マツダ CX-3
室内長 1,830mm 1,810mm
室内幅 1,490mm 1,435mm
室内高 1,210mm 1,210mm

CX-30は室内長で20mm、室内幅で55mmもCX-3を上回っています。この数値の差は、実際に後部座席に座った際の膝周りのスペース(レッグスペース)や、横方向の圧迫感の少なさに繋がり、体感的な広さとして感じられます。特に、ホイールベースが長いCX-30は、後席乗員の足元空間に余裕が生まれる設計となっています。

CX-3の後部座席は、ベースとなったMAZDA2(旧デミオ)の影響もあり、大人の男性が長時間座るには少し窮屈に感じるかもしれません。短距離の移動や、主に子どもを乗せる用途であれば問題ありませんが、大人4人での長距離ドライブなどを想定する場合は、CX-30の方が快適な移動空間を提供してくれます。

以上の点を踏まえると、乗車人数や利用シーンを具体的にイメージすることが、後悔しない選択の鍵となります。主に1人~2人での利用が中心ならCX-3でも十分ですが、後部座席に人を乗せる機会が多いのであれば、CX-30が適していると言えます。

cx-30の後部座席は本当に狭いのか?

cx-30の後部座席は本当に狭いのか?

CX-30はCX-3よりも後部座席が広いと説明しましたが、一方で「CX-30の後部座席は狭い」という評価を目にすることもあります。これは、CX-30をどのような車種と比較するかによって、評価が変わってくるためです。

確かに、CX-3と比較すればCX-30の後部座席は広く快適です。しかし、ホンダ・ヴェゼルやトヨタ・ヤリスクロスといった、同クラスの他の人気コンパクトSUVと比較した場合、CX-30の室内空間、特に後部座席はややタイトに感じられる可能性があります。

その理由は、CX-30が流麗なクーペスタイルをデザインの軸に置いていることにあります。後方に向かってなだらかに傾斜するルーフラインは、デザイン性を高める一方で、後席の頭上空間(ヘッドクリアランス)に制約を生じさせます。また、パッケージング全体も、居住性のみを最優先するのではなく、ドライバー中心の操作性やデザインとの両立を図った結果、後部座席のスペースは競合車種に対して若干控えめになっています。

そのため、家族での利用を主目的とし、後部座席の広さを最優先する方にとっては、「思ったより狭い」と感じる場面があるかもしれません。特に、チャイルドシートを設置した場合や、大柄な方が後席に座る際には、事前に実車で広さを確認することが不可欠です。

CX-30を選ぶ際は、このデザイン性と居住性のトレードオフを理解し、自身の使い方と照らし合わせて判断することが求められます。

cx3の後部座席を広くする方法はある?

cx3の後部座席を広くする方法はある?

「CX-3のデザインは好きだけれど、後部座席の狭さが気になる」という方から、後部座席を広くする方法について尋ねられることがあります。

物理的に後部座席のスペースを拡張する、といった改造は現実的ではありません。そのため、この問いに対する直接的な答えは「後部座席そのものを広くする方法はない」となります。

ただし、使い方を工夫することで、スペースを有効活用することは可能です。CX-3の後部座席は6:4の分割可倒式になっています。これは、背もたれを左右分割して前に倒せる機能です。例えば、3人で乗車する際に、乗らない側のシートを倒しておけば、荷室と繋がった広大なスペースが生まれ、開放感を得られます。

また、荷物が多い場合は、後部座席をすべて倒すことで、ラゲッジスペースを大幅に拡大できます。この状態であれば、コンパクトSUVとは思えないほどの荷物を積載可能です。

要するに、CX-3の後部座席の広さに不満がある場合は、乗車人数を割り切り、シートアレンジを積極的に活用するというのが最も現実的な付き合い方です。大人数での移動が多いのであれば、CX-3を選ぶこと自体を見直す必要がありますが、主に1~2人で使い、たまに3人乗る程度であれば、工夫次第で十分にその魅力を享受できると考えられます。

購入後のcx-30の失敗・欠点とは?

購入後のcx-30の失敗・欠点とは?

CX-30はデザイン性や走行性能で高い評価を得ている一方で、購入後に「思っていたのと違った」と感じる可能性のある、いくつかの注意点が存在します。これらを事前に把握しておくことが、購入後の失敗や後悔を防ぐために大切です。

視界に関する注意点

CX-30は、デザイン性を優先した結果、一部の視界に課題があるという指摘があります。特に、フロントガラスを支えるAピラーが太めに設計されているため、右左折時に死角が生まれやすいと感じる方がいます。また、クーペ風のスタイリングのため、リアウィンドウが小さく、後方視界も決して広いとは言えません。もちろん、360°ビューモニターなどの運転支援機能を活用することで対策は可能ですが、運転に慣れるまでは意識的な安全確認が求められます。

乗り心地の硬さ

スポーティで安定感のある走りを実現するため、CX-30のサスペンションは比較的しっかりとした硬めの設定になっています。高速道路などでは安定した走行を楽しめますが、市街地の荒れた路面や段差では、路面からの衝撃を拾いやすいと感じるかもしれません。特に、ソフトで快適な乗り心地を最優先する方にとっては、この硬さがデメリットになる可能性があります。

荷室の使い勝手

CX-30の荷室容量は430Lと、日常生活では十分な広さを確保しています。しかし、開口部の下端(リアバンパー)が高めに設計されているため、重い荷物を持ち上げて積み込む際には少し力が必要です。また、競合車種と比較して、荷室の高さや奥行きが特別広いわけではないため、大きなベビーカーやアウトドア用品などを頻繁に積む方は、実際に荷物が積めるか試してみることをお勧めします。

これらの点は、CX-30が持つスタイリッシュなデザインや優れた走行性能と引き換えの部分でもあります。試乗の際には、こうした点も意識して確認することが、納得のいく一台選びに繋がります。

マツダCX-3の販売は終了した?

マツダCX-3の販売は終了した?

はい、マツダCX-3の日本国内における新車としての生産は、2022年に終了しています。2015年の登場以来、マツダのコンパクトSUVラインナップを支えてきましたが、CX-30の登場など市場環境の変化を受けて、その役目を終えました。

この事実は、これからCX-3の購入を検討する上で非常に重要なポイントとなります。生産が終了しているため、現在、ディーラーで新車としてCX-3を注文することはできません。購入を希望する場合の選択肢は、流通している在庫車を探すか、中古車市場で探すかのいずれかになります。

生産終了から時間が経っているため、在庫車が見つかる可能性は低く、現実的には中古車が主な選択肢となると考えられます。

一方で、これはメリットにもなり得ます。モデルとしての歴史が長く、中古車の流通量も豊富なため、幅広い価格帯やコンディションの中から、自分の予算に合った一台を見つけやすい状況です。後継モデルであるCX-30と比較して、かなり手頃な価格で手に入れられるケースも多く、コストを抑えてコンパクトSUVに乗りたい方にとっては、CX-3が非常に魅力的な選択肢となるのです。

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実用性とコストで見るcx3とcx30の違い

実用性とコストで見るcx3とcx30の違い

  • cx-3とcx-30の燃費はどちらが優秀?
  • cx3とcx30の維持費はどれくらい違う?
  • CX-3はガソリンとディーゼル買うならどっち
  • CX-5とCX-30ではどちらが大きいですか?
  • Cx5とcx30の違いも知っておこう
  • cx5とcx30乗るならどっちがおすすめ?
  • まとめ:価格で見るcx3とcx30の違い

cx-3とcx-30の燃費はどちらが優秀?

車の維持費を考える上で、燃費性能は避けて通れない要素です。CX-3とCX-30の燃費は、搭載されるエンジンや駆動方式によって異なります。一概にどちらが優秀かを断言するのは難しいですが、それぞれの特徴を見ていきましょう。

モデル エンジン 駆動方式 燃費(WLTCモード)
CX-30 2.0L ガソリン (M-HYBRID) 2WD 16.2 km/L
1.8L ディーゼル 2WD 19.5 km/L
CX-3 1.5L ガソリン 2WD 17.0 km/L
1.8L ディーゼル 2WD 20.0 km/L (AT)

カタログ燃費(WLTCモード)を比較すると、ディーゼルエンジンでは両車に大きな差はありませんが、ガソリンエンジンではCX-3の方がわずかに優れた数値を示しています。CX-3はボディが軽く、排気量の小さいエンジンを搭載していることが燃費に有利に働いていると考えられます。

しかし、CX-30のガソリンエンジンには「e-SKYACTIV G」というマイルドハイブリッドシステムが組み合わされており、モーターが発進時などにエンジンを補助することで、スムーズな加速と実用燃費の向上に貢献しています。そのため、ストップ&ゴーの多い市街地走行では、カタログ数値以上の差を感じにくい場面もあるかもしれません。

燃料費という観点では、軽油を使用するディーゼル車がガソリン車よりも有利です。特に長距離の移動が多い方は、ディーゼル車を選ぶことで燃料コストを大きく抑えられます。

最終的にどちらを選ぶかは、年間の走行距離や、ガソリン車とディーゼル車の車両価格の差などを総合的に考慮して判断する必要があります。

cx3とcx30の維持費はどれくらい違う?

cx3とcx30の維持費はどれくらい違う?

車両を所有する上で必要となる維持費は、主に税金、燃料代、メンテナンス費用から構成されます。CX-3とCX-30では、これらの項目で違いが生じます。

税金(自動車税・重量税)

自動車税は排気量によって決まります。CX-3のガソリン車は1.5L、CX-30のガソリン車は2.0Lなので、年間の自動車税はCX-3の方が安くなります。ディーゼル車は両車とも1.8Lなので同額です。 また、自動車重量税は車両重量に応じて課税されますが、両車は同程度の区分に属するため、大きな差は出にくいです。

燃料代

前述の通り、燃費性能と使用燃料(ガソリンか軽油か)によって差が出ます。年間の走行距離が長ければ長いほど、燃費が良く燃料単価の安いディーゼル車が有利になります。

メンテナンス費用

基本的なメンテナンス費用(オイル交換など)に大きな違いはありません。ただし、CX-3は生産が終了しているため、将来的に特定の部品の入手が難しくなったり、価格が上昇したりする可能性はゼロではありません。一方で、CX-30は現行モデルであるため、部品供給の面では安心感があります。

車両価格を含めた総コスト

最も大きな違いは、やはり初期費用である車両価格です。生産が終了しているCX-3は、中古車市場でCX-30よりも大幅に安価に購入できるケースがほとんどです。この初期費用の差は非常に大きく、数年分の維持費の差を上回ることも少なくありません。

したがって、数年間のトータルコストで考えると、車両価格の安いCX-3の方が経済的な負担は軽くなる可能性が高いです。ただし、CX-30の新しい装備や走行性能といった付加価値をどう評価するかによって、その判断は変わってきます。

CX-3はガソリンとディーゼル買うならどっち

CX-3はガソリンとディーゼル買うならどっち

生産が終了したCX-3を中古車で探す際、多くの人が悩むのがガソリンモデルとディーゼルモデルのどちらを選ぶかという点です。これは利用シーンや何を重視するかによって最適な選択が変わってきます。

ディーゼルモデルのメリットとデメリット

ディーゼルモデルの最大のメリットは、燃費の良さと力強いトルクです。燃料が軽油であるためガソリンよりも単価が安く、長距離を走るほど燃料代を節約できます。また、低回転からでも力強く加速するため、坂道や高速道路の合流などでストレスの少ない走りを実感できます。

一方、デメリットとしては、ディーゼル特有のエンジン音や振動が挙げられます。近年のモデルは大幅に改善されていますが、ガソリン車の静粛性には及びません。また、短距離走行ばかりを繰り返すと、排気ガスを浄化する装置(DPF)に煤が溜まりやすく、メンテナンスが必要になる場合があります。

ガソリンモデルのメリットとデメリット

ガソリンモデルの長所は、静かで滑らかな回転フィールと、比較的シンプルなエンジン構造によるメンテナンス性の高さです。ディーゼルエンジンのような特有の音や振動が少ないため、快適なドライブを楽しめます。車両価格もディーゼルモデルに比べて安価な傾向にあります。

デメリットは、ディーゼルモデルに比べて燃費性能が劣る点です。特に市街地走行では差がつきやすく、年間の走行距離が多い場合は燃料代がかさみます。

どちらを選ぶべきか

これらの特徴から、以下のような選び方が考えられます。 ・高速道路を使った長距離移動や通勤が多い方 → ディーゼルモデル ・主な用途が近所の買い物など、街乗り中心の方 → ガソリンモデル ・静粛性や乗り心地の快適さを重視する方 → ガソリンモデル ・維持費(特に燃料代)を少しでも安く抑えたい方 → ディーゼルモデル

ご自身の運転スタイルと照らし合わせて、最適なパワートレインを選択することが満足への近道です。

CX-5とCX-30ではどちらが大きいですか?

マツダのSUVラインナップを検討する際、CX-30とよく比較されるのが、一つ上のクラスに位置するCX-5です。この2台の大きさについてですが、結論から言うと、全ての面でCX-5の方が大きいです。

具体的なサイズを比較してみましょう。

比較項目 マツダ CX-5 マツダ CX-30
全長 4,575mm 4,395mm
全幅 1,845mm 1,795mm
全高 1,690mm 1,540mm

CX-5はCX-30に対して、全長で180mm、全幅で50mm、全高で150mmも大きくなっています。このサイズの違いは、外観の迫力だけでなく、室内空間の広さに直接反映されます。特に全幅が1.8mを超えるCX-5は、CX-30と並ぶと明らかに堂々とした風格があります。

CX-30が「都市部でも扱いやすい、ちょうどいいサイズ」と言われるのは、このCX-5の存在があるからです。CX-5ほどの大きさは必要ないけれど、CX-3では少し物足りない、というニーズに応える絶妙なポジションにCX-30は位置しています。

そのため、狭い路地での運転や駐車場の広さに制約がある場合はCX-30が有利ですが、室内の広さや荷室の容量を最優先するなら、CX-5が圧倒的に優位となります。

Cx5とcx30の違いも知っておこう

Cx5とcx30の違いも知っておこう

前述の通り、CX-5とCX-30の最大の違いはボディサイズですが、それ以外にもコンセプトやキャラクターに違いがあります。これらを理解しておくことで、マツダのSUVラインナップにおけるCX-30の位置づけがより明確になります。

ターゲット層とコンセプト

CX-5は、広々とした室内空間と高い実用性を備え、ファミリー層を主なターゲットとした王道のSUVです。後部座席や荷室の広さが重視されており、家族全員での長距離ドライブでも快適に過ごせるよう設計されています。

一方のCX-30は、よりパーソナルな使い方を想定したクロスオーバーSUVです。流麗なデザインや上質な内装の質感を重視しており、独身の方やカップル、小さなお子様がいるご家庭など、ライフステージの変化に寄り添うスタイリッシュな一台というキャラクターが与えられています。

インテリアの雰囲気

CX-5のインテリアは、水平基調で広がりを感じさせるデザインが特徴です。誰が乗っても落ち着ける、開放的で実用的な空間が広がっています。 対してCX-30は、ドライバーを包み込むような造形のコックピットが特徴で、スポーティさと上質感が融合した、よりパーソナルで洗練された空間を演出しています。

価格帯

当然ながら、車格が上のCX-5の方がCX-30よりも車両価格は高く設定されています。予算を考える上で、この2台は明確な比較対象となります。

要するに、CX-5は「実用性と空間」、CX-30は「デザイン性とパーソナル感」をより重視したモデルと考えると、その違いが分かりやすいかもしれません。

cx5とcx30乗るならどっちがおすすめ?

cx5とcx30乗るならどっちがおすすめ?

CX-5とCX-30、どちらのモデルがおすすめかは、最終的にあなたのライフスタイルや車に何を求めるかによって決まります。それぞれのモデルがどのような方に適しているか、具体的な利用シーンを想定して考えてみましょう。

CX-5がおすすめな方

・家族で乗る機会が多く、後部座席の居住性を重視する方 ・キャンプやアウトドアなど、大きな荷物を積む趣味をお持ちの方 ・SUVらしい堂々としたスタイリングや、見晴らしの良い高い運転席からの眺めを好む方 ・高速道路を長時間走行することが多く、ゆとりある安定した走りを求める方

CX-5は、その広さと実用性から、ファミリーカーとしての役割をSUVに求める方に最適な選択肢です。チャイルドシートの設置や、たくさんの荷物を積んだ状態での移動も余裕をもってこなせます。

CX-30がおすすめな方

・主に1人~2人での乗車が中心で、デザインの美しさを重視する方 ・市街地での運転が多く、取り回しのしやすさを求める方 ・機械式立体駐車場など、高さに制限のある駐車場を利用する方 ・上質で洗練された内装の雰囲気を好む方

CX-30は、日常の使い勝手とスタイリッシュなデザインを高い次元で両立させたい方にぴったりです。大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感は、日本の道路事情にもマッチしています。

ご自身の家族構成、休日の過ごし方、駐車場の環境などを総合的に考慮し、実際に両方の車を試乗して乗り心地やサイズ感を体感した上で判断することが、最も後悔のない選択に繋がります。

「CX-3とCX-30の違いを徹底解説!価格・サイズで選ぶならどっち?」のまとめ

この記事では、マツダのコンパクトSUV、CX-3とCX-30の違いを多角的に解説してきました。最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • CX-30はCX-3よりも新しく一回り大きいモデル
  • CX-3はMAZDA2ベースでよりコンパクトな設計
  • 機械式駐車場には両モデルとも対応しやすい全高
  • 後部座席の広さはCX-30の方が明確に広い
  • ただしCX-30もファミリー用途では手狭な場合がある
  • CX-3の後部座席は大人数での長距離移動には不向き
  • CX-30には視界や乗り心地に関する欠点の指摘もある
  • CX-3の日本国内における新車販売は2022年に終了
  • そのためCX-3は中古車市場で安価に見つけやすい
  • 燃費性能はエンジンやモデルにより一長一短
  • 維持費は車両価格を含めた総コストで判断することが大切
  • CX-5はCX-30よりもさらに大きく広いファミリー向けSUV
  • ライフスタイルや乗車人数に合わせて選ぶことが鍵となる
  • 少人数での利用が主ならCX-3も十分な選択肢
  • 購入時の価格を最優先するならCX-3は非常に有力な候補となる

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