50プリウスPHV前期後期の違いは?前期の手頃さと後期の充実度を徹底解説

中古車市場でも高い人気を誇る50系プリウスPHVですが、前期モデルと後期モデルが存在し、その詳細な違いについて疑問をお持ちではないでしょうか。この50プリウスphv前期後期違いは、見た目のデザインだけでなく、内装の仕様や乗車定員が4人乗りか5人乗りかといった実用面にも大きく関わってきます。

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後期モデルはいつから販売されたのか、デザインはどっちがかっこいいと感じるか、グレードごとの装備にどのような差があるのか。また、買うならどちらのモデルが自分の使い方に合っているのか、前期モデルの5人乗り改造は現実的なのかなど、購入を検討する上で知っておきたいポイントは数多くあります。高価な買い物で失敗やマイナーチェンジ後悔といった事態は誰もが避けたいはずです。

この記事では、そうした疑問や不安を一つひとつ丁寧に解消し、あなたが最適な一台を見つけるための情報を提供します。

記事のポイント
  • 前期と後期の具体的なデザインの違い
  • 乗車定員や内装、安全装備の変更点
  • グレードごとの特徴と選び方の基準
  • 購入後に後悔しないための注意点
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徹底解説!50プリウスPHV前期後期の違いの全て

徹底解説!50プリウスPHV前期後期の違いの全て

  • 後期はいつから?発売年月日で確認
  • 前期・後期の違いは外観デザインにあり
  • どっちがかっこいい?見た目の印象を比較
  • プリウス50前期後期違いは内装の質感にも
  • マイナーチェンジ違いによる安全装備の進化

後期はいつから?発売年月日で確認

プリウスPHVは、今回の一部改良で、乗車定員を従来型の4名から5名とし、ゆとりの車内空間を実現すると共に、災害などの停電時でも、プリウスPHVを頼れる“蓄電池”として活用できる、V2H(ブイツーエイチ)も備えました。

50系プリウスPHVにおける前期モデルと後期モデルの大きな境目は、2019年5月9日に行われた一部改良です。このタイミングで、これまで4人乗りだった乗車定員が5人乗りに変更されるなど、使い勝手に関わる重要なアップデートが実施されました。したがって、一般的にこの2019年5月以降に販売されたモデルが「後期型」として認識されています。

中古車を探す際には、単純な年式だけでなく、この2019年5月という具体的な時期を基準にすることで、前期型と後期型を正確に見分けることが可能です。車両情報に記載されている初度登録年月を確認することが、希望する仕様のモデルを見つけるための確実な方法となります。

これ以降も、2020年7月には安全装備のさらなる強化、2021年6月には快適装備の標準化といった改良が重ねられていますが、最も大きな変更点である5人乗り仕様への変更が行われたのが2019年5月であるため、ここを前期と後期の分かれ目と捉えるのが一般的です。

前期・後期の違いは外観デザインにあり

比較項目 前期モデル(標準プリウス) 後期モデル(標準プリウス)
ヘッドライト Z字型の通称「涙目」デザイン 直線的でシャープなデザイン
テールランプ 縦に伸びる個性的なデザイン 横長で安定感のあるデザイン
フォグランプ ヘッドライト下部にアクセサリーランプと一体化 ロアグリルの両端に独立した円形ランプ

 

50系プリウスPHVの前期モデルと後期モデルを見分ける最も分かりやすいポイントは、外観デザインの違いにあります。ただし、ベースとなっているプリウスのマイナーチェンジとは異なり、プリウスPHV自体のフロントマスクやリアスタイルに大きな変更はありませんでした。PHVは元々、標準のプリウスとは異なる先進的なデザインが与えられていたためです。

しかし、標準プリウスの前期・後期を見分けるポイントを知っておくことは、中古車選びで混同しないために役立ちます。

ヘッドライトとテールランプ

標準プリウスでは、前期型のヘッドライトは「涙目」とも呼ばれるZ字型の個性的な形状をしていました。これに対し後期型では、より直線的でシャープなデザインに変更され、落ち着いた印象を与えます。

テールランプも大きな変更点で、前期型は縦に伸びる独特な形状でしたが、後期型では横長の安定感があるデザインへと変わりました。リアビューの印象が大きく異なるため、外観で前期・後期を判断する際の重要な手がかりとなります。

フロントバンパーとフォグランプ

フロントバンパーのデザインも、ヘッドライトやテールランプの変更に合わせて調整されています。前期型は個性的なランプ類と一体感のあるインパクトの強いデザインでしたが、後期型は全体的にシンプルでスポーティーな造形になりました。

特にフォグランプの形状と位置は識別しやすいポイントです。前期型ではヘッドライト下部に三角形のアクセサリーランプと一体化していましたが、後期型ではロアグリルの両端に小さな円形のランプとして独立して配置されています。

これらの外観の違いは、プリウスPHVそのものではなく、ベースのプリウスにおける変更点ですが、中古車市場では両者が混在しているため、基本的な違いとして把握しておくと良いでしょう。

どっちがかっこいい?見た目の印象を比較

どっちがかっこいい?見た目の印象を比較

50系プリウスの前期と後期、どちらのデザインがかっこいいかは、個人の好みに大きく左右される部分です。それぞれのデザインには明確な特徴があり、どちらを好むかで評価が分かれます。

前期モデルのデザインは、非常にアグレッシブで前衛的なスタイルが特徴です。特にZ字型のヘッドライトや縦長のテールランプは、従来の自動車デザインの常識にとらわれない斬新さがあり、未来的な印象を与えます。この挑戦的なデザインを「個性的で格好いい」と評価する声がある一方で、一部では「奇抜すぎる」といった否定的な意見もあり、好みがはっきりと分かれるデザインと言えます。

一方、後期モデルは、前期モデルのデザインに対する市場の反応を踏まえ、より多くの人に受け入れられやすい、洗練されたスポーティーなデザインへと修正されました。横長のヘッドライトとテールランプは安定感があり、全体的にシンプルでクリーンな印象を与えます。この変更により、前期型が苦手だった層からも「かっこよくなった」と好意的に評価されることが多くなりました。

以上のことから、より個性的で他の車とは違う存在感を求めるのであれば前期モデル、万人受けする安定したデザインを好むのであれば後期モデルが、それぞれ魅力的に映ると考えられます。

プリウス50前期後期の違いは内装の質感にも

比較項目 前期モデル 後期モデル
内装加飾 ホワイト加飾(ステアリング周り等) ピアノブラック調加飾
ナビゲーション 標準的な横型ナビ Aグレード以上で縦型11.6インチナビ選択可
おくだけ充電 標準サイズのスペース 大型スマートフォンに対応した拡大スペース

50系プリウスおよびプリウスPHVの前期と後期の違いは、内装の細かな仕様や質感にも見られます。毎日触れる部分だからこそ、これらの違いは満足度に影響を与える可能性があります。

加飾パネルと大型ナビの選択肢

内装の雰囲気で分かりやすい違いは、加飾パネルの色です。前期モデルでは、ステアリングスイッチ周りやセンターコンソールの一部に白い加飾(ホワイト加飾)が用いられ、クリーンで先進的なイメージを演出していました。これに対して後期モデルでは、これらの加飾がピアノブラック調に変更され、より引き締まった上質な空間を創出しています。

また、後期モデルのAグレード以上では、縦型の11.6インチ大型ディスプレイナビゲーションシステムが選択可能になりました。前期モデルでは一部の特別仕様車に限られていたこの装備は、操作性や視認性に優れており、車内の先進性を象徴するアイテムです。ナビの使い勝手を重視する方にとっては、後期モデルの大きなアドバンテージとなります。

スマートフォンの充電スペース

現代のカーライフに欠かせない装備として、スマートフォンのワイヤレス充電機能「おくだけ充電」があります。後期モデルでは、この充電スペースが拡大され、大型化するスマートフォンにも対応できるように改良されました。細かな点ですが、日常の利便性を高める嬉しい変更点です。

マイナーチェンジの違いによる安全装備の進化

安全装備 前期モデル 後期モデル
Toyota Safety Sense 一部グレードに設定(Toyota Safety Sense P) 全車標準装備(機能向上版)
インテリジェントクリアランスソナー 一部グレードに設定 全車標準装備
レーントレーシングアシスト(LTA) なし 搭載(2020年7月〜)
専用通信機(DCM) オプション 全車標準装備

50系プリウスPHVは、マイナーチェンジを重ねるごとに安全装備が着実に進化しており、前期と後期ではその内容に違いがあります。特に、2020年7月の一部改良では、安全機能が大幅に強化されました。

後期モデルでは、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能が向上しています。具体的には、プリクラッシュセーフティが夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知できるようになり、対応できるシーンが拡大しました。また、車線の中央を走行するようにステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」や、道路標識を認識してディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」などが追加され、運転支援のレベルが高まっています。

さらに、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違い事故を抑制する「インテリジェントクリアランスソナー」が、後期モデルでは全車に標準装備となりました。前期モデルでは一部グレードでの設定だったため、どのグレードを選んでも高い安全性能が備わっているのは後期モデルの大きなメリットです。

これらのことから、より高度な安全運転支援システムを求めるのであれば、後期モデル、特に2020年7月以降のモデルを選択することが賢明な判断と言えます。

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購入前に知るべき50プリウスPHV前期後期の違い

購入前に知るべき50プリウスPHV前期後期の違い

  • プリウスPHVが4人乗りなのはなぜ?
  • プリウスPHVの5人乗り改造は可能か
  • グレード構成で見る装備の差
  • プリウスPHVで後悔しないための注意点
  • 前期・後期買うならどっち?判断基準を解説
  • 総括:50プリウスPHV前期後期違いを理解しよう

プリウスPHVが4人乗りなのはなぜ?

プリウスPHVは4人乗りのイメージが強いけど5人乗りもあるのか。4人乗りの方が後席の座り心地が良いって聞くし、普段あまり後ろに人を乗せないなら前期型の中古もアリだな。センターコンソールがしっかりしてるのも逆に高級感あるし。

2017年2月に登場した50系プリウスPHVの前期モデルが4人乗り仕様だったのには、いくつかの理由が考えられます。ユーザーにとっては利便性に関わる大きなポイントであり、その背景を理解することはモデル選びの参考になります。

最大の理由は、大容量のリチウムイオンバッテリーの搭載スペースを確保するためでした。EV走行距離を延ばすために、標準のプリウスよりも大きなバッテリーが必要となり、そのバッテリーをリアシート下に効率よく配置した結果、後席中央のスペースが犠牲になりました。

もう一つの理由として、車内の上質さやパーソナル感を高めるという意図があったと考えられます。後席を左右独立した2人掛けとし、中央に大型のセンターコンソールを設けることで、乗員一人ひとりがゆったりとくつろげる空間を演出しました。これは、トヨタの燃料電池車「MIRAI」にも通じる考え方であり、プリウスPHVを単なるエコカーではなく、付加価値の高い特別な車として位置づけようとした戦略がうかがえます。

しかし、市場からは「いざという時に5人乗れないのは不便」という声が多く寄せられ、その結果、2019年5月の後期モデルから5人乗り仕様へと変更されることになりました。

プリウスPHVの5人乗り改造は可能か?

ビフォー アフター ZVW52前期型を、後期型の3人がけシートに交換して、無事5人乗りになり、4人家族プラスワンコの我が家のデメリットが解消しました。車検上はまだ4人乗りですので、次の車検の時に陸運局に行き5人乗りに変更してみようと思います。

前期モデルのプリウスPHVは4人乗り仕様ですが、「どうしても5人で乗りたい」というニーズから、後部座席を5人乗り仕様に改造することは可能か、という疑問を持つ方もいるでしょう。

技術的には、後期モデル用のリアシート(3人掛けベンチシート)の部品を取り寄せて交換することで、5人乗り仕様への改造は可能です。実際にDIYで改造を行ったユーザーの事例も存在します。シートの取り付け自体は、基本的な構造が共通しているため、比較的スムーズに行えるようです。

ただし、これにはいくつかの重要な注意点があります。最も大切なのは、単にシートを交換しただけでは法的に5人乗りの車として認められないという点です。乗車定員を変更するには、運輸支局に車両を持ち込み、「構造等変更検査」を受けて合格する必要があります。この手続きを行わずに定員を超えて乗車すると、法律違反となります。

また、シートベルトのアンカーポイントの設置など、安全に関わる部分の施工も伴うため、専門的な知識と技術が求められます。安易な改造は安全性を損なう危険性があるため、もし実施を検討する場合は、専門の業者に相談の上、法的な手続きまで含めて適切に行うことが不可欠です。

グレード構成で見る装備の差

グレード シート素材 ステアリング 主な快適装備
S ファブリック ウレタン 基本的な装備
A 上級ファブリック 本革巻き 快適温熱シート、ナノイー
Aプレミアム 本革 本革巻き 快適温熱シート、シートベンチレーション、ナノイー

50系プリウスPHVのグレードは、主にベーシックな「S」、装備が充実した「A」、最上級の「Aプレミアム」の3つが基本となります。それぞれのグレードで内外装の質感や快適装備が異なるため、自分の求めるものに合わせて選ぶことが大切です。

ベースグレード「S」

「S」は基本的な装備を備えたグレードです。ステアリングがウレタン製であったり、シートがファブリックであったりと、内装はシンプルですが、プリウスPHVの優れた走行性能や燃費性能は十分に享受できます。価格を抑えたい場合に適した選択肢です。

上級グレード「A」と最上級「Aプレミアム」

「A」グレードになると、ステアリングが本革巻きになり、前席には快適温熱シートが標準装備されるなど、快適性が向上します。さらに、空気清浄効果のある「ナノイー」も搭載され、車内の質感が一段と高まります。

最上級の「Aプレミアム」では、シートが本革仕様となり、高級感が格段にアップします。加えて、シートの蒸れを防ぐシートベンチレーション機能(前席)も装備されるため、長時間のドライブでも快適に過ごせます。内外装ともに最も豪華な仕様を求めるなら、Aプレミアムが最適な選択です。

これらの基本グレードに、安全装備を充実させた「セーフティパッケージ」や、ナビを標準装備した「ナビパッケージ」、スポーティーな「GR SPORT」などが設定されており、多彩なラインナップから選ぶことができます。

プリウスPHVで後悔しないための注意点

PHVの充電カード、4月から料金改定で使い放題が無くなるの痛いな…。月会費払ってさらに普通充電1分4.95円は、ガソリン代より高くなる場面も出てきそう。自宅充電が基本じゃないと、PHVのメリットってどんどん薄れていくな。

プリウスPHVは優れた環境性能と走行性能を誇る一方、購入後に「後悔した」と感じる可能性のあるポイントも存在します。事前にデメリットや注意点を理解しておくことで、満足度の高いカーライフを送ることができます。

荷室(ラゲージスペース)の広さ

プリウスPHVの弱点としてよく挙げられるのが、荷室の狭さです。大容量バッテリーを荷室下に搭載しているため、床面が高くなっており、標準のプリウスに比べて容量が小さくなっています。ゴルフバッグが2つ程度しか積めないなど、大きな荷物を頻繁に運ぶ方や、家族での旅行が多い方は、購入前に実際の荷室スペースを確認し、自分の使い方に合うか検討することが不可欠です。

充電インフラとランニングコスト

PHVのメリットを最大限に活かすには、自宅に充電設備があることがほぼ前提となります。自宅で充電できなければ、ガソリンを主に使うハイブリッド車としての利用が中心となり、車両価格の高さを回収することが難しくなります。

また、公共の充電ステーションの利用料金にも注意が必要です。特に近年、EV・PHV用充電カードの料金プランが改定され、以前のように「使い放題」で安価に利用できるサービスは減少しています。使い方によっては、充電にかかる費用がガソリン代を上回る可能性もあるため、自身の走行距離や充電環境を考慮したランニングコストのシミュレーションが大切になります。

前期・後期買うならどっち?判断基準を解説

前期・後期買うならどっち?判断基準を解説

50系プリウスPHVの前期モデルと後期モデル、どちらを選ぶべきかは、購入者が何を重視するかによって変わってきます。それぞれのメリットを理解し、自分の予算やライフスタイルに合った選択をすることが鍵となります。

価格重視なら「前期モデル」

最大のメリットは価格です。走行性能や基本的な燃費性能は後期モデルとほとんど変わらないにもかかわらず、中古車市場ではより安価に手に入れることができます。特に、コストパフォーマンスを最優先する方には前期モデルがおすすめです。4人乗りという点も、主に1~2人で乗ることが多い方や、後席の使用頻度が低い方にとっては、大きな問題にならないでしょう。安全装備が充実した2018年式のAグレード以上を選べば、満足度はさらに高まります。

乗車定員と装備の充実度なら「後期モデル」

家族や友人を乗せる機会が多く、5人乗りの利便性が不可欠な方には、後期モデルが唯一の選択肢となります。また、前述の通り、後期モデルは安全装備や快適装備がより充実しています。特に、全グレードでToyota Safety Senseやインテリジェントクリアランスソナーが標準装備されている点は、大きな安心材料です。最新の安全機能や快適な装備を求めるのであれば、後期モデルを選ぶのが賢明です。

「50プリウスPHV前期後期の違いは?前期の手頃さと後期の充実度を徹底解説」のまとめ

この記事では、50系プリウスPHVの前期モデルと後期モデルの違いについて、多角的に解説しました。最後に、購入を検討する上で重要なポイントをまとめます。

  • 前期と後期の境目は2019年5月の一部改良
  • 後期モデルは乗車定員が4人から5人へ変更された
  • 外観デザインはベースのプリウスで前期・後期に違いがある
  • 前期デザインは個性的、後期デザインは洗練された印象
  • 内装は後期のほうがブラック基調で質感が向上
  • 後期Aグレード以上で11.6インチの大型ナビが選択可能
  • 安全装備は後期モデル、特に2020年7月以降が格段に充実
  • Toyota Safety Senseの機能向上やICSの標準化が後期の利点
  • 前期が4人乗りだったのはバッテリー搭載スペースとコンセプトのため
  • 前期モデルの5人乗り改造は可能だが構造変更検査が必要
  • グレードはS・A・Aプレミアムが基本で、上位ほど快適装備が豪華
  • PHVの弱点である荷室の狭さは購入前に確認が必須
  • 自宅に充電設備がないとPHVのメリットを活かしきれない
  • コストパフォーマンスを重視するなら前期モデルが魅力的
  • 5人乗りの利便性と最新の安全装備を求めるなら後期モデルが最適