
「rav4のリセールは本当に悪いのか?」という疑問に対し、悪いは誤解で実際は非常に高いことをデータで解説します。RAV4の購入を検討する際、rav4 リセール悪いという噂を耳にすると、本当に選んで良いのか不安になりますよね。
この記事では、最新の市場データに基づき、その疑問を徹底的に解消します。人気のハリアー どっちを選ぶべきか迷っている方のために、具体的なライバル車 比較も行い、RAV4の本当の価値を明らかにします。
また、3年後の具体的なリセール価値や、注意が必要な残価設定 5年の実態、グレード別のリセールランクにも触れていきます。将来の価格予想、人気のアドベンチャーで選ぶべき色、さらには価格を支える輸出市場の実情まで、リセール率がいい車を求めるあなたの知りたい情報を網羅的に解説します。
- RAV4のリセールが「悪い」は誤解である理由
- 3年後や5年後の具体的なリセール率データ
- ハリアーやフォレスターなど競合車種との比較
- リセール価値を最大化するグレードや色の選び方
目次
rav4のリセールが悪い説をデータで検証

- rav4のリセーは悪いのか?
- RAV4のリセール最新データ公開
- ハリアーとRAV4 どっちが人気?リセールは?
- ライバル車とのリセール率比較表
- 3年のリセールは?
- 残価設定 5年のリセールは?
- リセール率がいい車の共通点
rav4のリセーは悪いのか?

結論から申し上げますと、RAV4のリセールバリューは「悪い」という評価は誤解であり、実際には国産車全体で見ても非常に高い水準を維持しています。中古車市場の取引データや買取業者のオークション相場を見ても、RAV4は一貫して高い残価率を示しています。
では、なぜ「リセールが悪い」といったネガティブな検索が一部で行われるのでしょうか。これにはいくつかの背景が考えられます。
「悪い」と検索される背景
1. PHEVモデルの「リセール率」
RAV4にはガソリン、ハイブリッド(HEV)、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)の3種類があります。PHEVモデルは、トヨタ公式サイトの価格表を見てもわかる通り、Zグレードで新車価格が563.3万円と、ガソリンのアドベンチャー(約370万円)などと比べて非常に高額です。売却時の「金額」は高くても、新車価格に対する「下落率(リセール率)」で計算すると、ガソリン車やHEVより低く見えてしまいます。このPHEVモデルの数値だけを見て「RAV4は悪い」と判断されている可能性があります。
2. 競合車種との比較タイミング
SUV市場は、ハリアー、エクストレイル、フォレスターなど強力なライバルがひしめく激戦区です。これらの車種もリセールが高いため、比較するデータや時期によっては、一時的にRAV4の数値が低く見える瞬間があるかもしれません。
3. グレードや色の選択
RAV4の中でも、リセールには明確な「勝ちパターン」が存在します。例えば、エントリーグレードの「X」や、好みが分かれるボディカラーを選んだ場合、人気グレード(アドベンチャーなど)と比較して売却額が低くなることがあります。こうした個別の取引事例が「リセールが悪い」という印象を広めている可能性も否定できません。
しかし、これらはあくまで一部分を切り取った見方です。車両全体として見れば、RAV4は国内外での圧倒的な需要、特に海外への輸出人気が価格を強力に支えています。そのため、「RAV4のリセールが悪い」というのは、特定の条件下での話や誤解に基づくものである可能性が極めて高いと言えます。
RAV4のリセール最新データ公開
| RAV4 年式別リセール率(目安) | ||
|---|---|---|
| 経過年数 | グレード例 | リセール率(目安) |
| 1年落ち | アドベンチャー (ガソリン) | 90% ~ 100%超 |
| 3年落ち | ハイブリッド アドベンチャー | 約 85.7% |
| 3年落ち | アドベンチャー オフロード (ガソリン) | 約 85.0% |
| 5年落ち | 2.0 アドベンチャー (ガソリン) | 約 75.8% |
| 5年落ち | 2.0 G Zパッケージ (ガソリン) | 約 69.5% |
RAV4のリセールバリューは、経過年数やグレードによって変動しますが、2025年時点の最新データを調査すると、その並外れた高さが改めて浮き彫りになります。
例えば、中古車オークションの取引相場を基にした調査データでは、RAV4の3年落ち(2022年式)におけるリセール率が非常に高い数値を示しています。一例として、「ハイブリッド アドベンチャー」が85.7%、「ガソリン アドベンチャー オフロードパッケージ」が85.0%といった驚異的な残価率を記録しているケースが報告されています。
さらに注目すべきは、一部のグレードや条件が揃った場合です。別の調査では、3年落ちのガソリンモデル「アドベンチャー(4WD)」が、新車価格313.7万円に対して315万円という買取額が提示され、残価率が100%を超える事例も確認されています。これは、新車購入時よりも高く売却できたことを意味します。
5年落ちでも続く高い価値
RAV4の価値は、一般的な車が大きく値下がりする5年落ちのタイミングでも高い水準を保ちます。2020年式(5年落ち)のデータを見ると、以下のようになっています。
- 2.0 アドベンチャー:75.8%
- 2.0 G Zパッケージ:69.5%
- 2.0 G:68.7%
一般的な国産乗用車の5年後残価率が40%〜50%程度とされる中で、RAV4が70%前後のリセール率を維持していることは、いかに市場価値が崩れにくい車種であるかを示しています。新車当時はもちろん、1年落ちや未使用車であれば、100%を超えるリセール率も決して珍しいことではありません。
ハリアーとRAV4 どっちが人気?リセールは?
| RAV4 vs ハリアー 比較 | ||
|---|---|---|
| 比較項目 | RAV4 | ハリアー |
| 新車販売台数 (2024.4-2025.3) |
29,848台 | 63,684台(国内人気は高い) |
| 3年落ちリセール率 (目安) |
約 80% ~ 86% | 約 78% ~ 84% |
| リセールの特徴 | 海外輸出需要が非常に強く、相場が底堅い。 | 国内中古車市場での人気が非常に高い。 |
RAV4と同じプラットフォーム(GA-K)を使用する兄弟車であり、最大のライバルがハリアーです。キャラクターが異なるこの2台は、新車人気とリセールの面で興味深い違いを見せています。
人気(新車販売台数)の比較
まず、国内市場における新車の「人気」という面では、ハリアーがRAV4を上回っています。一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が公表した統計データ(2024年4月〜2025年3月の乗用車ブランド通称名別順位)によると、ハリアーは63,684台を販売しました。対してRAV4は29,848台となっており、国内ではハリアーが倍以上の支持を得ています。
この差は、ハリアーが持つ「都市型高級SUV」としての洗練されたデザインや上質な内装が、現在の国内ユーザーの嗜好(しこう)により強く響いているためと考えられます。一方、RAV4はよりアクティブでオフロード志向のタフなデザインが特徴です。
リセールバリューの比較
では、手放す際の価値であるリセールバリューはどうでしょうか。この点においては、両車は非常に高いレベルで拮抗(きっこう)しており、一概にどちらが優れているとは言えません。
ある調査データでは、3年落ちのリセール率において、ハリアーが49%~88%の範囲であるのに対し、RAV4は53%~86%の範囲とされています。これは、RAV4の方が最低ラインの価値(いわゆる「ハズレ」グレード)が高く、どのグレードを選んでも一定以上のリセールが期待できることを示唆しています。
また、別の3年落ち国産車リセールランキングでは、RAV4(ハイブリッド アドベンチャー)が85.7%(全体37位)、ハリアー(Zレザーパッケージ)が84.6%(全体41位)と、RAV4がわずかに上回る結果も出ています。
結論として、国内での新車人気はハリアーに軍配が上がりますが、リセールバリューに関してはRAV4も全く引けを取りません。むしろ、RAV4は国内需要に加えて強力な「海外輸出需要」があるため、特定のグレード(特にガソリンのアドベンチャー)ではハリアーを凌駕(りょうが)するケースも多く見られます。どちらも「リセールが非常に良い車」であることは確実です。
ライバル車とのリセール率比較表

RAV4のリセールバリューがいかに高いかは、他の主要なライバル車種と比較することで一層明確になります。ここでは、SUVカテゴリの主要な競合車種と、3年落ち時点での平均的なリセール率(残価率)の目安を比較表にまとめました。
注意:下記のリセール率はあくまで市場の傾向を示す目安です。実際の買取価格は、グレード、年式、走行距離、車両の状態、オプションの有無によって大きく変動します。
| 車種名 | メーカー | 3年落ちリセール率(目安) | 市場での特徴・傾向 |
|---|---|---|---|
| RAV4 | トヨタ | 約80% ~ 86% | 国内外で圧倒的な人気。特に海外輸出の需要が相場を強力に下支えしている。 |
| ハリアー | トヨタ | 約78% ~ 84% | 国内での人気が非常に高く、都市型SUVとして確固たる地位を築いている。RAV4と双璧。 |
| フォレスター | スバル | 約70% ~ 91% | グレードによる差が大きいが、「スポーツ」グレードなどは高い残価率を記録。AWD性能が根強く評価されている。 |
| エクストレイル | 日産 | 約62% ~ 63% | 新型(T33型)へのモデルチェンジにより、旧型のリセールは下落傾向だが、e-4ORCEは一定の需要を維持。 |
| CX-5 | マツダ | 約53% ~ 69% | ディーゼルモデルの人気がリセールを支えているが、トヨタのハイブリッド車と比較するとやや低い傾向。 |
| CR-V | ホンダ | 約53% ~ 69% | 海外での人気は高いものの、国内市場では競合車種に押され気味で、リセールも伸び悩む傾向がある。 |
この比較からも分かる通り、トヨタの2車種(RAV4、ハリアー)と、スバルのフォレスター(特定グレード)がリセール市場を牽引している構図が見て取れます。RAV4の安定した高いリセール率は、中古車市場におけるその絶対的な評価の高さを物語っています。
3年のリセールは?

多くの方が車を乗り換える目安とする「3年後」(最初の車検前)は、RAV4のリセールバリューが最も輝くタイミングの一つです。
前述の通り、3年落ちのRAV4は驚異的に高い残価率を示します。2025年時点の市場データでは、3年落ち・走行距離3万km程度のRAV4が、国産車全体のリセールバリューランキングでトップクラス(例:ハイブリッド アドベンチャーが37位)に位置付けられるほどの実力を持っています。
具体的な数値で見ると、「ハイブリッド アドベンチャー」で約85.7%、「ガソリン アドベンチャー オフロードパッケージ」で約85.0%というデータが確認されています。仮に新車価格が410万円の車であれば、3年後に約350万円もの売却額が期待できる計算になり、これは非常に高い資産価値と言えます。
「なぜ3年落ちが高いのか?」というと、国内中古車市場での需要が最も高まる年式であることに加え、海外輸出のルートも見え始めるタイミングだからです。RAV4は特に海外(ケニアなど)で7年落ちの車両に強い需要があることは知られていますが、3年落ちの極上中古車もまた、別の市場(マレーシアなど)で人気があります。
国内の需要と海外の需要が両方見込める3年落ちのタイミングは、RAV4の価値を最大化できる「ゴールデンタイム」の一つです。最初の車検費用がかかる前に売却することで、購入時の負担額を劇的に軽減できる可能性を秘めています。
残価設定 5年のリセールは?
| 5年後残価率:「残クレ設定」 vs 「市場相場」 | ||
|---|---|---|
| 比較対象 | 5年後の残価率(目安) | 備考 |
| ディーラーの残価設定(残クレ) | 約 32.0% | 走行距離や車両状態の条件あり。あくまで「保証額」。 |
| 実際の中古車市場(市場リセール) | 約 65% ~ 75%超 | 買取業者に売却する場合の相場。アドベンチャーGは75%超も。 |
新車購入時に、月々の支払額を抑えるために「残価設定クレジット(残クレ)」の利用を検討する方は非常に多いです。特に5年プランは月々の負担が軽くなりますが、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
最も注意すべき点は、「ディーラーが設定する残価(残価設定率)」と「実際の中古車市場での価値(市場リセール率)」は全く別物であるということです。
ディーラーの「残価設定率(5年)」
残価設定クレジットにおける5年後の「残価率」は、あくまでディーラー(販売店)が「5年後にこの金額で引き取ることを保証しますよ」という保証額に過ぎません。多くの場合、この保証額は市場相場よりも意図的に低く設定されています。
ある情報によれば、RAV4の5年後の残価設定率は約32.0%(走行距離60,000km以内、車両状態の条件付き)とされています。これは、新車価格400万円の車なら、5年後の保証額が128万円ということです。
実際の「市場リセール率(5年)」
一方で、5年落ちのRAV4を実際の中古車市場で売却した場合の「リセール率」は、このディーラー設定値をはるかに上回ります。2025年時点で5年落ち(2020年式)のRAV4の市場リセール率データを見てみましょう。
- 2.0 アドベンチャー:約75.8%
- 2.0 G Zパッケージ:約69.5%
- 2.0 G:約68.7%
- ハイブリッド G:約65.5%
仮に市場リセール率が平均70%だとすると、新車価格400万円の車は、5年後に280万円の価値があることになります。
残クレ利用時の重大な注意点
もし5年後にディーラーの残価設定(128万円)で車を返却してしまうと、市場価値(280万円)との差額である152万円分を丸ごと損してしまうことになります。
残クレを利用した場合でも、最終回(5年後)には絶対にディーラーに車を返却してはいけません。自分で買取業者を探して最高額で売却し、そのお金で残債(この場合は128万円)を一括清算するべきです。これが、残クレを利用しつつリセールメリットを享受する唯一の方法です。(参照:トヨタファイナンス「残価設定型プラン」)
リセール率がいい車の共通点

RAV4がなぜこれほどまでに高いリセール率を維持できるのか。単に「人気だから」という理由だけではありません。市場価値が落ちにくい、いわゆる「リセール率がいい車」には、いくつかの明確な共通点が存在します。RAV4はこれらの条件を奇跡的なバランスで満たしているのです。
1. 圧倒的なブランド力と信頼性
まず最も重要な基盤となるのが「トヨタ」というグローバルブランドの信頼性です。トヨタ車は「故障が少ない」「耐久性が高い」「どこでも修理できる」という評価が世界中で確立されています。この安心感が、中古車として購入する際のハードルを下げ、結果として中古車価格(リセールバリュー)を底堅く支えます。
2. 国内外での底堅い需要(特に輸出)
RAV4は、国内でのSUV人気はもちろんのこと、北米、ケニア、マレーシア、ニュージーランドなど、世界中の国々で膨大な需要があります。特に重要なのが「輸出需要」です。国内の中古車市場が飽和したり、相場が下落傾向になったりしても、海外のバイヤーが常に買い支えてくれるため、価格が暴落しにくいのです。
3. 市場の主流である人気カテゴリ(SUV)
現在は世界的にSUVブームが続いています。かつてのセダンやミニバンに代わり、今はSUVが市場の主流です。中古車市場でも当然SUVを探す人が最も多いため、需要が供給を上回る傾向が続き、リセールバリューが高値で安定しやすくなります。
4. 希少性と付加価値(特定グレードや装備)
ただのRAV4ではなく、「アドベンチャー」のような独自性の高いデザインを持つグレードや、「アーバンカーキ」のようなそのグレードを象徴する特定の色。さらには「パノラマムーンルーフ」や「JBLプレミアムサウンドシステム」のような、後付けできない人気のメーカーオプション。これらは中古車市場で探している人が多く、「指名買い」の対象となります。この希少性が付加価値となり、リセールをさらに押し上げる要因となります。
RAV4は、これら4つの条件全てを高レベルで満たしているため、「リセール率がいい車」の代表格として君臨しているのです。
rav4のリセールが悪いを防ぐ要因

- グレード別リセール ランク
- リセールで色による価格差は?
- アドベンチャーのリセールを想定した色選び
- リセールと輸出需要の影響
- 今後のリセール予想
- rav4 リセール悪い説の結論
グレード別リセールランク

RAV4の購入を検討する上で、「リセールが悪い」状態を避けるために最も重要なのがグレード選びです。同じRAV4でも、どのグレードを選ぶかによって、数年後の売却額は数十万円単位で変わってきます。
2025年現在の市場データに基づき、リセールバリュー(3年落ち目安)の高い順にランク付けすると、以下のようになります。
| リセールランク | グレード名 | 特徴とリセール傾向 |
|---|---|---|
| SSS (特に高い) | アドベンチャー (ガソリン) | 専用のフロントグリルやバンパー、大型フェンダーアーチなど、オフロードテイストを強調した外観が国内外で圧倒的な人気を誇ります。特に輸出需要が非常に強く、RAV4の中で最強のリセールを維持しています。「オフロードパッケージ」はさらに高い評価を受けます。 |
| SS (高い) | アドベンチャー (ハイブリッド) | アドベンチャーのデザインとハイブリッドの経済性を両立したグレードです。ガソリンモデルほどの爆発的な輸出需要はありませんが、国内人気が非常に高く、ガソリン車に次ぐ高値で安定しています。 |
| S (高い) | G Zパッケージ (ガソリン) | Gグレードをベースに、19インチアルミホイールや専用装備でスポーティさを高めたグレードです。装備の充実度と価格のバランスが良く、中古車市場でも安定したリセールを維持しています。 |
| A (標準以上) | G (ガソリン / ハイブリッド) | 装備が充実した標準グレードです。RAV4自体の基本需要が高いため、このグレードでも一般的な乗用車と比べればはるかに高いリセールが期待できます。 |
| B (標準) | X (ガソリン / ハイブリッド) | エントリーグレード(廉価版)にあたります。上位グレードのような付加価値(専用外装や豪華装備)がないため、リセール率は他のグレードより低くなる傾向があります。 |
| C (やや低い傾向) | PHV (全グレード) | プラグインハイブリッドモデルは、新車価格が非常に高額(560万円〜)です。そのため、売却時の「金額」は高くても、新車価格からの「下落率(リセール率)」で計算すると、他のグレードより低くなります。リセール率を最重要視する場合は注意が必要です。 |
結論として、リセールバリューを最重要視するならば、ガソリンモデルの「アドベンチャー」、特に「オフロードパッケージ」が最も有利な選択と言えます。専用の外観パーツが中古車市場で非常に高く評価されています。
リセールで色による価格差は?
| 一般グレードのカラー別リセール(目安) | ||
|---|---|---|
| 人気ランク | ボディカラー | リセールへの影響 |
| ◎ (高い) | プラチナホワイトパールマイカ | 定番の人気色。安定して高値が付きやすい。 |
| ◎ (高い) | アティチュードブラックマイカ | 白と並ぶ定番色。中古車市場での需要が最も高い。 |
| △ (低い) | グレーメタリック / ブルー系 / レッド系 | 好みが分かれるため、人気色より10~20万円程度低い査定になる可能性あり。 |
グレード選びの次にリセールバリューへ大きく影響するのが、ボディカラーの選択です。どれだけ人気グレードを選んでも、不人気な色を選んでしまうと、それだけで数十万円のマイナス査定につながることも珍しくありません。
RAV4の「G」や「X」といった一般グレードにおいて、リセールで最も有利な定番カラーは、以下の2色です。
- プラチナホワイトパールマイカ (オプション料金 +33,000円)
- アティチュードブラックマイカ
これら白系と黒系は、中古車市場における絶対的な定番色です。性別や年齢、使用シーンを問わず誰からも選ばれるため、中古車として再販しやすく、買取価格も安定して高値が付きます。
リセールが低めになる傾向のカラー
一方で、好み(しこう)がはっきりと分かれやすい個性的なカラーは、中古車市場では買い手が限定されるため、リセールが低くなる傾向があります。
- グレー系 (グレーメタリックなど)
- ブルー系 (グレイッシュブルーなど)
- レッド系 (センシュアルレッドマイカなど)
これらの色は、白や黒といった人気色と比較した場合、車両の状態が同じでも10万円から、場合によっては20万円程度、査定額が低くなってしまう可能性も考慮しておく必要があります。
ただし、これはあくまで一般グレードの話であり、最強のリセールを誇る「アドベンチャー」には、このルールが当てはまらない特別な人気色が存在します。
アドベンチャーのリセールを想定した色選び
| 「アドベンチャー」グレード カラー別リセール(目安) | ||
|---|---|---|
| 人気ランク | ボディカラー | リセールへの影響 |
| SSS (最強) | アーバンカーキ | アドベンチャー専用色。圧倒的な人気で、黒より20万円高いケースも。 |
| SS (高い) | アッシュグレーメタリック × アーバンカーキ (2トーン) | アーバンカーキに次ぐ人気色。 |
| S (高い) | スーパーホワイトⅡ / アティチュードブラックマイカ | 定番色として安定した人気。ただしアーバンカーキほどの爆発力はない。 |
前述の通り、RAV4の中で最強のリセールバリューを誇る「アドベンチャー」グレードにおいては、色の人気順位が他のグレードとは大きく異なります。
アドベンチャーで最もリセールバリューが高いとされているカラーは、「アーバンカーキ」です。
このアースカラーは、アドベンチャーが持つタフでアクティブなオフロードイメージと完璧に合致しており、「アドベンチャーに乗るならこの色」と指名買いするファンが中古車市場にも多く存在します。そのため、圧倒的な人気を誇り、リセールバリューを押し上げています。
市場データによっては、定番のブラックと比較しても約20万円高く取引されるケースもあるほど、アーバンカーキはアドベンチャーにとって特別な色となっています。
リセールを前提にアドベンチャーの購入を考えるのであれば、「アーバンカーキ」が第一候補となるでしょう。次点で人気が高いのは、アッシュグレーメタリックのルーフとアーバンカーキのボディを組み合わせた2トーンカラー(オプション料金 +55,000円)です。
もちろん、アドベンチャーでプラチナホワイトパールマイカ(アドベンチャーはスーパーホワイトⅡの設定あり)やアティチュードブラックマイカを選んでも、安定した高いリセールは期待できます。しかし、「アーバンカーキ」ほどの爆発的なプラス査定は期待できないかもしれません。リセール価値を最大化したい場合は、アドベンチャーの専用人気色を選ぶのが最も賢明な戦略です。
リセールと輸出需要の影響

RAV4の高いリセールバリューを語る上で、国内人気以上に重要なのが「海外への輸出需要」という要因です。日本国内で役目を終えた中古車が、海外で第二の活躍の場を得ているのです。
RAV4は、特にケニア、マレーシア、ニュージーランド、ロシア、そして北米など、世界中の国々で「壊れないタフなSUV」として絶大な人気を誇ります。これらの国々では、トヨタブランドへの信頼と、RAV4の持つ実用性、耐久性、悪路走破性が高く評価されています。
輸出市場がもたらす特殊な相場ルール
この強力な輸出需要が、RAV4のリセール相場に以下のようないくつかの特徴をもたらしています。
- ガソリン車が有利になる傾向ハイブリッドシステム(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)は、高度な電子制御と専用バッテリーを搭載しています。これらの修理は現地では難しい場合があるため、輸出市場では構造がシンプルで整備しやすい伝統的なガソリン車の方が好まれる傾向が強いです。これが、ガソリンモデルの「アドベンチャー」のリセールが特に高くなる大きな理由の一つです。
- 特定の年式が異常に強くなる現象例えば、ケニアでは「製造から8年以内の中古車しか輸入できない」という規制(8イヤー・ルール)があります。このため、製造から7年が経過した車(=翌年には輸出できなくなる車)の需要が、規制の締め切り前に一時的に高騰するなど、国内の感覚とは異なる特殊な相場の動きをします。RAV4はまさにこの恩恵を受ける車種の一つです。
- 過走行車でも値落ちしにくい日本では走行距離が10万kmを超えると敬遠されがちですが、海外では「車は修理しながら長く乗るもの」という文化が根付いています。そのため、日本市場では価値が低いと見なされる過走行車でも、エンジンや車体の状態が良ければ高値で輸出されていきます。
このように、国内の中古車市場の相場が下がったとしても、常に海外のバイヤーが価格を支えてくれる「セーフティネット」が存在することが、RAV4のリセールが暴落しない最大の要因となっています。
今後のリセール予想
| RAV4 リセール相場 今後の予想 | ||
|---|---|---|
| 期間 | 影響要因 | 相場予想 |
| 短期的 | 円安の継続 | 高値維持 or 上昇傾向 (輸出業者の仕入れが活発化するため) |
| 長期的 | 新型RAV4の登場(2025年度内) | 下落リスクあり (現行モデルの需要が新型へ移行するため) |
現在、非常に高い水準にあるRAV4のリセールバリューですが、今後はどう推移していくのでしょうか。短期的な要因と長期的なリスク要因から予想されます。
短期的な要因:高値維持(円安の影響)
短期的には、現在の円安傾向が続く限り、RAV4のリセールは高値で維持される可能性が高いと考えられます。円安は、海外のバイヤーにとって「日本の高品質な中古車を安く仕入れられる」チャンスタイムを意味します。
輸出業者は仕入れ競争を活発化させるため、オークション相場が上がり、結果として国内の買取価格も上昇しやすくなります。この円安が続く間は、RAV4の輸出需要は堅調に推移するでしょう。
長期的なリスク要因:新型へのモデルチェンジ
一方で、最大の懸念材料は「新型RAV4」の登場です。トヨタは2025年5月21日にワールドプレミア(世界初公開)を行い、2025年度内に日本国内でも発売すると正式に発表しました。(出典:トヨタ自動車株式会社 グローバルニュースルーム)
自動車市場の鉄則として、新型モデルが登場すると、現行モデル(旧型)の需要は新型へと移行し、中古車相場は下落します。特に新型のデザインや性能が大幅に向上した場合、その下落幅は大きくなる可能性があります。
もしRAV4の売却を検討しているのであれば、新型モデルが市場に本格的に出回り、旧型の相場が下落し始める前のタイミング、つまり「今」が最も高く売れる時期である可能性も否定できません。
ただし、前述の通りRAV4は強力な輸出需要に支えられているため、他の多くの国産車ほど急激な値崩れ(リセール暴落)は起きにくいとも考えられます。自身の乗り換えタイミングと、このモデルチェンジによる市場の動きを天秤にかける必要があります。
「rav4のリセール悪い説は嘘?データで徹底検証・損しない選び方」のまとめ
最後に、この記事の総括として「rav4 リセール悪い説」についての結論を、重要なポイントのリストとしてまとめます。
- RAV4のリセールは「悪い」どころか「非常に高い」水準にある
- 「悪い」という噂はPHEVモデルの高い新車価格による「リセール率」の低さが一因の可能性
- 最新データでも3年落ちで85%超、5年落ちで75%超という驚異的な実績がある
- 国内の新車人気はハリアーだがリセールは海外需要の強いRAV4が上回ることも多々ある
- 他のライバル車(エクストレイル、CX-5など)と比較してもリセールは圧勝している
- 3年落ちの価値は国産車全体でもトップクラスに入る
- 5年残価設定(ディーラー保証の約32%)と市場のリアルな相場(約70%)は全く別物
- 残クレ利用時は5年後の車両返却ではなく買取業者への売却(一括清算)が圧倒的に有利
- リセールがいい車の共通点は「ブランド力」「国内外の需要(特に輸出)」「人気カテゴリ(SUV)」
- リセール最強グレードは「ガソリン アドベンチャー」(特にオフロードパッケージ)
- リセール最強カラーは一般的に「白(パール)」と「黒(マイカ)」
- ただしアドベンチャーに限っては「アーバンカーキ」が最強の色となる
- ガソリン車はシンプルな構造で整備しやすいため輸出需要が強くハイブリッドより高リセール傾向
- 短期的には円安の影響で輸出が好調なため高値維持が予想される
- 長期的には2025年の新型モデル登場により現行モデルの相場下落リスクがある






