ライズハイブリッドが生産中止の真相!2025年の現状や納期・中古車高騰

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こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)、運営者の「亮太」です。

「ライズ ハイブリッドが生産中止になった」という情報を検索して、このページに来てくださった方が多いかなと思います。2023年に自動車業界を揺るがしたあのニュースがありましたから、今まさに購入を検討している方や、すでにオーナーの方は、その理由であるダイハツの不正問題、そしてご自身の車やこれから買う車の安全性について、すごく気になっていますよね。

あるいは、生産がいつから再開されたのか、2025年現在(執筆時点:2025年11月)の最新の納期はどうなっているのか、そして過去に話題になったECUリコールとは何が違うのか、情報がちょっと混乱しているかもしれません。さらに、生産中止という異例の事態が、中古車価格やリセールバリューにどんな影響を与えているのか、そこも気になるところだと思います。

この記事では、そうした疑問や不安を一つひとつ解消するために、「ライズ ハイブリッド 生産中止」というキーワードの裏側にある全ての情報を、2025年11月現在の視点で、できるだけ分かりやすく整理してお届けしますね。

記事のポイント
  • ライズの生産が中止(停止)に至った「認証不正」の具体的な理由
  • 停止していた車の「安全性」と、それとは別問題の「リコール」の違い
  • 生産再開後の2025年現在の「最新納期」と「中古車価格」への影響
  • オーナーと購入検討者が今すべきこと(助言)
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ライズ ハイブリッドの生産中止の真相

ライズ ハイブリッドの生産中止の真相

まず、皆さんが一番気になっている「生産中止」問題の核心部分から見ていきましょう。この問題、実は「車の欠陥」というよりは「企業の不正」という側面が非常に強いんです。2023年に一体何が起きて、2025年現在はどうなっているのか、時系列で丁寧に整理しますね。

生産中止は過去。現在は納期遅延

ライズハイブリッドの状況変化
2023年時点
(過去)
2025年11月現在
(今)
生産中止(停止)
(モノが製造されていなかった)
生産再開済み
ただし…
「深刻な納期遅延」
(順番待ちが長すぎる)

いきなり結論から言ってしまうと、「ライズ ハイブリッドの生産中止」は、2025年11月現在においては過去の話です。

確かに、2023年5月19日に生産と出荷が「一時停止」されました。これが「生産中止」と大きく騒がれた理由ですね。当時は調査が長期化し、いつ再開するのか全く目処が立たない状況でしたから、実質的な「生産中止」状態だったのは事実です。

ですが、その後、国土交通省の立ち会いを含む厳しい再試験などで安全性や法規への適合が改めて確認され、2025年1月頃には生産が再開されています。

ただし、これで全てが元通りになったわけではありません。

2025年11月現在、「深刻な納期遅延」という、また別の大きな問題が発生しています。生産停止していた間の膨大なバックオーダー(受注残)と、再開後の「待ってました」とばかりの需要が一気に集中してしまったんですね。

その結果、特にハイブリッドモデルは工場出荷が「2026年3月以降」の目処という、ちょっと信じられないような長い待ち時間になっています。

状況の変化を整理

  • 2023年時点: 「生産中止(停止)」で、そもそもモノが製造されていなかった。
  • 2025年現在: 「生産再開済み」だが「深刻な納期遅延」で、モノはあるが順番待ちが長すぎる。

つまり、ユーザーの皆さんから見た「ライズ ハイブリッドが手に入らない」という状況は続いているのですが、その根本的な原因が2023年と2025年では全く異なっている、という点をおさえておく必要があります。

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理由はダイハツの認証不正

ポール側面衝突試験(UN-R135)のイメージ
助手席側(左側)

正規に試験を実施
(データ提出)
運転席側(右側)

実際は試験せず
(左側データを流用し不正申請)
【不正の内容】
本来は左右両方の試験データが必要だったが、運転席側(右側)の試験を行わず、助手席側(左側)のデータを流用して提出した。

では、なぜ2023年にそんな前代未聞の生産停止に至ったのか。その理由は、ライズの製造元であるダイハツ工業が、「認証手続きにおける不正行為」を行っていたことが発覚したためです。

具体的に問題となったのは、「ポール側面衝突試験(UN-R135)」という安全試験に関する認証手続きでした。(出典:ダイハツ工業株式会社 2023年5月19日ニュースリリース

この試験は、電柱のような細いポール(柱)に対し、時速32kmで車両の側面を衝突させ、乗員の保護性能や燃料漏れがないかなどを確認する、非常に重要な試験です。

何が「不正」だったのか

認証不正の手口
必要な試験 側面衝突試験の「左右両側」のデータ
実際の行為 ・助手席側(左)は正規に試験
・運転席側(右)は試験せず、左側のデータを流用
結論 明らかな「データの捏造・流用

認証を取得するには、車両の「左右両側」、つまり運転席側と助手席側の両方からの衝突試験データが必要でした。

ところがダイハツは、助手席側(左側)の試験は正規に実施したものの、本来は別途試験して提出すべき運転席側(右側)の試験データを、実際には試験を行わず、助手席側(左側)の試験データを流用して提出していたんですね。

これは、試験そのものを省略した、明らかな「データの捏造・流用」行為でした。この不正が2023年5月18日に把握され、翌19日に公表されると同時に、ライズ ハイブリッド(および兄弟車のダイハツ・ロッキー ハイブリッド)は即時、生産・出荷が停止されることになったんです。

安全性は?再試験で基準適合

スキャンダルと安全性(結論)
読者の不安 「安全基準を満たしていない危険な車?」
再試験の結果 問題の運転席側も、法規の安全基準を満たしていることを確認済み(国交省も確認)
問題の本質 「危険な車」だったことではなく、「手続きで不正を働いた」という企業の法令遵守意識の欠如

「不正があった」と聞くと、私たちオーナーや購入検討者としては、「じゃあ、あの車は安全基準を満たしていない危険な車だったの?」と、血の気が引く思いがしますよね。これが一番大切なポイントだと思います。

この最大の疑問に対し、ダイハツは不正発覚後の2023年5月24日に、社内で自主的な再試験を実施しました。その結果、問題となった運転席側(右側)の衝突試験においても、法規に定められた安全基準を満たしていることを確認したと発表しました。

もちろん、社内試験だけでは信頼できませんから、国土交通省もこの報告を受けて立入検査や厳正な確認試験を実施し、最終的に車両の適合性を確認しました。

スキャンダルの本質:「危険」ではなく「不正」

このスキャンダルの核心は、「安全基準に満たない危険な車を売っていた」ことではなく、「基準には適合していた(と結果的には確認された)にもかかわらず、認証試験を省略するために不正を働いた」という、メーカーのコンプライアンス(法令遵守)意識の完全な欠如にあります。

結果的に安全性は(物理的には)担保されていましたが、それはそれ、これはこれ、です。安全基準を守るべきメーカーが、その手続きでズルをしたという事実は、消費者の信頼を根底から揺るがす、極めて深刻な組織的スキャンダルだったと私は思います。

認証不正とリコールは別問題

ライズ ハイブリッドに関して、もう一つ混乱しやすいポイントがあります。それが「リコール」との関係です。

ライズには、この2023年の「側面衝突スキャンダル」とは全く無関係の、複数のリコール(回収・無償修理)やサービスキャンペーンが存在します。

これらは時系列や問題の性質が全く異なるため、混同しないよう注意が必要です。主なものを時系列で整理してみましょう。

・関連記事|認証不正やリコール以外の、ライズの乗り心地や内装、競合車との比較といった全デメリットについては、トヨタ ライズはダメ?後悔しないための4つの判断基準と評価で詳しく解説しています。

時期 種別 内容の概要 危険性 側面衝突スキャンダルとの関連
2022年1月 リコール ECUプログラム不良(加速中、発電用エンジンが再始動せず、最悪走行不能になる恐れ) 全く無し(別問題)
2023年3月 リコール ヒューズブロックのコンデンサ製造不良(ショートし、灯火器が消えたりエンジン停止の恐れ) 高(対象は65台のみ) 全く無し(別問題)
2023年5月 認証不正 側面衝突試験のデータ流用(本件)。安全性は再試験で確認済み。 (安全基準は適合) 本件
2025年6月 サービスC 近接排気騒音の書類上のエンジン回転数記載ミス(単なる事務的ミス) 皆無 全く無し(別問題)

(※上記はデータベース情報に基づき、分かりやすく簡略化したものです)

このように、一般に最も有名になってしまった「側面衝突スキャンダル(2023年5月)」は、皮肉なことに車自体の安全性に実害はなく(基準は適合していたため)、リコール対象にもなっていません(もちろん不正は許されることではありませんが)。

一方で、それ以前に発生したリコールこそが、車の不具合として危険なものだった、ということが分かりますね。

危険だったECUリコールとは?

注意すべき「ECUリコール」(2022年1月)
スキャンダルとの関連 全くの別問題(スキャンダルより前の不具合)
危険性 ECUプログラム不良により、最悪の場合、走行中に走行不能になる恐れ
対象 2021年11月~12月製造の初期ロット(約11,349台)
中古検討者への助言 上記年式の場合、リコール対応済みか必ず確認すること

特にオーナーとして、あるいは中古車購入を検討する上で本当に注意すべきだったのは、スキャンダルよりも前の2022年1月に出された「ECUリコール」です。

これはハイブリッドシステムを制御するECU(コンピューター)のプログラムが不適切だった、という不具合です。

具体的には、加速中などに発電用のエンジンが再始動しないケースがあり、そのまま走行を続けるとバッテリーが上がってしまい、最悪の場合、警告灯が点灯して走行中に走行不能になる恐れがあるという、非常に危険性の高い不具合でした。

ECUリコールの対象車と確認方法

このリコールは、2021年11月〜12月に製造された約11,349台の初期ロットが対象です。もちろん、対象車はすべてメーカーから連絡があり、ディーラーで無償修理(プログラムの書き換え)によって対応されています。

もし、この時期の年式にあたるライズ ハイブリッドの中古車購入を検討する場合は、念には念を入れて、このECUリコールが「対応済み」になっているかを、車検証の記録や販売店の整備記録、またはディーラーで車台番号を照会してもらうなどして、確認することを強くお勧めします。

いつから再開された?

話を「生産中止」問題に戻しますね。

一連の調査と国土交通省による厳格な再試験を経て、ライズ ハイブリッドの生産が再開されたのは、2025年1月頃と確認されています。

不正問題の対象となっていたダイハツの滋賀(竜王)第2工場が稼働を再開し、再びライズ ハイブリッドがラインを流れ始めたんですね。ただ、前述の通り、再開はしたものの、市場の需要に供給がまったく追いついていないのが「今」の状況です。

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ライズ ハイブリッドの生産中止後の影響

ライズ ハイブリッドの生産中止後の影響

2023年の「生産中止」という異例の事態は、2025年現在のライズの市場に、本当に奇妙な、そして皮肉な影響を与え続けています。特に「新車の納期」と「中古車価格」は、通常の常識では考えられないことになっているんです。

2025年現在の最新納期

ライズ 最新納期(2025年11月時点 目安)
ガソリン車
(全グレード)
2026年2月 以降
ハイブリッド車
(全グレード)
2026年3月 以降
※スキャンダル対象のハイブリッド車の方が納期が遅い状況

まず、新車の納期です。生産が再開されたのは良いニュースですが、手放しでは喜べない状況が続いています。

2025年11月3日時点の大手ディーラー(千葉トヨペット)が公表している「工場出荷時期の目処」は、以下のようになっています。

ライズ 工場出荷時期の目処(2025年11月3日時点)

  • ガソリン車(全グレード): 2026年2月 以降
  • ハイブリッド車(全グレード): 2026年3月 以降

(※上記はあくまで公表されている一例であり、目安です)

驚くべきことに、不正問題の対象となったはずのハイブリッド車の方が、ガソリン車よりもさらに納期が遅れていますね。注文から納車まで実質4ヶ月以上……。これはもう「異常事態」と言っていいレベルかなと思います。

この事実は、あのスキャンダルによるブランドイメージの毀損を、「e-SMART HYBRID」の優れた燃費性能(WLTCモードで28.0km/L)を求める消費者の需要が、完全に上回っていることを示唆しています。

納期情報は必ずご自身で確認を!

この記事に記載している納期情報は、あくまで執筆時点(2025年11月)での一例にすぎません。生産状況の改善や、新たな問題の発生、販売店ごとの受注枠によって、情報は常に変動します。

正確な最新納期については、必ずお近くのトヨタディーラー公式サイトや店頭で直接確認してください。「ネットにこう書いてあった」という情報だけで判断するのは危険です。

中古車価格の異常な高騰

ライズハイブリッド 中古車価格の異常な高騰イメージ
【通常の市場】
スキャンダル発覚

ブランドイメージ悪化

リセール価格 暴落
【現在のライズHV市場】
スキャンダル発覚

生産停止 & 新車納期が長期化

リセール価格 異常高騰
常識とは「真逆」の価格逆転現象が発生

そして、ここが最も奇妙で、皮肉な点です。

普通、これだけの大規模な不正スキャンダルが起きて、長期間生産停止になれば、ブランドイメージは著しく傷つき、中古車価格(いわゆるリセールバリュー)は暴落するのが市場の常識です。

ところが、ライズ ハイブリッドは市場原理の常識に反し、真逆の現象、「異常な価格高騰」を引き起こしています。

なぜ?リセール高騰とスリランカ特需

中古車価格「異常高騰」の3大要因
1 国内の供給不足(スキャンダル起因)
生産停止により、高年式中古車のタマ数が絶対的に不足
2 新車の超・納期遅延
新車を諦めた層が「高くてもすぐ乗れる中古車」に殺到
3 海外特需(スリランカ)
輸入再開により、輸出業者がオークションで買い占め相場が過熱

この異常事態は、普通ならあり得ない複数の要因が、奇跡的に(?)重なってしまった結果なんです。

1. スキャンダルによる「供給不足」

まず、2023年の生産停止により、中古車市場に流通するはずだった高年式のライズ ハイブリッドのタマ数(在庫)が、絶対的に不足してしまいました。

2. 新車の「超・納期遅延」

次に、先ほど見た「新車の超・納期遅延」です。「今すぐライズのハイブリッドが欲しい!」という層が、新車(納期2026年3月以降)を諦め、中古車市場に流れ込みました。
その結果、「新車価格以上のプレミア(上乗se金額)を払ってでも、すぐに乗れる中古車(特に未使用車や新古車)が欲しい」という需要が爆発したんです。

3. まさかの「スリランカ特需」の発生

そしてトドメとなったのが、海外要因です。2025年2月、スリランカが経済危機を経て、約5年ぶりに中古車の輸入を再開しました。その際、燃費が良くコンパクトな日本のハイブリッド車に人気が集中。特にライズ ハイブリッドがターゲットとなり、日本の輸出業者がオークションで買い占めに走った結果、国内の中古車オークション相場が過熱。2025年5月に関税が正式決定すると、相場はさらに急上昇したようです。

非常に皮肉なことですが、ダイハツのスキャンダル(原因)が「生産停止」という供給ショック(結果)を生み、それが「新車の納期遅延」と「海外特需」と組み合わさって、既存のライズHVオーナーの資産価値を(売却のタイミングとして)史上最高レベルに押し上げるという、前代未聞の市場が形成されているんです。

新車超えの価格逆転現象

「高騰」と言っても、どれくらいかピンと来ないかもしれません。2025年11月現在、特に高年式のライズ ハイブリッドは、新車を買う時の支払総額を、中古車の買取相場が上回る「価格逆転現象」が起きています。

ある調査データ(※あくまで参考です)を見てみましょう。

2025年 ライズ ハイブリッド リセールバリュー(経過年数別)
(※あくまで参考データです。売却を保証するものではありません)

グレード 年式 / 経過年数 新車時支払総額 (A) 買取相場 (B) 残価率 (B/A)
Z ハイブリッド 2025年 / 0年 266万円 285万円 107%
Z ハイブリッド 2024年 / 1年 256万円 253万円 99%
G ハイブリッド 2025年 / 0年 242万円 250万円 103%
G ハイブリッド 2024年 / 1年 233万円 226万円 97%

(出典:データベース情報12より)

さらに別の調査(出典:データベース情報13)では、当年もの(2025年式)の「ハイブリッドZ」の買取相場が297万円(新車価格244万円)を記録し、なんと残価率が122%に達するという、ちょっと驚異的すぎる数値も報告されています。

新車で買うより高いって、冷静に考えると本当にすごい状況ですよね……。

ライズスペース計画への影響

認証不正による新車開発への影響
新型車「ライズスペース(仮称)」
(3列シート・7人乗りモデル)
当初の計画: 2024年 発売予定

【認証不正問題が発生】

最新の計画: 2027年6月 へ延期
結果:3年以上の大幅な発売延期 と機会損失

スキャンダルの影響は、現在の「納期」や「中古車市場」だけに留まりません。トヨタとダイハツの「未来」の製品計画にも、深刻な遅延をもたらしています。

ダイハツは、ライズをベースにホイールベースと全長を延長した、3列シート7人乗りの新型コンパクトSUV「ライズスペース(仮称)」を開発中でした。これは、ホンダ・フリードやトヨタ・シエンタが独占するコンパクトミニバン市場に切り込むはずだった、非常に戦略的なモデルです。

当初の計画では、2024年にも発売される予定でした。しかし、2023年の一連の認証不正問題を受けて、ダイハツの全ての新車開発プロジェクトが大幅に見直し(事実上の一時凍結)となってしまいました。

その結果、最新の計画では、ライズスペースの発売予定は2027年6月へと、3年以上の大幅な延期を余儀なくされています。

数ヶ月の生産停止とは比較にならない、数年単位での「機会損失」です。「ライズ ハイブリッド 生産中止」の真のコストは、トヨタ・ダイハツ連合の未来の製品ポートフォリオに、2027年以降も続く長期的な影響を与え続けているのです。

・関連記事|ライズスペースの遅延状況を含めた、新型ライズのフルモデルチェンジ時期や予測される進化ポイントは、ライズの新型はいつ?待つと損?全情報総まとめと徹底予測で詳細をご確認ください。

オーナーと購入検討者への助言

状況別アドバイス
現オーナーへ 1. スキャンダルによる安全性の心配は不要(基準適合済み)
2. 「ECUリコール」が対応済みかは要確認
3. 売却検討中なら、今は「歴史的な高値」の可能性大
新車検討者へ 最大の課題は「2026年3月以降」という納期を許容できるか
中古車検討者へ 1. 「新車超えの価格」を覚悟する
2. 「ECUリコール」が対応済みか必ず確認する
3. 「時間」にその割高な価格を払う価値があるか自問する

さて、これら全ての情報を踏まえて、ライズ ハイブリッドの現オーナーと、これから購入を検討している方へ、私なりのアドバイスを総括しますね。

現オーナー(スキャンダルが不安な方)へ

安全性について:
まず、2023年の側面衝突スキャンダルは「認証不正」であり、車自体の「欠陥」ではありません。安全性は再試験で国の基準を満たすことが確認されていますので、この点について過度に心配しなくても大丈夫かなと思います。

確認すべき点:
むしろ確認すべきは、ご自身の車が初期ロット(2021年11月~12月製造)の場合、2022年1月の「ECUリコール」(走行不能の恐れ)が実施済みであるか、です。こちらの方が実害のある不具合でした。ほとんどの方は対応済みだと思いますが、もし不明な場合は車検証を持ってディーラーで確認してください。

資産価値について:
もし、近々乗り換えを少しでも検討しているなら、あなたの車は今、皮肉にも「スリランカ特需」と「国内の供給不足」により、歴史的な高値がついている可能性があります。経済的な合理性だけで見れば、今が最高の売却タイミングである可能性は非常に高いです。

購入検討者(新車・中古車)へ

新車を検討中の方:
安全性が担保された最新の製品を待つことになります。最大のハードルは、先ほどからお伝えしている「2026年3月以降」という絶望的な納期です。この待ち時間を許容できるか、そして待っている間に車検が切れたり、ライフスタイルが変わったりしないか、が全ての判断基準になるかなと思います。

中古車を検討中の方:
「価格逆転現象」により、新車価格を上回る予算が必要になることを覚悟してください。その上で、以下の2つのことを必ず確認・自問自答してください。

  1. (特に初期ロットの場合)2022年の「ECUリコール」が対応済みであること。
  2. その割高な価格は、「すぐに手に入る」という時間的価値に対して、自分は本当に納得して支払えるか。

新車が納期待ちの今、「待てずに割高な中古車を買う」のか、それとも「待ってでも適正価格の新車を買う」のか。非常に冷静な判断が求められますね。

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「ライズハイブリッドが生産中止の真相!2025年の現状や納期・中古車高騰」のまとめ

最後に、今回のテーマ「ライズ ハイブリッド 生産中止」が、現在と未来に与えた全影響を総括します。

2023年に発生した「生産中止(停止)」は過去の事実となりましたが、その影響は2025年現在も、そして未来にも続いています。

「生産中止」がもたらした3つの影響

  • 現在への影響:
    深刻な新車納期遅延(ハイブリッドは2026年3月以降)
  • 市場への影響:
    常識外の中古車価格高騰(新車超えの価格逆転現象)
  • 未来への影響:
    戦略的モデル「ライズスペース」の発売が3年以上延期

「生産中止」という一つのキーワードの裏には、これだけ複雑な背景と市場原理が働いていたんですね。この記事が、皆さんの不安や疑問を解消する一助となれば幸いです。

最終的なご判断について

この記事では、2025年11月時点のデータベース情報や公開情報を基に、ライズ ハイブリッドの状況を私なりに分析しました。しかし、納期や中古車相場、リコールの対応状況などは、文字通り「日々刻々」と変化します。

車の購入や売却は、皆さんにとって非常に大きな決断です。最終的なご判断は、この記事の情報を鵜呑みにするのではなく、必ずトヨタの正規ディーラーや信頼できる中古車販売店、買取店などで「今、現在の」最新情報を確認し、専門家のアドバイスを受けた上で、ご自身の責任において行ってくださいね。

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