ライズにデメリットは?購入判断の為の実際の欠点や不満点を解説

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こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)、運営者の「亮太」です。

トヨタ・ライズ、コンパクトSUVとして大人気ですけど、購入を考え始めると「ライズ デメリット」って検索しちゃいますよね。

わかります。特にトヨタ ライズは生産中止になった?とか、認証不正の問題でライズ 最悪、評判 悪いといった辛口な話も耳に入ってきますし、本当に今買って大丈夫なのか、不安になるのは当然かなと思います。

それに、実用面でもトヨタ ライズは疲れるって本当?とか、ハイブリッドの評判 悪いのはなぜ?とか、内装がチープでライズは男が乗るとダサい?なんていう、オーナーのリアルな声も気になりますよね。

この記事では、そうしたライズに関するネガティブな情報を全部集めて、2025年現在の視点で「そのデメリットは本当なのか?」「許容できるレベルなのか?」を、私なりに徹底的に調べてみました。

記事のポイント
  • ライズの安全性(認証不正)の現在の結論
  • オーナーが感じるリアルな不満点(疲労・内装)
  • ガソリン車とハイブリッド車の性能差
  • ライズが最適な人と避けるべき人の違い
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ライズ最大のデメリット:安全性と信頼

ライズ最大のデメリット:安全性と信頼

ライズを検討する上で、やっぱり一番引っかかるのは2023年に発覚したダイハツの認証不正問題ですよね。設計・製造元がダイハツだった、という事実に「トヨタなのに」とショックを受けた人も多いと思います。トヨタブランドへの信頼が厚いだけに、その実態とのギャップは大きな問題です。

ここでは、その問題が「今」どうなっているのか、そして「これから新車で買う」という視点での安全に関する現在の結論を、しっかり整理しますね。

ライズオーナの声はどうか?(メリット・デメリット)

オーナー評価のポイント(トレードオフ構造)

  • 【満足点:実用性】
    「室内の広さ」「荷室の容量」「小回り性能」には大満足の声が多い。
  • 【不満点:快適性】
    「乗り心地の硬さ」「静粛性の低さ」「内装の質感」は犠牲になっており、不満が集中しやすい。

まず、実際に乗っているオーナーはライズをどう評価しているんでしょうか。ネットの口コミやレビューを広範囲に調べてみると、メリットとデメリットが驚くほどはっきり分かれる車だということがわかります。

「買ってよかった」という大満足の声と、「これは酷い」という後悔の声が、同じくらい存在する印象ですね。

メリット(満足点)

オーナーが「ここが最高!」と評価しているのは、主に以下のポイントです。

  • 圧倒的な室内の広さ:「後部座席の足元が広いのはもちろん、天井も高くて圧迫感がない」「ベビーカーを立てて乗せれるのは、子供の送迎時に本当に便利」
  • 運転のしやすさ(小回り):「最小回転半径が4.9m(※グレードによる)は最強。狭い住宅街の曲がり角や駐車場の切り返しが、本当に楽になった」
  • 街乗りでのパワー感:「1.0Lターボでも出だしがスムーズで、信号待ちからの発進でストレスを感じたことがない」
  • 荷室の広さと実用性:「デッキボード下の収納も入れるとクラス最大級。四人乗ってキャンプや旅行に行けるレベルなのは凄い」

デメリット(不満点)

一方で、「ここがダメだ」と指摘されるデメリットは、主に快適性に関するものでした。

  • 乗り心地の硬さ:「路面の悪いところだとゴツゴツ、コツコツした突き上げが酷い」「車重が軽いせいか、高速道路では跳ねる感じがする」
  • 静粛性の低さ:「ロードノイズが想像以上にうるさい。会話がしづらい時がある」「加速時に3気筒特有の『ガー』というエンジン音が気になる」
  • シートと運転姿勢の不満:「座面が滑ってホールド性が悪い。カーブでお尻がズレる」「アームレストが短くて使いにくい」「テレスコがないからポジションが決まらない」
  • 内装の質感(チープさ):「とにかくプラスチック。ドアを閉める音も『バタン』と軽くて安っぽい」「価格を考えれば仕方ないが…」

こうして見ると、「広さ」と「小回り」という【実用性・機能的価値】には大満足だけど、その代わりに「乗り心地」や「質感」「静粛性」という【快適性・情緒的価値】は犠牲になっている、というライズのハッキリとしたトレードオフ構造が見えてきますね。

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トヨタ ライズの生産中止は本当か?

「生産中止」の噂の結論

  • 「生産中止」は事実ではない(過去の情報)。
  • 認証不正問題で一時的に「販売停止」となったことが原因で広まった噂。
  • 2025年1月現在、ガソリン車・ハイブリッド車ともに生産・販売は再開されている。

 

「トヨタ ライズ 生産中止」というキーワード、これを見て「え、もう買えないの?」と不安になった人も多いと思います。

結論から言うと、これは事実ではありません(でした)。

この噂が広まったのは、もちろん認証不正問題が発覚した2023年5月以降、一時的に出荷・販売が停止されたことが原因です。

テレビやネットニュースでも大きく報じられましたし、「販売停止」という強い言葉が「もう二度と作られない=生産中止」という誤解を生んで、SNSなどで一気に広まってしまったようですね。

しかし、これは正確には未来永劫の「生産中止」ではなく、あくまで安全確認と再発防止策が講じられるまでの「一時停止」でした。

2025年1月現在、後述する国土交通省による再度の確認試験を経て、ガソリン車・ハイブリッド車ともに生産は再開されています。

新車としてトヨタのディーラーで普通に商談・注文が可能ですので、「生産中止になったから買えない」というのは、過去の(あるいは誤った)情報ですね。

ライズが最悪と言われた認証不正の中身

認証不正の手口(ポール側面衝突試験)
STEP 1
(正規試験)
助手席側(左側)は、国の認証当局立会いのもと、正規の試験を実施。
STEP 2
(不正)
運転席側(右側)は、当局立会いなしの「社内試験」のみで済ませる。
STEP 3
(データ流用)
運転席側のデータとして、STEP 1の「助手席側」のデータを不正に流用して申請。

「ライズ 最悪」とまで言われる原因となった認証不正。これ、具体的に何が、どれくらい「最悪」だったんでしょうか。

問題となったのは、2023年5月に発覚したライズのハイブリッド車(HEV)に関する「ポール側面衝突試験(UN-R135)」での不正です。

何が問題だったのか?

この試験は、電柱のような細いポールに車を横から(時速32kmで)衝突させ、乗員の安全性を確認するものです。国際基準では、当然ながら「運転席側」と「助手席側」の両方向からの試験データを提出する必要があります。車は左右対称に見えても、内部の部品配置(特にハイブリッドシステムや燃料タンク)が違う場合があるからです。

しかし、ダイハツが行ったのは、次のような「不正」でした。

  1. 側面衝突試験は、国際基準で「運転席側」と「助手席側」の両方のデータを提出する必要がある。
  2. ダイハツは、助手席側(左側)はちゃんと試験を実施し、国の認証当局も立ち会った。
  3. でも、運転席側(右側)については、なぜか認証当局の立会いなしで「社内試験」として実施し、さらにそのデータを提出せず、助手席側の試験結果データを不正に流用して申請してしまった。

これが「不正」の具体的な手口です。(出典:国土交通省「ダイハツ工業の型式指定申請における不正行為について」

後にダイハツは「社内試験では運転席側も安全基準はパスできるレベルであった」と報告したようですが、「なぜ正規の手順を踏まなかったのか」「なぜ不正なデータを提出したのか」という点で、メーカーとしてのコンプライアンス意識が完全に欠如していた、と言わざるを得ません。これが「最悪」と言われる最大の理由であり、ユーザーの信頼を根本から裏切る行為だったわけですね。

現在の新車は安全基準に適合済み

現在の新車の安全性(公式見解)

  • 不正発覚後、国土交通省が立会いのもとで関連試験をすべてやり直した。
  • ガソリン車(2024年2月)、ハイブリッド車(2024年4月)ともに、国の安全基準への適合が改めて確認されている。
  • 現在販売されている新車は、物理的な安全基準を満たしている(国が確認済み)。

 

「じゃあ、過去に不正があったのはわかったけど、今売ってるライズは本当に安全なの?」

これが、購入を検討する上で一番知りたい、核心の部分だと思います。

結論から言うと、「現在販売されている新車は、国土交通省が改めて安全基準の適合を公に確認済み」です。

不正発覚後、国土交通省は当然ながらダイハツに厳しく指示を出し、「認証当局の立会いのもと」で、問題となった試験や関連する試験を改めてやり直させました。

国土交通省による再確認のタイムライン

その結果、国の第三者機関が厳しくチェックした上で、以下のようにお墨付きが与えられています。

  • 2024年2月16日:国土交通省が立会試験などの結果、ライズ「ガソリン車」が道路運送車両法の基準に適合していることを確認。出荷停止の指示を解除。
  • 2024年4月19日:同様に、ライズ「ハイブリッド車(HEV)」についても基準適合を確認。出荷停止の指示を解除。

つまり、一度は不正がありましたが、その後の国の再チェックで「OK」が出た(=安全基準を満たしていることが公に確認された)モデルが、今販売されている新車だということです。

もちろん、「一度不正をしたメーカー」という心理的な不安、いわゆる「心理的デメリット」が残るのは当然です。そこは購入者が「トヨタブランド」の車として納得して乗れるか、という個人の価値観の問題になります。

ただ、「今売られている車が、物理的に国の定めた安全基準を満たしているか?」という問いに対しては、「YES(国土交通省が再確認済み)」というのが現在の公式な答えになります。

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実用上のライズ デメリット徹底解剖

実用上のライズ デメリット徹底解剖

安全性の問題が(少なくとも制度上は)クリアになったところで、次に気になるのは「車としての実力」ですよね。乗り心地、パワー、内装の質感など、日常使いで「本当に快適か?」「後悔しないか?」という部分。

ここからは、オーナーの生々しい「疲れる」「安っぽい」といった辛口な意見が多いポイントを、一つずつ深掘りしていきます。

トヨタ ライズは疲れる?乗り心地は?

乗り心地が「硬い」と感じる主な理由
要因 影響
リアサスペンションの形式
(トーションビーム式)
構造上、路面の凹凸を拾った際に「ゴツン」「コツン」という角のある振動が出やすい。
軽量な車体と
短いホイールベース
路面からの入力を抑え込むのが苦手で、落ち着きのない「跳ねる」ような挙動に感じやすい。

「トヨタ ライズ 疲れる」というキーワードは、多くの人が気にしている重大なポイントです。そして、その原因の大きな一つが「乗り心地の硬さ」です。

オーナーの声を見ても、 「少しコツコツした突き上げ感がある」 「ちょい硬めで車重が軽いので跳ねる感じはする」 「うーん、ホイルベース短いし、ごつごつしてる」 「リヤーはトーションビームなのでちょつとゴツゴツしてます」 といった評価で、「乗り心地が硬い」「不快な振動がある」という点はほぼ一致しています。

中には「乗り心地も一昔前までの軽自動車に近い」という、かなり厳しい意見も…。

乗り心地が硬いメカニズム

なぜこんなに硬いと言われるのか。それには複数の理由が絡んでいます。

  • リアサスペンションの形式:ライズのリアサスペンションは、コストを抑えやすく省スペース性に優れる「トーションビーム式」を採用しています。これは構造上、路面の凹凸を拾った際に、左右のタイヤが影響しやすく、角のある「ゴツン」「コツン」という振動が出やすい傾向があります。
  • 軽量な車体と短いホイールベース:車体が軽いため、路面からの入力をドッシリと抑え込むのが苦手です。また、ホイールベース(前輪と後輪の距離)が短いため、ピッチング(前後の揺れ)が起きやすく、落ち着きのない「跳ねる」ような挙動に感じやすいんですね。

ただ、この短いホイールベースこそが、ライズの最大のメリットである「小回り性能」を生み出している源泉でもあります。乗り心地は、その「トレードオフ」として犠牲になった部分と言えるかもしれません。この「コツコツ感」が、長距離運転での疲労の原因の一つになるのは間違いないかなと思います。

腰痛の原因?シートと姿勢の問題

ライズが「疲れる」姿勢になる3つの要因
【最重要】テレスコピック機能なし ハンドルが前後しないため、「ペダルに合わせるとハンドルが遠い」など、不自然な運転姿勢を強いられる。
シートのホールド性不足 座面が滑りやすく、カーブで体が安定しない。無意識に腰や背中で踏ん張ってしまい、疲労が蓄積する。
アームレストが使いにくい 短く、位置も不適切なため腕の置き場が定まらず、肩こりや疲労に繋がりやすい。

乗り心地の硬さ以上に、「ライズ 疲れる」の根本的な原因として、そして「最悪、慢性腰痛になった」という声まであるのが、運転姿勢(エルゴノミクス)の問題です。

これはライズの設計における、かなり大きな、そして体格によっては「致命的」なデメリットかもしれません。

「疲れる」3つの複合要因(エルゴノミクス不全)

  1. 【最重要】テレスコピック機能がないライズのステアリング(ハンドル)には、ハンドルを前後に調整する「テレスコピック機能」がありません。上下(チルト)しか動かないんです。
  2. シートのホールド性がイマイチ「座面が横に滑る」「サポート性が皆無」という声が多く、カーブなどで体が安定しないようです。無意識に腰や背中の筋肉で踏ん張って、体を支えようとしてしまうんですね。
  3. アームレストが使いにくい「(センターコンソールの)アームレストが短くて後ろの方にあって使いにくい」という声もあり、右腕の置き場が定まらないことも、肩こりや疲労に繋がります。

テレスコ非搭載の重大さ

特に「テレスコピック機能がない」ことは、想像以上に深刻です。 人間の体格は、腕の長さも足の長さも人それぞれですよね。テレスコがないと、「ペダルに合わせるとハンドルが遠い」「ハンドルに合わせると足元が窮屈」という、どちらかを我慢する不自然な運転姿勢を強いられる人が必ず出てきます。

その不自然な姿勢で、ホールド性の悪いシートに座り、下からはコツコツした突き上げが常に来る…。これを想像するだけで疲れてきそうですが、オーナーの中には「慢性腰痛になってしまった」という生々しい後悔の声もあり、これは他人事ではありません。

これは「慣れ」で解決できる問題ではなく、「体格が合うか・合わないか」がハッキリ分かれるポイントです。購入前には、最低でも30分以上、できれば高速道路も含む試乗をして、自分の体格でベストなポジションが取れるか、腰や背中に違和感が出ないか、厳しく厳しくチェックすることを強くお勧めします。

ロードノイズと3気筒エンジン音

ライズの「音」に関する主な不満点
音の種類 特徴・オーナーの声
ロードノイズ タイヤが路面を叩く「ゴー」「ザー」という音が車内に入りやすい。純正タイヤが燃費重視で硬いことも一因。
3気筒エンジン音 加速時に3気筒特有の「ガー」「ガラガラ」という音が室内に侵入しやすい。静粛性が高いとは言えない。

乗り心地と並んで「快適性」を損なうのが「音」の問題です。特に長距離運転では、この「音」が疲労に直結しますからね。

ロードノイズ(タイヤが発する音)

ライズは「静粛性は低い」という評価が大多数です。特にタイヤが路面を叩く「ゴー」「ザー」というロードノイズが、車内に入ってきやすいようです。

オーナーの声では「純正装着のタイヤがうちの車はエコピアでしたが…硬いのとロードノイズが煩いです」という不満が目立ちました。

これは、車の遮音設計そのものが(コストなりに)簡素であることに加え、純正タイヤが「燃費性能」を重視した結果、静粛性が犠牲になっている側面も大きいかもしれません。

もしロードノイズが耐えられないレベルなら、タイヤを静粛性を重視したプレミアムタイヤ(例えばミシュランのPRIMACY4+や、ヨコハマのADVAN dB V553など)に交換するだけで、劇的に改善する可能性はありますね。ただ、追加で数万円の出費は覚悟する必要がありそうです。

3気筒エンジン音(加速時の音)

ライズはガソリン車(1.0Lターボ)も、ハイブリッドの発電用(1.2L)も、どちらも3気筒エンジンです。3気筒は、構造上どうしても4気筒に比べて振動や「ガー」「ガラガラ」という特有の音が出やすい傾向があります。

1.0Lターボ車では、「スムーズさと裏腹にエンジンは煩い」「80キロくらいなら気にならない」という声があり、アイドリングや静かな巡航時は良くても、合流や追い越しでグッとアクセルを踏み込んだ時には、エンジン音が室内に大きく侵入してくるようです。この音を「元気でスポーティ」と捉えるか、「単にうるさい」と捉えるかで、評価が分かれそうですね。

内装がチープで安っぽいという評価

内装の質感 競合・兄弟車比較
車種 主な素材・評価 質感の評価
ライズ 目に見える範囲のほとんどが硬質プラスチック。 △(安っぽい)
ヤリスクロス
(同価格帯)
ダッシュボードやアームレストにソフトパッドや合成皮革を使用(※グレードによる)。 〇(ライズより上)
ロッキー
(兄弟車)
上位グレードはソフトレザー調素材や上質なファブリックを使用。 ◎(ライズより明確に上)

「内装がプラスチックだらけで安っぽい」という評価。これは、残念ながら多くのオーナーが認めざるを得ない、ライズの明確なデメリットです。

「安っぽい」の具体的な正体

ダッシュボード(上部も下部も)やドアの内張りなど、目に入る範囲、手が触れる範囲のほとんどが、シボ(模様)付きの硬質プラスチック(ハードプラ)で覆われています。これが「安っぽさ」の最大の源泉ですね。

上位グレード(Z)になると、一部にシルバー加飾やメッキパーツが追加されますが、ベースの素材感が変わるわけではありません。「シートのレッドステッチはアクセントなのかもしれないが逆に安っぽい」という、ごまかしの加飾が、かえってチープさを際立たせてしまっている、という辛口な意見もありました。

競合や兄弟車と比べても、見劣りする質感

「価格が安いんだから当たり前」という擁護もありますが、実はそうとも言えません。

  • vs ヤリスクロス:同価格帯の競合車「ヤリスクロス」は、グレードによってはダッシュボードやアームレストにソフトパッド(柔らかい素材)や合成皮革を使っており、人が「触れる部分」の質感は、ライズより明らかに上だと評価されています。
  • vs ダイハツ・ロッキー:さらに決定的なのが、プラットフォームを共有する兄弟車である「ダイハツ・ロッキー」です。ロッキーの上位グレード(Premium Gなど)は、ライズの上位グレード(Z)よりも内装の質感が明確に高いと評価されています。ソフトレザー調の素材や上質なファブリックを効果的に使っており、「カジュアルながら上質感もある」と評されているんです。

つまりライズの内装は、「(トヨタブランドでありながら)同価格帯のヤリスクロスに見劣りし、さらに兄弟車であるダイハツ・ロッキーの上位グレードよりも質感が低い」という、ちょっと悲しい立ち位置にあるんです。

「トヨタのエンブレム」に強いこだわりがなければ、内装の質感を少しでも気にする人は、ロッキーの上位グレードを選ぶ方が満足度は高いかもしれません。

ライズは男が乗るとダサいのか?

ライズは男が乗るとダサいのか?

「ライズ 男 ダサい」という、なんともストレートで攻撃的な関連キーワード。これは性能のデメリットというより、完全に「イメージ」の問題ですね。

このキーワードで検索してしまう人の心理背景にあるのは、やはり前述の「内装の安っぽさ」かなと思います。

一部の男性ユーザーが車に期待する「重厚感」「高級感」「タフギア感」といった要素が、ライズの(良くも悪くも)軽快でプラスチッキーな内外装からは感じられにくいんですね。

また、ライズが「女性」や「小さな子供を持つファミリー」をメインターゲットにしていることや、その実用的な(悪く言えば所帯じみた)側面も、「男が趣味で乗る車ではない」=「ダサい」と見なされる一因になっている可能性があります。

これは完全に個人の価値観や好みの問題なので、本人がその機能性やパッケージングを気に入っていれば、全く気にする必要はないと私は思いますけどね!むしろ、合理的な選択ができる「賢い」男性、とも言えるかもしれません。

ハイブリッドの評判が悪い理由

ライズHV(シリーズ式)の特性
走行シーン 評価 理由・現象
街乗り
(低~中速域)
◎ 得意 100%モーター駆動。スムーズで力強い発進加速と高い静粛性を発揮する。
高速道路・登坂
(高負荷時)
△ 苦手 発電のためエンジンが高回転で唸り続ける「ドローン現象」が発生。フィーリングに違和感が出やすい。

「ハイブリッド 評価 辛口」「評判 悪い」というのも、よく見られます。これは、ライズのハイブリッドシステム(e-SMART HYBRID)の「特性」を、トヨタの他のハイブリッド(プリウスやヤリスクロス)と同じだと思って購入した人の「期待外れ」が原因です。

シリーズハイブリッド(e-SMART)の仕組み

ライズのハイブリッドは、日産のe-POWERと同じ「シリーズハイブリッド」方式。これが何を意味するかというと… 「エンジンは発電にだけ使い、タイヤは100%モーターの力で動きます。」

この特性が、評価の分かれ目です。

  • 得意なシーン:街乗り(低~中速域)モーター駆動ならではの、非常にスムーズで力強い発進加速、高い静粛性、優れた燃費を誇ります。この領域では、ガソリン車を圧倒的に凌駕します。電気自動車(EV)に近い感覚ですね。
  • 苦手なシーン:高速道路・登坂(高負荷時)これが問題のシーンです。高速で巡航したり、急な登り坂が続いたりすると、モーターを動かすための電力が大量に必要になります。バッテリーの電力が不足すると、発電用のエンジンが「ウーン!」と常に高回転で稼働し続ける必要が出てきます。

ドローン現象とは?

この時、ドライバーのアクセルの踏み加減と、エンジンの回転数が必ずしも一致しない「ドローン現象」が発生します。アクセルを緩めているのにエンジンが唸っていたり、一定速度で走っているだけなのに急にエンジン音が高まったり…という、違和感のあるフィーリングです。

「家族4人で高速の登り坂に差し掛かったら、エンジンが唸るだけで前に進まず、妻に文句を言われた」といった後悔の声も、この現象を指しています。(実際には進んでいるのですが、音の割に加速感が伴わない、という感覚です)

ヤリスクロス(THS-II)との決定的な違い

一方、ヤリスクロスのハイブリッド(THS-II)は、エンジンとモーターの動力を走行状況に応じて使い分ける「スプリット方式」です。高速巡航などエンジン効率の良い領域では、エンジンが直接タイヤを駆動するため、静粛性が高く、フィーリングも自然です。

ライズのハイブリッドは「街乗り・ストップ&ゴー」に特化したシステム。その領域ではヤリスクロスより力強く感じる場面もありますが、高速道路や山道をガンガン走る人には、明らかにヤリスクロスの方が向いています。

走行性能やパワーと高速性能

1.0Lターボ(ガソリン車)の走行性能

  • 街乗り:◎(得意)
    1.5L NAエンジン並みのトルクがあり、出だしはスムーズで力強い。
  • 高速道路:△(快適性は難あり)
    合流や追い越しに必要なパワー自体はあるが、エンジンを高回転させると3気筒特有の「エンジン音」が室内に大きく侵入し、快適性は低い。

 

ハイブリッド以外の走行性能、特に販売の主力である「1.0Lターボ」のパワーについても見てみましょう。「1.0LでSUVって、本当に大丈夫?」という不安はありますよね。

1.0Lターボ(ガソリン車)の実力

  • 街乗り:これは「全く問題ない」どころか、むしろ「得意な領域」です。「1Lとは思えないほど出だしスムーズ」「1.5LのNA(自然吸気)エンジンよりトルクフル」と高評価です。
  • 高速道路(合流・追い越し):「加速も問題なく、高速合流でもたつきは無いです。100km/hくらいまですぐ出ます」という声も多く、パワー(トルク)自体は十分足りています。
  • 高速道路(巡航・快適性):ただし、ここでも「快適性」が問題になります。「スムーズさと裏腹にエンジンは煩い」という意見も。パワーを引き出すためにエンジンを高回転させると、前述の「静粛性の低さ」と相まって、3気筒特有のエンジン音が室内に大きく侵入します。「高速メインで使う予定なら不満かも」という総評が、的を射ている気がしますね。

結局、ハイブリッドもガソリン車も、キャラクターは似ています。「街乗りはキビキビしていて得意」だけど、「高速巡航は(パワーはあっても)快適性(静粛性)の面でやや苦手」というキャラクターですね。

後部座席は狭い?意外な広さ

後部座席は狭い?意外な広さ

「後部座席が狭い」という評価が一部で見られますが、これは明確な誤解か、あるいは他のコンパクトSUVと混同している可能性が高いです。

ライズの最大のメリット(強み)は、この「5ナンバーサイズとは思えない室内の広さ」にあります。

データで見る室内の広さ

データを見ても、その優秀さは明らかです。 例えば、競合のヤリスクロス(3ナンバーサイズ)と比較しても…

室内サイズ比較(vs ヤリスクロス)
項目 トヨタ ライズ トヨタ ヤリスクロス
室内長 (mm) 1,955 1,845
室内高 (mm) 1,250 1,205
室内幅 (mm) 1,420 1,430
結論 室内幅以外は、ライズがヤリスクロスを凌駕している。

※数値は公式スペックに基づきます。

このように、室内幅こそわずかに負けますが、室内長(前後のスペース)で11cm、室内高(天井の高さ)で4.5cmもライズが圧勝しています。これは体感できる、明らかな差です。

オーナーも絶賛する実用性

実際のオーナーレビューでも、「狭さ」を指摘する声は皆無に等しく、むしろ「広さ」を絶賛する声が圧倒的に多いです。 「後部座席の足元も広く、大人が乗っても窮屈じゃない」 「ドアも大きくしっかりと開いてくれるのでチャイルドシートが必要な小さなお子さんを乗せたり下ろしたりといったこともやりやすい」 「荷室が広くて四人乗っても旅行できるレベル」 「ベビーカーを立てて乗せれるほどの荷室の高さと、デッキボード下の収納が便利すぎ」

これこそがライズの最大の「メリット」であり、設計思想(DNGAプラットフォームによるパッケージングの妙)そのものなんですね。

ライズの設計思想(トレードオフ)

もう一度整理すると、ライズは… 「乗り心地」「静粛性」「内装の質感」といった快適性・情緒的価値を意図的に犠牲にする代わりに、

  • クラス最大級の室内空間・荷室
  • 圧倒的な小回り性能(最小回転半径4.9m~)

という「実用性・機能的価値」を最大化する設計になっています。

ちなみに、後部座席の本当のデメリットは「狭さ」ではなく、「乗り心地の悪さ」です。硬いトーションビームサスペンションの突き上げは、構造上、前席よりも後部座席の方がダイレクトに感じやすいですからね。「広いけど、乗り心地は悪い」というのが、後席の正確な評価だと思います。大人が長時間乗るには、ちょっとキツイかもしれません。

競合車との比較

競合車との比較

では、ライズが犠牲にした「快適性」や「質感」を持つ競合車と比べるとどうでしょうか。ヤリスクロス、ロッキーと比較してみます。

比較項目 トヨタ・ライズ トヨタ・ヤリスクロス ダイハツ・ロッキー
室内空間 ◎(クラス最大級) 〇(標準的) ◎(ライズに同じ)
小回り性能 ◎ (4.9-5.0m) △ (5.3m) ◎ (4.9-5.0m)
乗り心地 △(硬い・突き上げ) 〇(ライズより良好) △(ライズに同じ)
静粛性 △(ロードノイズ大) 〇(ライズより良好) △(ライズに同じ)
内装の質感 △(ハードプラ多用) 〇(ソフトパッド等使用) ◎(上位Gはソフトレザー調)
ハイブリッド 〇(街乗り特化型) ◎(高速も得意なTHS-II) 〇(ライズに同じ)
ステアリング △(テレスコ非搭載) ◎(テレスコ搭載) △(テレスコ非搭載)

※上記は一般的な評価に基づくもので、グレードや年式により異なる場合があります。

この表を見ると、ライズの立ち位置がはっきりわかりますね。

  • 「実用性(空間・小回り)」はライズ/ロッキーが圧勝。
  • 「快適性(乗り心地・静粛性)」「高速性能(ハイブリッド)」「運転姿勢(テレスコ)」はヤリスクロスが圧勝。
  • 「内装の質感」はロッキー(上位G)が優位。

つまり、あなたが「快適性」や「高速性能」、そして「適切な運転姿勢」を求めるなら、選ぶべきは「ヤリスクロス」です。 もし、あなたが「ライズの実用性は絶対に欲しい、でも内装の安っぽさだけは我慢できない」と思い、「トヨタバッジ」に強いこだわりがなければ、選ぶべきは「ロッキー(の上位グレード)」となります。

ライズをおすすする人・しない人

ライズをおすすする人・しない人

これまでの分析を踏まえて、ライズを「買ってはいけない人」と「デメリットを許容できる最適な人」を、私なりにまとめてみます。

ライズを「絶対に」お勧めしない人

  • 長距離・高速道路の利用がメインの人(理由:1.0Lターボの「エンジンノイズ」、ハイブリッドの「高負荷時のドローン(唸り)」、そして何より「シートとドライビングポジションのエルゴノミクス不全(テレスコ非搭載)」により、長距離疲労が深刻なレベルに達する可能性があるため。「ライズ 疲れる」は事実であり、この用途には絶対に向いていません)
  • 乗り心地と静粛性を最重要視する人(理由:「コツコツ・ゴツゴツ」とした硬い突き上げと、「低い」と断言される静粛性は、この車の明確な弱点です。快適な移動空間を望む人には推奨できません)
  • 内装の「質感」や「高級感」を求める人(理由:内装は「ほぼプラスチック」であり、競合のヤリスクロスや兄弟車のロッキー上位グレードにも見劣りします。「男 ダサい」と感じる人は、この質感が許容できない可能性が高いです)
  • 購入前に試乗(ポジション確認)をしない人(理由:テレスコピックステアリング非搭載のため、体格によっては「絶対にドライビングポジションが合わない」リスクがあります。合わない場合、「慢性腰痛」など健康被害に直結する可能性があるため、試乗なしでの購入は危険です)

デメリットを許容できる「最適な」人

  • 利用シーンが「近所の買い物・子供の送迎」が9割の人(理由:街乗りでのパワーはターボもハイブリッドも十分以上。最大の強みである「小回り性能(4.9m)」と「運転のしやすさ」が最大限に活きるためです)
  • 5ナンバーサイズ(コンパクトさ)と「室内の広さ・荷室容量」を両立させたい人(理由:室内長・室内高はヤリスクロスを凌駕し、ベビーカーを立てて積めるなど、実用性はクラス随一です。「女性」や「小さな子供を持つファミリー」にとって、これ以上ない便利なパッケージです)
  • 「車の本質は道具」と割り切り、コストパフォーマンスを重視する人(理由:ベースグレードの価格設定は戦略的であり、実用性は非常に高いです。乗り心地や内装の安さを「これはこういう道具だ」「価格相応」として割り切れるならば、これ以上ない「便利なアシ」となります)
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「ライズにデメリットは?購入判断の為の実際の欠点や不満点を解説」のまとめ

ここまで、トヨタ・ライズのデメリットを徹底的に見てきました。

ライズという車は、「実用性(5ナンバーサイズ、クラス最大の室内空間、小回り性能)」にリソースを全集中させ、その代償として「快適性・情緒的価値(乗り心地、静粛性、内装の質感)」を明確に犠牲にした車だということが、はっきりしましたね。

「全部入り」のバランス型ではなく、強みと弱みが非常にハッキリした「特化型」の車です。

安全認証の問題については、過去に不正があった事実は重く受け止める必要がありますが、「現在販売されている新車」については国土交通省が改めて基準適合を確認している、というのが客観的な事実です。この「心理的デメリット」をご自身が許容できるかが、第一の関門です。

結局のところ、ライズ デメリットが許容範囲かどうかは、「あなたが車に何を一番求めるか」で決まるかなと思います。

もしあなたが「近所の便利なアシ」として「広くて小回りが利く車」を探しているなら、ライズは最高の相棒になるかもしれません。逆に「快適な長距離ドライブ」や「内装の質感」を求めるなら、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性が非常に高いです。

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この記事で挙げたデメリット、特に「ドライビングポジション(テレスコ非搭載)」「乗り心地」だけは、カタログやネットの評判だけでは絶対にわかりません。こればかりは、あなたの体格と感覚次第です。

少しでも購入を検討しているなら、必ずご自身の体格で、できれば高速道路や荒れた路面も含めて、最低でも30分以上試乗してみてくださいね。

あなたの車選びの参考になれば嬉しいです!

※本記事の情報は2025年1月時点の調査に基づいています。最新の仕様や販売状況、安全認証に関する情報については、必ずトヨタ自動車の公式サイトや正規ディーラーで最新の情報をご確認ください。

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