ライズは評判悪いから「買うな」は嘘?安全性の真相と後悔の分岐点

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「ライズの評判悪い」と言われる最大の理由は、不正やリコールによる「安全性」への深刻な懸念です。この記事は、その不安を解消し、買って後悔しないための判断材料を徹底的に解説します。

こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)、運営者の「亮太」です。

トヨタ・ライズ、すごく売れてますよね。コンパクトSUVの火付け役で、街中でも本当によく見かけます。でも、ネットでライズを調べようとすると、「ライズ 評判悪い」とか「買って後悔」みたいな、ちょっと不安になるキーワードがたくさん出てきませんか?

特に、ハイブリッドモデルのエンジン音がうるさいんじゃないかとか、実際の燃費性能はどうなのか、走行性能にパワー不足を感じないか、といった点は気になるところだと思います。さらに、内装が安っぽいとか、シートが疲れやすくて後部座席も狭いんじゃないか、という実用面での心配もありますよね。これから中古車での購入を考えている人にとっては、なおさら評判が気になるかなと思います。

この記事では、そうしたライズのネガティブな評判が一体どこから来ているのか、その真相を私なりに深掘りしてみました。購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、ぜひ最後までチェックしてみてください。

記事のポイント
  • ライズの評判が悪化した「2つの重大な問題」とは
  • 乗り心地や内装に関するネガティブな評価の真相
  • 競合(ヤリスクロス・ヴェゼル)との決定的な違い
  • 2025年最新の納期情報と中古車選びの注意点
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「ライズの評判悪い」は事実か?

「ライズの評判悪い」は事実か?

まず最初に、ライズの評判を語る上で「絶対に避けられない事実」について触れておかないといけません。性能やデザイン以前に、車の信頼性そのものに関わる大きな問題が2つあったんですね。これが「評判悪い」というイメージの根幹にあるのは間違いないかなと思います。

コンパクトSUV市場で圧倒的な販売台数を誇りながら、なぜこれほどまでにネガティブな検索が続くのか。その「パラドックス」の背景には、単なる性能への不満とは異なる、もっと根深い理由が存在するんです。

ライズの評判悪いは本当?

  • ライズの評判は「2つの側面」が混在しているのが実態です。
  • 1. 事実に基づく深刻な懸念(不正やリコールによる安全性への不安)
  • 2. 期待値とのミスマッチ(上位車種との比較による質感や性能への誤解)
  • 絶大な人気と販売台数の裏で、安全性への疑念が「評判悪い」というイメージの根幹にあります。

結論から言うと、「事実に基づく深刻な懸念」と「期待値とのミスマッチによる誤解」の2つが混在しているのが実態かなと思います。

ライズ(と兄弟車のダイハツ・ロッキー)は、本当に驚異的な販売台数を記録しています。5ナンバーサイズという絶妙なサイズ感、広い室内と荷室、そして手の届きやすい価格設定。これが市場にドンピシャでハマったわけですね。特に「ちょっと大きい車が欲しいけど、運転が不安」という層や、ファミリーカーとしての実用性を求める層に強く支持されています。

ただ、その裏で「安全性」に関する重大な問題が発覚しました。これだけ多くの人が乗っている人気車種だからこそ、その問題がメディアでも大きくクローズアップされ、「こんなに売れてるのに大丈夫なの?」という純粋な不安が、「評判悪い」という検索行動に繋がっているんだと私は分析しています。

まずは、その見過ごすことのできない「事実に基づく懸念」から、詳しく見ていきましょう。

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不正とリコールの致命的な影響

不正とリコールの致命的な影響

ライズの評判に最も大きなダメージを与えたのは、間違いなくダイハツ工業による一連の認証不正問題です。

2023年5月、ライズのハイブリッドモデル(HV)において、ポール側面衝突試験(UN-R135)という非常に重要な安全テストで不正があったことが公表されました。これは、万が一、電柱や立木なんかに横から強くぶつかった時、乗員をどれだけ保護できるかを測る、極めて過酷なテストです。

このテストで正規の手順を踏まない、あるいはデータを改ざんするような行為があったということは、私たちが信頼している「カタログスペック通りの安全性」が、実は担保されていないかもしれない、という疑念を生むには十分すぎるものでした。

この不正は、単なる手続きミスとかじゃなくて、乗員の安全性能が本当にカタログ通りなのか?という根本的な信頼を揺るがす大問題でした。

一時期、ハイブリッドモデルは出荷停止という重い措置が取られましたよね。現在はトヨタ側で安全性を再確認した上で生産・出荷も再開されていますが、この一件で「ライズ=不正のあった車」というネガティブなレッテルが貼られてしまったのは痛かったですね。

シートボルト問題と安全性への懸念

  • 2024年9月に約15.6万台という大規模リコール(届出番号5540)が発生しました。
  • 内容:前部座席のボルトが適切に締まっていない(トルク不足)。
  • 懸念される事態:異音発生 → ボルト脱落 → 衝突時にシートが動く → 乗員保護性能が発揮されない恐れ。
  • 認証不正で問われた「安全性への疑念」が、物理的な欠陥として裏付けられた形になりました。

認証不正という「企業の倫理的欠陥」に続き、追い打ちをかけたのが「物理的な製造欠陥」による大規模リコールです。

2024年9月20日、ライズの前部座席を取り付けているボルトの「締め付けトルク不足」という理由で、大規模なリコール(届出番号5540)が発表されました。(出典:国土交通省「リコール届出一覧表 令和6年9月20日」

これは、製造工程での管理ミスで、ボルトが適切な強さで締まっていない車両が市場に出回ってしまった、という内容です。

この問題、かなり深刻だなと私は思っています。なぜなら、不具合の進行プロセスがユーザー体験として最悪だからです。

  • 初期段階:座席下部から「カタカタ」「ガタガタ」といった異音が発生する。(この時点では「安っぽい音だな」くらいにしか思わないかも)
  • 進行段階:走行中の振動でボルトが徐々に緩み、脱落する。
  • 最悪の事態:衝突事故の際、本来乗員を拘束すべきシート自体が動いてしまい、シートベルトやエアバッグが正常に機能せず、乗員保護性能が発揮されない恐れがある。

つまり、認証不正で問われた「衝突安全性」への疑念が、このリコールによって「物理的な現実」として裏付けられてしまった形になるんです。これはユーザーの不安を煽るには十分すぎる内容ですよね。

このリコール対象は、型式「5BA-A200A」や「5AA-A202A」など、ガソリン・ハイブリッド・2WD・4WDを問わず、2019年(令和元年)の発売当初から2023年(令和5年)までの生産分、計15万5743台に及びます。

市場に出回っている初期〜中期のライズは、ほぼ全てが対象と言ってもいい規模ですね。これは、ダイハツの生産ライン全体の品質管理(QC)能力そのものへの不信感にも繋がっています。

ライズを買って後悔する人の特徴

  1. 上位クラス(例:ヴェゼル)の質感を期待していた人
    予算の都合でライズを選んだ結果、内装のハードプラ素材などに「安っぽさ」を感じてしまう。
  2. 高速道路での長距離移動が多い人
    市街地走行は得意だが、高速巡航では突き上げ感やロードノイズ、エンジン音で疲れやすいと感じる。
  3. 走行性能や静粛性を最重要視する人
    実用性やコスパより「走りの質感」を求める場合、ヤリスクロス等の方が満足度が高い可能性がある。

こうした安全面での重大な不安とは別に、「乗ってみたら想像と違った」「買って後悔した」という声もあります。これは一体どういう人なんでしょうか?

データB(インプット情報)やネット上の口コミを分析すると、後悔している人にはいくつかの共通点があるように思います。

1. 上位クラスの車(例:ヴェゼル)の質感を期待していた人

これが一番多いパターンかもしれません。本来はホンダ・ヴェゼルのような、内装にソフトパッドを多用した「しっとりした乗り味」の上級コンパクトSUVが欲しかった。でも、予算の都合でライズを選んだ、というケースですね。

ライズは価格相応に、ダッシュボードやドアトリムの多くが硬いプラスチック(ハードプラ)です。機能的ではありますが、ヴェゼルの質感を知っていると、どうしても「チープだ」「安っぽい」と感じてしまいます。これはライズの欠陥ではなく、明確な「クラス違い」によるミスマッチですね。

2. 高速道路での長距離移動が多い人

ライズはどちらかというと、その軽量なボディとハイブリッドシステム(後述)の特性から、市街地走行が得意な車です。

逆に、高速道路を長時間・長距離走るような使い方だと、後述する乗り心地の特性(ゴツゴツ感)や、車内に侵入してくるロードノイズ、ハイブリッドモデル特有のエンジン音などが気になり、「思ったより疲れる」「うるさい」と感じやすいかもしれません。

3. 走行性能や静粛性を最重要視する人

ライズの最大のウリは「5ナンバーサイズでの実用性」と「コストパフォーマンス」です。

車の「走りそのものの質感」や「車内の静けさ」を最優先事項として求めるなら、同じトヨタでもTNGAプラットフォームを採用するヤリスクロスの方が、剛性感や操縦安定性、乗り心地の面で満足度は高い可能性があります。このトレードオフを理解せずに選ぶと、「後悔」に繋がりやすいですね。

・関連記事|安全性以外の「乗り心地」や「装備」も含め、ライズの具体的なデメリットや短所を網羅的に確認したい方は、「トヨタ ライズはダメ?後悔しないための4つの判断基準と評価」で詳細をご確認ください。

2025年最新の納期と生産状況

ライズの納期目安(2025年11月時点)
モデル 納期目安
ガソリン車 3〜4.5ヶ月程度
ハイブリッド車 3〜5.5ヶ月程度
主な納期遅延の構造的要因
半導体不足 先進安全装備や制御ユニットの供給不安定
地政学リスク ワイヤーハーネス等の部品供給網の寸断
為替変動 円安による輸入原材料・部品のコスト高騰

2025年現在、ライズの購入を検討する上で無視できないのが「納期」の問題です。

データB(インプット情報)によると、2025年も納期は不安定な状況が続いているようです。不正問題による生産停止からの再開後、年初は落ち着きを見せていましたが、2025年後半(11月時点)ではガソリン車で3〜4.5ヶ月、ハイブリッド車で3〜5.5ヶ月程度へと、再び長期化する傾向にある、という情報があります。

この背景には、単に人気があるからというだけでなく、複雑なグローバルリスクが絡んでいます。

【納期遅延の構造的要因】

  • 半導体不足の長期化:スマートアシスト(先進安全装備)やハイブリッドの制御ユニットに不可欠な半導体の供給が、依然として不安定です。
  • ウクライナ情勢の影響:自動車の神経網である「ワイヤーハーネス」の主要生産拠点が影響を受け、部品供給網(サプライチェーン)が寸断していること。
  • 為替変動(円安):急激な円安により、輸入する原材料や部品のコストが高騰し、メーカーの生産計画全体に影響を与えています。

「すぐにでも乗りたい」という人にとっては、この「いつ来るかわからない」状況は大きなストレスですよね。ちなみに、一部のカーリースやサブスクリプションサービス(ニコノリなど)では、人気グレードをあらかじめ見込み発注しているため「最短2週間」といった即納車を用意している場合もあるようです。ただし、グレードや色は限定されるため、妥協は必要になりますね。

【重要】納期は刻一刻と変わります!

ここでお伝えしているのは、あくまで過去のデータに基づく目安に過ぎません。半導体の供給状況や工場の稼働状況によって、来月にはまたガラッと変わる可能性も十分にあります。

最も正確な最新情報については、必ずお近くのトヨタ販売店に直接問い合わせるか、トヨタ自動車の公式サイトで最新の「工場出荷時期目処」を確認するようにしてください。

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「ライズの評判悪い」は性能の誤解か?

「ライズの評判悪い」は性能の誤解か?

ここまで安全面や納期といった「事実に基づく深刻な懸念」を見てきましたが、ここからは「性能」や「質感」についてのネガティブな評判を掘り下げてみます。これらは「欠陥」というよりは、車の特性やコストダウンによる「仕様」であり、知らずに買うと「後悔」に繋がりやすいポイントですね。

乗り心地が悪いと言われる構造的理由

乗り心地が悪いと言われる構造的理由

「ライズは乗り心地が悪い」「路面の凹凸でゴツゴツ、ピョコピョコ跳ねる」という評価もよく見かけます。

これは、ライズが採用している「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」のAセグメントプラットフォームと、その設計思想に起因しているかなと思います。

軽量ボディの功罪

ライズは、車両重量が1トン前後(ガソリン車は970kg〜)と、SUVとしては非常に軽量に作られています。この「軽さ」は、キビキビとした加速感や低燃費には大きく貢献する「功」の部分です。

しかし、乗り心地にとっては「罪」の部分、つまり不利に働く側面があります。重たい車ならドッシリと構えて路面の凹凸をいなせるんですが、軽いライズは路面の凹凸に対してボディ全体が揺すられやすいんですね。特に、高速道路の継ぎ目や荒れたアスファルトでの「ドンッ」という突き上げ感(ハーシュネス)として乗員に伝わりやすいです。

リアサスペンションの特性

また、リアサスペンションに採用されている「トーションビーム式」も特徴的です。これは、左右の車輪が一本の梁(ビーム)で繋がっているシンプルな構造です。

【トーションビーム式のメリット・デメリット】

  • メリット:部品点数が少なくコストを抑えられる。サスペンションの張り出しが少ないため、荷室空間や後席空間を広く確保できる。(ライズの広い荷室はまさにこの恩恵!)
  • デメリット:片輪が段差を乗り越えた際の衝撃や振動が、ビームを通じて反対側の車輪にも伝播しやすい。高級車に使われる「マルチリンク式」に比べると、路面追従性や快適性は劣る傾向にあります。

この「軽量ボディ」と「トーションビーム」の組み合わせが、ライズ特有の「軽快だけど、硬めで落ち着きのない乗り心地」を生み出しているわけですね。

疲れる?DNGAの乗り味を検証

疲れる?DNGAの乗り味を検証

「乗り心地が悪い」に付随して、「長距離だと疲れる」という声もありますね。

これは、先ほどの「ゴツゴツ感(突き上げ)」が継続的に体に伝わってくることに加えて、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)対策がコストの制約を受けていることも関係していると思います。

ライズはAセグメントというコンパクトなクラスで、価格を抑えることが至上命題の一つです。そのため、フロア下やエンジンルーム、ドア内部などに使われる遮音材(インシュレーター)や制振材が、上位クラスの車ほどふんだんには使われていません。

結果として、高速走行中には「ゴーッ」というロードノイズ(タイヤが路面を転がる音)や、エンジンの回転音が比較的キャビン内に侵入しやすいです。

人間は、常に「不快な振動」と「騒音」にさらされていると、それだけで無意識にストレスを感じ、疲労が蓄積していきます。この「振動」と「騒音」のコンボが、「ライズでの長距離運転は疲れる」という評価に繋がっている可能性は高いですね。

ハイブリッドはうるさい?実態を解説

  • ライズHVはエンジンが発電専用の「シリーズ方式」です(日産 e-POWERに近い)。
  • 静かなEV走行から一転、発電のためにエンジンが始動すると、そのギャップで「うるさい」と感じやすいです。
  • 特に急加速時や登坂時は、発電量を稼ぐためエンジンが高回転で唸ることがあります。
  • 車速とエンジン回転数が一致しない「ラバーバンドフィール」も違和感の一因です。

特に「ハイブリッド(e-SMART HYBRID)がうるさい」という評判が目立ちます。

「え?ハイブリッドなのにうるさいの?」と意外に思うかもしれませんが、これにはライズのハイブリッドシステム(日産のe-POWERに近い「シリーズ方式」)の独特な特性が関係しています。

ライズのハイブリッドは、エンジンは発電専用で、駆動力は100%モーターが担います。トヨタのプリウスなどが採用する「THS-II(シリーズ・パラレル方式)」とは根本的に仕組みが違います。

【ライズHV(シリーズ方式)の仕組み】

  1. 低速域・バッテリー十分時:バッテリーの電力だけでモーターを動かし、静かに走行(EV走行)。
  2. バッテリー残量減少 or 急加速時:発電のために1.2L 3気筒エンジンが始動する。

この「2」の瞬間、つまり発電のためにエンジンがかかると、車速の上昇とエンジン回転数が必ずしもリンクしない「ラバーバンドフィール(ゴム紐が伸び縮みするような感覚)」が発生します。

特に登り坂や合流での急加速時には、発電量を稼ぐためにエンジンが「ブーン!」と高い回転数で唸ることがあります。それまでEV走行で静かだった分、この3気筒エンジン特有の振動と騒音が急に響くため、余計に「うるさい」と感じやすいんですね。

プリウスのような「シームレスで静かなハイブリッド」をイメージしていると、この「発電してる感」丸出しの感覚にギャップを感じるかもしれません。

カタログ値と実燃費のギャップ

ライズハイブリッドの燃費評価(WLTC: 28.0km/L)
走行シーン 実燃費の傾向
市街地走行(ストップ&ゴーが多い) リッター25km超えも期待できる(システムの得意分野)
高速道路走行(巡航が多い) リッター20km前後(効率が落ちやすい)
結論 使い方(走行シーン)によって評価が大きく分かれる

燃費に関しても、評価が分かれるポイントです。

特にハイブリッドモデルは、WLTCモードで「28.0km/L」という素晴らしいカタログ燃費を誇ります。実際、KINTO(トヨタのサブスク)が行った実証実験では、運転初心者がライズハイブリッドを運転し、実燃費「28km/L」という、ほぼカタログ値通りの驚異的な数値を記録したというデータもあるようです。

これは、ライズのシリーズハイブリッドが、減速エネルギーを効率よく回生(充電)できる、ストップ&ゴーの多い市街地走行で最も効率を発揮する特性を持っているからです。初心者の慎重な運転(急加速を控える)が、システムの得意分野と見事にハマった結果と言えますね。

一方で、「思ったより燃費が悪い」という声もあります。これは、高速道路を多用するユーザーからの声かなと推測します。シリーズハイブリッドは、高速巡航中はモーター駆動の効率が落ちやすく、常に発電のためにエンジンが回り続ける状態になるため、燃費が伸び悩む傾向があります。

つまり、「市街地メインなら期待以上(リッター25km超えも)、高速メインなら期待以下(リッター20km前後かも)」という、使い方によって評価が真っ二つに分かれるのが実態のようですね。

内装がチープで安っぽいという評価

内装がチープで安っぽいという評価

「内装がプラスチックだらけで安っぽい」という評価。これは、もう「その通りです」としか言えないかもしれません(笑)

ライズは徹底したコスト管理のもとで、あの価格と実用性を両立させています。内装も、ダッシュボードやドアトリムの多くが、シボ(模様)は入っているものの、触るとカチカチの硬いプラスチック(ハードプラ)です。

上位車種(例えばヴェゼル)から乗り換えると、この「チープさ」は際立って感じるでしょう。特に、ドアを閉めた時の「バタン!」という音や、ウインカーの操作音(カチカチ音)など、五感に訴える部分での「安っぽさ」を感じる人は多いようです。

ただ、これは欠陥ではなく、「価格とトレードオフにした結果」ですね。この価格で、あの広い室内空間とSUVスタイルを実現しているわけですから、どこかでコストを削る必要があります。それが内装の質感だった、ということです。

一方で、運転席側を向いた操作パネルや、デジタルで見やすいメーター、豊富な収納スペースなど、道具としての使い勝手は非常によく練られています。

見た目の質感を求めるか、割り切って実用性とコストを求めるかで、評価が180度変わるポイントですね。

ヤリスクロスとヴェゼルとの格差

ヤリスクロスとヴェゼルとの格差

ライズを検討する人は、ほぼ必ずと言っていいほど、ホンダ・ヴェゼルや、同じトヨタのヤリスクロスと比較するかなと思います。

対ヴェゼル:明確な「車格の違い」

これはもう、「クラスが違います」というのが結論ですね。ヴェゼルはCセグメントに近い車格(ボディサイズも一回り大きい)で、内装の質感、乗り心地のしっとり感、静粛性など、多くの面でライズを圧倒しています。

もちろん、価格も数十万円単位でヴェゼルの方が高いです。ヴェゼルと比べて「ライズは安っぽい」と言うのは、ある意味当然の結果とも言えます。ここは「何を優先するか」の問題ですね。

対ヤリスクロス:悩ましい「社内競合」

こっちは同じトヨタのコンパクトSUVで、非常に悩ましいライバルですね。この2台の比較こそが、購入後の満足度を左右する最大のポイントかもしれません。

走りの質感や剛性感、乗り心地は、新世代のTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用するヤリスクロスの方が上だと感じる人が多いようです。カッチリとした走りや、高速安定性を求めるならヤリスクロスに軍配が上がります。

しかし、実用性、特に後席の頭上空間や荷室の使い勝手(積載量)は、「箱型」のボディ形状を持つライズがヤリスクロスを圧倒しています。ヤリスクロスはデザイン重視で後席が狭めなので、家族4人で乗る機会が多いならライズの方が快適ですね。

【ライズ vs ヤリスクロス:どっちを選ぶ?】

比較項目 ライズ (DNGA) ヤリスクロス (TNGA)
プラットフォーム DNGA-A(ダイハツ) TNGA GA-B(トヨタ)
走行性能・剛性感 △(軽快だが質感は劣る) ◎(カッチリしている)
乗り心地 △(硬めで突き上げ感あり) ○(ライズより上質)
後席の広さ ◎(頭上空間に余裕あり) △(狭め・ルーフが低い)
荷室の使い勝手 ◎(広く、床下収納も大) ○(十分だがライズに劣る)
おすすめな人 実用性・積載量・コスパ重視 走行性能・質感・燃費重視

※上記はあくまで一般的な傾向です。

この「走りの質感」を取るか、「家族で使う実用性・広さ」を取るか。このトレードオフを理解していないと、「ヤリスクロスにしておけばよかった」あるいは「ライズにしてよかった」という「後悔」や「満足」に繋がるわけですね。

このあたり、ライズとヤリスクロスの比較については、以前に書いた「ライズとヤリスクロスの徹底比較記事」でも詳しく解説しているので、良かったらそちらも参考にしてみてください。(※今回は該当記事なし)

中古車選びで失敗しないポイント

  • ライズの中古車選びは、過去最大級の注意が必要です。
  • 最重要確認項目:「前部座席ボルト」のリコール(届出番号5540)が対応済みか。
  • 対象は2019年~2023年生産の約15.6万台で、市場の個体のほぼ全てが対象です。
  • 販売店の口頭確認だけでなく、必ず「整備記録簿(メンテナンスノート)」のリコール対応記録を直接確認してください。

新車納期の問題を考えると、「早く乗れる中古車で」と考える人も多いと思います。ですが、ライズの中古車選びは「過去最大級の注意が必要」だと私は思います。

理由は、もうお分かりですよね。もちろん「リコール問題」です。

【中古車チェックの最重要項目】

2024年9月に発表された「前部座席の取付ボルト」に関するリコール(届出番号5540)が、確実に対応済みかどうかを、販売店に絶対に確認してください。

対象は2019年〜2023年生産の15万台以上と、中古車市場に出回っている個体のほぼ全てが対象です。これは命に関わる重大な欠陥ですので、口頭での「対応済みです」という言葉だけでなく、整備記録簿(メンテナンスノート)のリコール対応記録欄を必ず見せてもらうようにしましょう。

もちろん、認証不正問題(ハイブリッド)のこともあり、ブランドイメージが低下しているのは事実です。その分、もしかしたら今後、同クラスの他車種と比べて中古車価格が少しお買い得になる(値下がりする)可能性もありますが…

価格の安さだけで飛びつかず、安全性の確認だけは絶対に妥協しないでください。最終的な判断は、信頼できる販売店のスタッフや、可能であれば自動車整備に詳しい専門家にも相談することをおすすめします。

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「ライズは評判悪いから「買うな」は嘘?安全性の真相と後悔の分岐点」のまとめ

さて、ここまで「ライズ 評判悪い」という説をいろんな角度から検証してきましたが、私なりの結論をまとめたいと思います。

ライズに対するネガティブな評判は、

  1. ダイハツの不正とリコールという「信頼性の欠如」(=事実であり、最重要懸念)
  2. 上位車種と比較した際の「期待値とのミスマッチ」(=誤解や仕様の範囲内)

この2つがハッキリと分かれていると感じます。

特に1の安全性に関する問題は、メーカーとして猛省すべき重大な事案であり、これが「評判悪い」と言われても仕方がない最大の理由です。新車であれ中古車であれ、このリスクを認識した上で検討する必要があります。

一方で、2の「乗り心地」や「内装の質感」に関する不満は、ライズという車の本質を理解していれば、多くは回避できる「後悔」かなと思います。

【結論:ライズはこんな人におすすめ】

  • (安全性の懸念を理解した上で)5ナンバーサイズで、とにかく実用的なSUVが欲しい人
  • 後席や荷室の広さ(積載量)を最優先するファミリー
  • 走行は市街地(街乗り)がメインで、高速利用は少ない人
  • 車の質感(内装など)よりも、価格と維持費(燃費)のコストパフォーマンスを重視する人

ライズの本質は、「5ナンバーサイズで最大のユーティリティ(実用性)を実現した、廉価なSUV」です。このコンセプトに自分の使い方がピッタリ合う人にとっては、燃費性能も含めて(特に市街地メインなら)非常に満足度の高い、優秀な「道具」になってくれるはずです。

安全に関するメーカーの姿勢にはしっかり目を光らせつつ、車の「仕様」の部分はご自身の使い方と天秤にかけて、後悔のない車選びをしてくださいね。

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