40系アルファードの資産価値を守るためのリセールバリュー分析と防衛戦略のタイトルスライド画像

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40アルファードの値崩れの実態は、供給増により1年で平均約177万円もの下落が起きています。本記事では、この相場下落の真相を解明し、あなたが売買で損をしないための判断軸と、2026年以降の相場予測をリアルな数字と共に分かりやすくお伝えします。

こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)運営者の「亮太」です。

最近、40系アルファードのオーナーさんや購入を考えている方の間で、40アルファード 値崩れに関する噂がかなり話題になっていますよね。特に40 アルファード 値崩れの理由や、いつから下落が始まったのかといった具体的な情報は、これからの売買に関わる重要なポイントかなと思います。実際、40アルファード 買取相場の推移や、マレーシアなどの輸出規制がどう影響しているのか気になっている方も多いはずです。この記事では、現在の40 アルファード 納期状況や中古車市場のリアルなデータを見ながら、損をしないための情報を整理してみました。最後まで読んでいただければ、今の市場でどう動くべきかが見えてくるはずですよ。

記事のポイント
  • 40系アルファードが値崩れと言われる構造的な背景とデータ
  • 2025年の一部改良や新グレード追加が相場に与えた影響
  • マレーシア輸出規制などの海外需要とリセールの密接な関係
  • 損をしないための売却タイミングと装備選びのポイント

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40アルファード値崩れの真相と最新の買取相場

  • 究極のミニバン!アルファードと40アルファード値崩れ
  • 値崩れは本当?相場の実態:中古は下落中?価格をデータで確認
  • 新型40系アルファードとヴェルファイアの主な違いと共通点
  • いつから下落?ピークは何月
  • なぜ値崩れ?原因を分解
  • 落ちにくいのはどれ?比較
  • 割安感で選ぶなら「ヴェルファイア ハイブリッドZプレミア」

究極のミニバン!アルファードと40アルファード値崩れ

アルファードといえば、もはや日本を代表する高級ミニバンとして不動の地位を築いていますよね。特に現行の40系が登場したときは、あまりの人気に「新車が買えない」「中古車の方が高い」という異常事態が続いていました。私自身、街中で見かけるたびに「やっぱりかっこいいな」と見惚れてしまうのですが、最近耳にするのが40アルファードの値崩れという不穏な言葉です。

資産価値としてのアルファードの変遷

かつては「移動する金融資産」とまで言われたアルファードですが、2025年を過ぎたあたりから市場の空気が少し変わってきたように感じます。これまでが「お祭り騒ぎ」のようなプレミアム相場だった分、今の落ち着きが急激な値下がり、つまり値崩れのように見えているのかもしれません。しかし、その中身を詳しく見ていくと、単なる人気凋落ではなく、市場が成熟した結果であることが分かります。

40系が直面する「市場の正常化」とは

40系が登場した直後は、供給が需要に全く追いつかず、オークションでは新車価格の1.5倍から2倍で取引されることも珍しくありませんでした。ですが、トヨタの生産体制が整い、街中で見かける頻度が増えるにつれて、こうした「異常なプレミアム」が剥がれ落ちていくのは必然だったと言えます。現在の状況は、まさにバブルが弾けた後の「市場の正常化」プロセスの真っ只中にあると言えるでしょう。

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値崩れは本当?相場の実態:中古は下落中?価格をデータで確認

「本当に安くなっているの?」という疑問に答えるために、実際の取引データを見てみましょう。2024年の中盤ごろまでは、中古車市場において新車価格に200万円から300万円ものプレミアムが乗るのが当たり前でしたが、2025年以降、そのプレミアム分が急速に消失していることが明確なデータとして現れています。

※表が途切れる場合は横にスクロール可

時期 平均落札価格(目安) 相場前年同月比の変動
2024年6月 約764.0万円
2025年2月 約652.3万円 -111.7万円
2025年6月 約587.5万円 -176.5万円

2024年6月から2025年6月にかけて中古平均落札価格が急落したことを示す棒グラフと下落額の図解

1年で170万円以上の下落が意味するもの

このデータが示す通り、わずか1年間で170万円を超える大幅な下落が記録されており、これが「相場崩壊」という印象を市場に植え付ける直接的な要因となりました。しかし、これでもまだ新車価格(約540万円〜)を維持、あるいは微増している状態です。一般的な車両が1年で20%〜30%値を下げることを考えれば、アルファードのリセールは依然として怪物級であることに変わりはありません。

地域別の買取実績に見る格差

また、興味深いのは地域による査定額の差です。2026年初頭のデータでは、福岡県や愛知県などの輸出港に近い地域では「未使用車」に近い個体が740万円台で取引される一方で、内陸部や地方では600万円台前半まで落ち込むケースも見られます。売却を検討する際は、どこで査定を受けるかも非常に重要な戦略になりそうですね。

新型40系アルファードとヴェルファイアの主な違いと共通点

アルファードを語る上で避けて通れないのが、兄弟車であるヴェルファイアの存在です。40系において、トヨタは意図的にこの2台の「差別化」を強めました。これが中古車相場にも大きな影響を与えています。

40系アルファードとヴェルファイアの決定的な違い

  • 専用エンジンの有無:ヴェルファイアには走りを重視した2.4Lターボエンジンが設定されています。
  • ボディ剛性のチューニング:ヴェルファイアはフロントにパフォーマンスブレースを追加し、よりスポーティな乗り味を実現。
  • 標準装備の充実度:ヴェルファイアは「Z Premier」を基本とし、アルファードではオプションとなるような豪華装備が最初から付いています。

ステータスのアルファード、走りのヴェルファイア

アルファードは「王道・上品・おもてなし」を軸にしており、法人需要やVIP送迎での需要が圧倒的です。一方のヴェルファイアは「個性・走り・力強さ」を求める層に支持されています。このキャラクターの違いにより、リセールバリューの動きもわずかに異なります。かつてはアルファードが圧勝していましたが、40系ではヴェルファイアの希少価値を評価する層が増え、相場が拮抗しているのが面白いところですね。

流通量が多くリセールが正常化するアルファードと、生産数が少なく専用装備で希少性が高いヴェルファイアの比較図

「GA-Kプラットフォーム」による共通の進化

もちろん共通点も多く、特に「GA-Kプラットフォーム」の採用による乗り心地の劇的な向上は、両車に共通する最大の魅力です。振動を極限まで抑えた設計は、まさに「究極のミニバン」にふさわしい仕上がりと言えます。この基本性能の高さこそが、中古車になっても価値が落ちにくい根源的な理由と言えるでしょう。 (出典:トヨタ自動車株式会社「新型アルファードならびにヴェルファイアを発売」)

いつから下落?ピークは何月

40系アルファードの相場を振り返ると、明確な「高騰の天井」が存在しました。それは2024年の春から初夏にかけての時期です。この頃、市場では「発売から1年が経つとマレーシアへ輸出できるようになる」という期待感が最高潮に達していました。

2024年6月を境に変貌した市場

実際に輸出が解禁された2024年6月以降、相場はさらに跳ね上がるかと思いきや、皮肉にもここから下落のカウントダウンが始まりました。なぜなら、輸出解禁を狙って溜め込まれていた個体が一気に市場へ放出され、供給過多になってしまったからです。需要よりも供給が勝った瞬間、プレミアム価格は維持できなくなりました。

2025年に入り本格的な「踊り場」へ

その後、2025年2月ごろには前述の通り100万円以上の大幅な価格調整が行われました。現在は急落こそ落ち着いたものの、緩やかな右肩下がりの「踊り場」状態にあります。これから2026年にかけては、2025年式の中古個体が大量に流通し始めるため、初期型(2023年式)の価値はさらにシビアに評価されるようになるでしょう。

なぜ値崩れ?原因を分解

なぜここまで劇的な価格変動が起きたのか。その要因は単一ではなく、複数の要素が複雑に絡み合っています。私なりに分析した、相場を押し下げている主要な3つの因果関係を解説します。

生産体制強化による国内の納期短縮と、マレーシア輸出規制(1年ルール)による国外要因の2つを説明するアイコン付きスライド

1. 劇的な納期改善と供給過多

最大の要因は、トヨタの生産能力向上です。2026年2月現在、かつての「2年待ち」は嘘のように解消されています。

2026年時点の最新納期目安

  • ガソリン車:約2カ月 〜 3カ月
  • ハイブリッド車:約4カ月前後
  • PHEV:約2カ月 〜 3カ月

「数ヶ月待てば新車が定価で手に入る」状況では、中古車に数百万円のプレミアムを払うメリットがなくなります。これが中古相場を直撃しました。

2. 海外需要の冷え込みと為替の影響

アルファードのリセールを支える屋台骨は東南アジア(特にマレーシア・タイ)の富裕層です。しかし、世界的な景気後退懸念や現地の金利上昇、さらにはハイブリッド車のメンテナンス体制への不安から、かつての「どんな価格でも買う」という熱気が少し冷めてきています。バイヤーが慎重になったことで、オークションでの競り上がりが弱くなっているんですね。

3. 転売ヤーの撤退と市場の浄化

プレミアム価格が消失したことで、利益目的の転売層が市場から姿を消しました。これにより、純粋に「乗りたい人」だけの市場になり、不自然な高値が抑制されました。これは一般ユーザーにとっては喜ばしいことですが、これまで高値売却を前提にローンを組んでいた人にとっては、厳しい現実となっています。

落ちにくいのはどれ?比較

「40 アルファード 値崩れ」という言葉に怯える必要はありません。なぜなら、特定の条件を満たす個体は、今でも驚くほどの高値を維持しているからです。ここでは、リセールに強いグレードと装備の組み合わせを比較してみましょう。

※表が途切れる場合は横にスクロール可

グレード(パワートレイン) リセール期待度 理由・特徴
Z(ハイブリッド) ★★★★★ 国内・海外共に需要が集中する主役グレード
Executive Lounge ★★★☆☆ 新車価格が高く、下落幅(金額)が大きくなりやすい
Z(ガソリン) ★★★★☆ 初期投資が安く、リセール率(%)では最強の可能性

リセールを左右する「三種の神器」

40系において、査定額を数十万円単位で変える装備が以下の3点です。

  • ツインムーンルーフ:海外輸出において必須条件。これがないと査定額が30万円〜50万円下がることも。
  • ボディカラー(白・黒):プラチナホワイトパールマイカかブラック以外は、リセール面では不利になります。
  • アドバンストパーク+JBL:高級車としての機能をフルに備えていることが、高額査定への近道です。

特に社外品への交換が難しい40系では、「純正の豪華オプション」の有無が30系の時以上に重要視されています。

左右独立ムーンルーフ、ユニバーサルステップ、スペアタイヤなど、輸出リセールで高く評価される装備の解説図

とにかく安さを優先して手に入れたいなら「アルファード 2.5Z」

「40系に乗りたいけれど、今の相場でもまだ高い…」と感じているなら、狙い目は間違いなくガソリン車の2.5Zグレードです。ハイブリッドに比べて新車価格が100万円ほど安く設定されているため、中古市場でも「500万円台」の個体がチラホラ見え始めています。

ガソリン車ならではのメリット

ハイブリッド車に比べれば燃費性能では劣りますが、年間走行距離が少ない方であれば、燃料代の差をリセールの差で埋めることが十分に可能です。実はマレーシアの一部地域では、バッテリーメンテナンスの不安から、あえてガソリン車を指名買いする層も一定数存在します。そのため、リセール率(換金率)だけで見れば、ガソリン車がハイブリッドを逆転する現象も起きているんです。

「安く買う」ための妥協ポイント

もし安さを追求するなら、あえて走行距離が伸びた個体(2万km〜3万km)を探すのも一つの手です。アルファードはタフな車ですから、しっかりメンテナンスされていればその程度の距離は全く問題ありません。なお、ミニバンの売却時期による査定額の違いを事前に知っておくことで、次の乗り換え計画も立てやすくなりますよ。

割安感で選ぶなら「ヴェルファイア ハイブリッドZプレミア」

コストパフォーマンス(満足度に対する価格)で選ぶなら、ヴェルファイアのハイブリッドZプレミアが非常に優秀です。アルファードのZグレードを検討している層からすると、ヴェルファイアは最初から「黒塗りアルミホイール」や「高級感のある内装」が備わっているため、追加のカスタム費用を抑えることができます。

差別化による「値落ちの緩やかさ」

40系ヴェルファイアは、アルファードに比べて生産台数が絞られているため、中古車市場での希少価値が維持されやすい傾向にあります。特に「走りの質感」にこだわった点は、趣味性の高いユーザーから高く評価されており、これが相場の下支えになっています。

「アルファードはみんな乗っているから嫌だ」というこだわり派にとっても、ヴェルファイアは魅力的な選択肢ですよね。ただし、2.4Lターボモデルはハイオク仕様である点や、維持費の面でハイブリッドとは異なるコスト計算が必要な点は注意しましょう。自分に合った一台を選ぶために、ぜひ公式サイトなどで詳細なスペックを比較してみてくださいね。

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将来予測から見る40 アルファード値崩れの回避戦略

  • 今後さらに下がる?底の目安
  • 輸出需要の動向によって、いつ、どのタイミングで値崩れが起きるか
  • 先代30系の相場推移から予測する、40系の長期的な価値の守り方
  • 相場急落で中古車販売店が大損するリスクとその影響
  • ヴェル/LMが相場に与える影響
  • 買う?売る?損しない判断軸と40 アルファード値崩れ

今後さらに下がる?底の目安

「今が一番安いのか、それとももっと下がるのか」という悩みは、中古車市場において最も難しい問題の一つですよね。私の分析では、2026年後半にかけてもう一段階の価格調整が入る可能性があると考えています。その理由は、トヨタが2026年夏に向けてさらなる増産計画を立てているという情報があるからです。

底打ちを知らせる「サイン」を見逃すな

相場が下げ止まる、いわゆる「底打ち」のサインは、以下のポイントで判断できます。

  • ディーラーの在庫状況:新車の即納在庫が解消され、再び納期が半年程度で安定し始めたとき。
  • 買取業者の強気な姿勢:一括査定などで各社の提示額が競り合い、価格が横ばいになったとき。
  • 海外の法改正:マレーシアやタイなどの輸入関税が緩和されるニュースが出たとき。

これらが重なれば、そこが絶好の「買い時」であり、既存オーナーにとっては売却を急ぐべきかどうかの判断基準になります。特に残価設定ローンの残債割れリスクを抱えている方は、こうした指標をこまめにチェックしておくことが大切です。

輸出需要の動向によって、いつ、どのタイミングで値崩れが起きるか

アルファードのリセールバリューを語る上で、絶対に無視できないのが「マレーシアへの輸出需要」です。日本のオークション相場が新車価格を大きく上回るプレミアム状態になるのは、このマレーシア市場の存在があるからと言っても過言ではありません。ただ、この需要には「初度登録から12ヶ月以上、59ヶ月以内」という極めて厳格な輸入規制ルールが存在します。これが、40 アルファード 値崩れの波を予測する最大の鍵になるんです。

「登録から1年」の壁がもたらす需給の歪み

マレーシアでは、日本で登録されてから1年(12ヶ月)経たないと輸入できないという決まりがあります。そのため、登録から10ヶ月、11ヶ月といった「輸出解禁直前」の個体は、現地のバイヤーが在庫を確保しようと激しく競り合うため、一時的に買取価格が異常なほど跳ね上がります。私が見てきたケースでも、この「1年直前」が最も高値で売り抜けるチャンスであることは間違いありません。

しかし、問題はその直後です。2023年6月に発売された40系ですが、2025年以降は生産台数が大幅に増えた2024年〜2025年式の個体が次々と「登録から1年」を迎えます。すると何が起きるか。市場に輸出可能な個体が一気に溢れ出し、バイヤー側の買い注文を供給が上回ってしまうんですね。これが、「1年経過後の供給過多による値崩れ」の正体です。2026年はこのサイクルがより加速するため、周囲が売り急ぐタイミングを冷静に見極める必要があります。

登録12ヶ月未満の「売却禁止ゾーン(国内相場)」と13ヶ月目以降の「輸出解禁ウィンドウ(高騰相場)」の違いを示すチャート図

マレーシア輸出の「59ヶ月ルール」とは?

マレーシアへ輸出できるのは、登録から59ヶ月(約5年)以内の車両に限定されています。これを1ヶ月でも過ぎると、現地の高額な関税体系などの影響で一気に買い手がつきにくくなります。つまり、アルファードにとって「5年」は価値が急落する大きな崖(クリフ)であることを覚えておきましょう。

世界情勢と為替が相場を左右するリスク

また、輸出需要は相手国の経済状況にも左右されます。マレーシアの政策変更や通貨リンギットの変動、さらには日本円の独歩高などが進むと、現地のバイヤーは買い付けを控えるようになります。実際、財務省の統計を見ても、中古車の輸出台数は為替や相手国の規制に敏感に反応していることが分かります。(出典:財務省「貿易統計」)

輸出相場に依存するリスク

現在の40系相場は、国内需要よりも「海外でいくらで売れるか」に大きく依存しています。もし輸出規制がさらに厳格化されたり、関税が引き上げられたりすれば、一晩で100万円単位の値崩れが起きる可能性もゼロではありません。売却を検討中の方は、常に「海外輸出の動向」にアンテナを張っておくことが、損をしないための防衛策になりますよ。

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先代30系の相場推移から予測する、40系の長期的な価値の守り方

「40系はいつまで高く売れるのか?」という疑問への答えは、先代30系の動きが非常に参考になります。30系アルファードは、2015年の登場から2023年の生産終了まで、一貫して高いリセールを維持し続けました。しかし、詳細なデータを分析すると、そこには「価値が守れる境界線」がはっきりと存在していたんです。40系でもこの傾向は必ず踏襲されるはずです。

30系から学ぶ「走行距離」と査定額の相関

30系の相場推移を振り返ると、最も安定していたのは走行距離が「年間1万km以内」に収まっている個体でした。特に国内での再販を考える際、5万kmを超えると評価が一段階下がり、10万kmを超えると「輸出専用車」としての評価しか受けられなくなります。

※表が途切れる場合は横にスクロール可

走行距離の目安 リセールへの影響度 30系の傾向から見る予測
〜3万km ◎ 非常に高い 国内中古車市場でも「極上車」として高値維持
3万〜5万km ○ 安定 輸出バイヤーが最も好むボリュームゾーン
5万〜10万km △ やや下落 国内評価が下がり、輸出相場頼みになる
10万km超 × 大幅下落 メンテナンス履歴が重視され、査定額は半分以下も

長期保有で「負け」ないための2つの鉄則

40系アルファードを数年後に高く売りたいなら、私なら以下の2点を徹底します。まず一つは、「車検1回目(3年)での乗り換え」の検討です。30系の時も、3年落ち・走行3万km以内の個体は、新車価格に近い金額で買い取られるケースが続出しました。これにより、わずかな追金で最新モデルに乗り換え続けるという「アルファード・ループ」が可能だったんですね。

走行距離3万kmを超えると評価が急落すること、および供給過多が予想される2026年問題への対策を示した警告画像

もう一つは、過度なカスタムを控え、「純正戻しができる状態」を維持することです。30系でもそうでしたが、海外バイヤーは改造車よりも「純正のサンルーフ付き」を最も高く評価します。高価な社外ホイールを入れるのも楽しいですが、売却時には純正ホイールに戻せるよう必ず保管しておきましょう。

40系の価値を最大化する「亮太流」メンテナンス術

  • 屋根付き保管:パールの美しさを維持し、プラス査定を狙う
  • 禁煙の徹底:タバコの臭いは海外輸出でも大きな減点対象
  • 整備記録簿の保管:定期的なオイル交換などの履歴は信頼の証

これらの小さな積み重ねが、5年後の査定で50万円以上の差になって返ってくることも珍しくありません。「走ってなんぼ」の車ではありますが、資産として守る意識を持つことが、究極のミニバンライフを支えてくれるはずですよ。

相場急落で中古車販売店が大損するリスクとその影響

現在の40 アルファード 値崩れ局面において、実は一般のオーナーさん以上に冷や汗をかいているのが「中古車販売店」の皆さんかもしれません。一時期の異常な高騰期に、競合に負けじと1,000万円近い価格で仕入れた在庫が、わずか数週間で相場が100万円以上も下落してしまえば、店としては売れば売るほど赤字が出る「地獄絵図」になってしまいます。

販売店が抱える「在庫リスク」の正体

中古車販売店は、オークションで車を仕入れてから店頭に並べ、売約に至るまで通常1ヶ月〜2ヶ月程度のタイムラグがあります。相場が右肩上がりの時はこれが利益を押し上げますが、現在の40 アルファード 値崩れのように急落している局面では、保有しているだけで資産価値が目減りしていく「含み損」の状態になります。資金力の弱い販売店だと、損切り(赤字での投げ売り)をせざるを得ないケースも出てきているのが実情ですね。

査定現場で起きている「超・保守的」な見積もり

こうしたリスクを肌で感じている買取業者は、今、非常に慎重な姿勢をとっています。「明日もっと下がるかもしれない」という恐怖があるため、本来の価値よりもさらに50万円〜100万円ほど低く見積もることで、自社の損失を防ごうとする動きが強まっているんです。特にディーラーの下取りは、海外輸出相場をリアルタイムで追いきれないため、驚くほど低い金額を提示されることが増えています。今の時期、1社だけの査定で決めてしまうのは、文字通り「大損」への片道切符になりかねません。

賢いユーザーが取るべき「相見積もり」の戦略

販売店がリスクを回避しようとする今だからこそ、私たちユーザー側は「海外販路を直接持っている買取店」や「アルファード専門の販売店」など、複数のルートで価格をぶつける必要があります。実際に、店舗によって提示額が100万円以上、時には164万円もの差が出たという報告もあるほどです。足元を見られないためには、こちらも相場の動きを把握していることを伝え、複数の業者を競わせることが、この不安定な市場での唯一の防衛策になりますよ。

ヴェル/LMが相場に与える影響

レクサスLMという「真の最上級ミニバン」がラインナップに加わったことは、アルファードのピラミッド構造を根本から変える大きな出来事でした。これまで「一番高い、一番豪華な車」を求めて、消去法的にアルファードのExecutive Lounge(エグゼクティブラウンジ)を選んでいた超富裕層や法人が、こぞってLMへ流れているんです。

ヒエラルキーの再編とExecutive Loungeの立ち位置

この需要のシフトにより、これまで中古車市場で「神格化」されていたアルファードの最上位グレードに、少しずつ陰りが見えてきました。LMがピラミッドの頂点に君臨したことで、アルファードは「究極のプライベート空間」から、より「実用的で豪華な高級ミニバン」という立ち位置へスライドしました。これは、中古車相場がバブル的なプレミアムを維持し続ける理由が一つ消えたことを意味しています。

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モデル 主なターゲット層 アルファード相場への影響
レクサス LM VIP・超富裕層(運転手付き) 最上位グレードの需要を吸収し、高騰を抑制
ヴェルファイア こだわり層・個人ユーザー(自ら運転) 走りの個性で差別化され、相場が分散
40系アルファード 法人・ファミリー・幅広い層 王道の選択肢として「適正相場」へ回帰

ヴェルファイアとの「共存」がもたらす安定感

また、40系でヴェルファイアが独自のキャラクター(2.4Lターボや高い剛性)を確立したことも、アルファードの相場安定に寄与しています。かつての30系のように「ヴェルファイアは不人気でアルファードだけが高い」という歪な構造ではなく、両車がそれぞれのファンを持つようになったことで、中古車市場への流入と流出のバランスが整ってきました。これは長期的に見れば、「不当な高騰が起きにくく、かつ価値が急落もしにくい」という、健全で予測しやすい市場環境への移行と言えるかなと思います。

買う?売る?損しない判断軸と40 アルファード値崩れ

結局のところ、この40 アルファード 値崩れが起きている今、私たちはどう動くのが最も賢いのでしょうか。市場の供給量が増え、新車の登録台数も着実に積み上がっている現状を踏まえ、私なりの結論をまとめました。

これから「買う」人のための判断基準

もしあなたが新車を狙っているなら、今は間違いなく「買い」のタイミングです。納期が数ヶ月まで短縮され、抽選に一喜一憂したり、不当なプレミアム価格を中古車屋さんに払ったりする必要がなくなりました。定価で、自分の好きな仕様を注文できる。これこそが本来の健全な買い方ですよね。一方で中古車を狙うなら、2025年式以降の低走行個体が、新車価格+α程度まで落ち着いてきたものをじっくり選ぶのが得策です。焦って「かつての高値」の名残がある在庫を掴まないように注意してください。

これから「売る」人のための判断基準

「いつかまた高騰するかも」という淡い期待を持って待つのは、今の市場状況では少しリスクが高いかもしれません。トヨタの増産計画や、2026年以降に予想される一部改良モデルの登場を考えると、初期型(2023年〜2024年式)の価値は相対的に下がっていく一方だからです。特に残価設定ローンを利用している方は、トヨタ車のリセールランキングなどを参考に、自分の車の立ち位置を客観的に把握し、利益が出ているうちに「逃げ切る」という判断も必要になってくるでしょう。

「40アルファードの値崩れ徹底解説!現相場と予測・売買基準・種別比較」のまとめ

バブル終了の理解、装備厳選、保有期間の遵守など、賢く損切り・買い替えを行うための最終提言スライド

  • 40系アルファードのプレミアム価格は消失し市場は正常化へ向かっている
  • 2025年6月時点のデータでは前年比で平均落札価格が約176万円下落した
  • 新車納期が2カ月から4カ月程度まで劇的に改善されたことが下落の主因
  • 2025年の一部改良で追加されたXグレードが中古相場のボトムを形成する
  • マレーシア輸出の12ヶ月ルールにより登録1年前後の個体は依然として強い
  • リセールを狙うならパールかブラックの車体色にムーンルーフは必須装備
  • JBLサウンドシステムやモデリスタエアロもプラス査定に大きく寄与する
  • 増産体制が本格化する2026年以降は中古車の希少価値がさらに薄れる予測
  • ディーラー下取りよりも海外販路を持つ買取店の方が高値が出やすい状況
  • 走行距離が1万kmを超えると査定額が一段落するため早めの売却も検討
  • PHEVモデルは流通台数が少なく当面は極めて高いリセールを維持する見込み
  • 残価設定ローンを利用している場合は残債割れのリスクを常に意識しておく
  • 30系後期の相場下落が40系の心理的な買い控えを引き起こしている側面もある
  • 購入時は目先の安さだけでなく装備内容が輸出条件に合うかを確認すべき
  • 正確な査定額を知るには複数の買取業者に同時査定を依頼するのが最も有効