スポンサードリンク

ハリアーとRAV4の価格差を比較!5視点で解説(維持費・リセールなど)
こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)運営者の「亮太」です。

トヨタの人気SUV、ハリアーとRAV4。この2台で悩んでいる方、本当に多いんじゃないでしょうか。私もさんざん悩んだクチですから、その気持ち、よく分かります。特に気になるのが「ハリアー rav4 価格差」ですよね。

パッと見るとハリアーの方が高そうだけど、新車の価格表を眺めてもグレードが多くて、結局いくら違うのか分かりにくい…。4WD同士で比べたらどうなるの?PHEVモデルでの価格差は?単純な価格だけでなく、大きさや内装の高級感、さらには購入後の維持費や気になるリセールバリューまで含めて、結局どっちを選べばいいのか…。

こうした疑問を抱えたまま、カタログの数字だけをにらめっこしていても、なかなか答えは出にくいかなと思います。実は、この2台の価格差には「比較の罠」とも言えるカラクリがあるんです。

この記事では、ハリアーとRAV4の価格差の真相を、燃費や装備の違い、リセールバリューといった「見えないコスト」まで含めて徹底的に比較していきます。読み終わる頃には、あなたにとって本当に価値ある一台がどちらなのか、ハッキリ見えているはずです。

記事のポイント
  • ハリアーとRAV4の「本当の価格差」がグレード別にわかる
  • 価格差を生み出す「高級感」と「機能性」の具体的な違いがわかる
  • 維持費やリセールまで含めたトータルコストで比較できる
  • あなたが選ぶべき一台の明確な基準がわかる
スポンサードリンク

ハリアーとrav4の価格差は約48万?比較の罠

ハリアーとrav4の価格差は約48万?比較の罠

さて、まず皆さんが一番気になる「新車価格の差」から見ていきましょう。「ハリアーはRAV4より約48万円高い」という話をよく聞きますが、実はこれ、特定のグレード同士を切り取っただけの話で、この数字だけを見て判断するのは危険なんです。

このセクションでは、その「約48万円」という数字のカラクリを徹底的に解剖します。どのグレードで比べるのが現実的なのか、そしてその価格差の裏に隠された、トヨタの「思想の違い」まで深掘りしていきますね。

ハリアーとRAV4の新車グレード比較

比較の前提と結果
単純な最安グレード比較 ❌ 約48万円差(ハリアー高)だが、装備レベルが大きく異なるため非現実的。
中級グレード(G)同士比較 ✅ 約1.5万円差(ほぼ同価格)。装備レベルが近づき最も現実的。
同価格帯での駆動方式の違い ハリアーは2WD(街乗り)、RAV4は4WD(機能性)が基本となる。

まず結論から言うと、エントリーモデル(最安グレード)同士で単純比較すると、価格差は約48万円になります。

  • RAV4 エントリー「X」(4WD): 3,237,300円
  • ハリアー エントリー「G」(2WD): 3,710,300円

これだけ見ると「やっぱりハリアーは高い!」となりますよね。でも、ちょっと待ってください。この2つのグレード、装備の前提が全然違うんです。

ハリアーの「G」は、現行モデルでは実質的な標準グレードという位置づけです。内装も合成皮革シートが標準で、運転席は8ウェイパワーシートが装備されています。

一方、RAV4の「X」は、どちらかというとビジネスユースや装備にこだわらない方向けのグレード。シートはファブリック(布)で、運転席も6ウェイのマニュアルシート(手動調整)です。

これでは公平な比較とは言えないですよね。

じゃあ、装備のレベルを近づけた、購入者が最も悩むであろう中級グレード同士で比べるとどうなるでしょう?

  • RAV4「G」(ガソリン・4WD):3,694,900円
  • ハリアー「G」(ガソリン・2WD):3,710,300円

なんと、価格差は約1.5万円にまで一気に縮まります。これ、ほぼ同価格と言っていいレベルだと思いませんか?

しかも面白いのが、ほぼ同価格でありながら、RAV4はアクティブな「4WD」が基本で、ハリアーは都市型の「2WD」が基本になっている点。ここに、この2台の根本的なキャラクターの違いがハッキリと現れています。

ポイント

  • 単純な最安グレード比較(約48万円差)は、装備が違うため現実的ではない。
  • 装備が近くなる中級グレード(Gグレード)で比較すると、価格差はほぼゼロになる。
  • ただし、同価格帯でもRAV4は「4WD」、ハリアーは「2WD」と駆動方式が異なる。

ご注意ください

記載している車両本体価格は、あくまで2025年モデルをベースにした一例です。オプションや税金・諸費用は含まれていません。本記事執筆時点での情報であり、変更される可能性があります。

最新の正確な価格や装備内容については、必ずトヨタ自動車の公式サイト(ハリアー価格・グレード)や、お近くの販売店でご確認ください。

スポンサードリンク

4WD同士の比較。ハリアーは高い?

💡 4WD同士の価格差(約20万円)の正体

モデル 価格差が生まれる主な理由
RAV4 Adventure (4WD) 高性能なダイナミックトルクベクタリングAWD(機能性への投資)。
ハリアー G (4WD) 内外装の「美しさ」と「高級感」(質感への投資)が価格に上乗せ。

➡️ 差額は「機能性」か「質感」か、という価値観のトレードオフである。

「なるほど、中級グレードだと価格差はなしか。でもSUVなんだから、やっぱり4WD同士で比べたい」と思いますよね。私もそう思います。では、4WD同士で比較するとどうなるでしょう。

アクティブ派に絶大な人気を誇るRAV4「Adventure」(ガソリン・4WD)と、ハリアーの中級グレード「G」(ガソリン・4WD)を比較してみましょう。

  • RAV4 Adventure(4WD): 3,713,600円
  • ハリアー G(4WD): 3,910,500円

この場合、価格差は約20万円となり、ハリアーの方が高くなります。

この約20万円の差が、まさに「RAV4の機能性」と「ハリアーの質感」のトレードオフなんです。

RAV4のAdventureが搭載する4WDシステムは、ただの4WDではありません。「ダイナミックトルクベクタリングAWD」という、後輪の左右に伝わる力を細かく制御できる高性能なシステムです。これにより、悪路での走破性はもちろん、カーブを曲がる時の安定性も格段に向上します 3 。まさに「機能性」への投資ですね。

一方、ハリアーG(4WD)が搭載するのは「ダイナミックトルクコントロール4WD」。これも優れたシステムですが、Adventureのものとは異なり、より都市部や雪道での安定性を重視したシステムです。ハリアーの価格には、このAWDシステムのコストに加え、内外装の「美しさ」や「高級感」といった「質感」へのコストが上乗せされている、と考えるのが妥当です。

PHEVの価格差はいくら?

💡 PHEVモデルの価格差(約63万円)の理由

モデル 特徴と価格差の要因
RAV4 PHEV「Z」 高性能PHEVとしてのバランスの取れた最上級グレード。
ハリアー PHEV「Z」 ガソリン車最上級「Z “Leather Package”」相当の豪華装備を標準化した明確なラグジュアリーモデル

➡️ ハリアーPHEVは環境性能に加え「圧倒的な高級感と所有満足度」へのコストが高い。

次に、両車のフラッグシップモデルであるPHEV(プラグインハイブリッド)で比較してみます。ここでは価格差がさらに明確になります。

  • RAV4 PHEV「Z」(E-Four): 約563万円
  • ハリアー PHEV「Z」(E-Four): 6,260,100円

その差は、なんと約63万円。ハリアーが一気に高額になります。

なぜこれほどまでに差がつくのか。RAV4のPHEV「Z」も、もちろん最上級グレードとして非常に豪華な装備を備えています。しかし、ハリアーのPHEV「Z」は、RAV4のPHEVに対して、ガソリン車の最上級グレード「Z “Leather Package”」相当の豪華装備(例えば、JBLプレミアムサウンドシステムなど)を標準でてんこ盛りにした、明確なラグジュアリーモデルとして設定されているためです 5 。

環境性能とパワーは当然として、それに加えて「圧倒的な高級感と所有満足度」を求める層に向けた、特別なモデルがハリアーPHEVだと言えますね。

ハリアーとRAV4の大きさの違い

ハリアーとRAV4の大きさの違い

価格差の背景には、ボディサイズとデザインの根本的な違いも大きく影響しています。面白いことに、この2台は「GA-Kプラットフォーム」という同じ土台(設計思想)を共有する兄弟車なんです。同じ土台から、いかに異なるキャラクターを生み出しているか、サイズで見てみましょう。

モデル 全長 全幅 全高 室内高
ハリアー (G) 9 4,740mm 1,855mm 1,660mm 1,215mm
RAV4 (G) 8 4,600mm 1,855mm 1,685mm 1,230mm
RAV4 (Adventure) 8 4,610mm 1,865mm 1,690mm 1,230mm

この表から読み取れる違いは、単なる数字以上に重要です。

  1. 全長(デザインと取り回し):ハリアーはRAV4 (G) よりも14cmも長いです。これは主に前後のオーバーハング(タイヤより外側のボディ部分)によるもので、あの流麗で美しいクーペスタイルを実現するための「デザイン」の長さです。一方、RAV4は全長を抑えることで、スクエアな荷室空間や、市街地での取り回しの良さにも配慮しています。
  2. 全幅(タフさの象徴):RAV4の「Adventure」は、専用の大型ホイールアーチモールのおかげで、ハリアーやRAV4 (G) よりも10mm幅広くなっています。これが視覚的な安定感と、SUVらしいタフさを強調していますね。
  3. 全高(室内の余裕):RAV4はハリアーより約2.5cm~3cm背が高いです。この差が、そのまま室内の頭上スペース(室内高1,230mm 10)の余裕につながっています。ハリアーは全高を抑えることで、低重心でクーペライクなスポーティなフォルムを優先しています。

内装の高級感か?機能性か?

ハリアーの内装 (高級感)

  • 合成皮革/ソフトパッド多用
  • イルミネーション付き加飾
  • JBLサウンド(上級グレード)
  • ➡️ 視覚・触覚・聴覚に訴える「質感」

RAV4の内装 (機能性)

  • タフでカジュアルな素材
  • 12.3インチフルデジタルメーター
  • パノラミックビューモニター
  • ➡️ 運転・悪路走行を助ける「機能」
同じプラットフォームでも、ハリアーは「高級感」、RAV4は「機能性」にコストを投下している

ここまで見てきた価格差やサイズの違いは、すべて「クルマづくりのコンセプトの違い」から来ています。ここが一番重要なポイントです。

ハリアーは「都市型プレミアムSUV」です。

キーワードは、高級感、ラグジュアリー、洗練、静粛性、街乗り。

スモークメッキの加飾、イルミネーション付きのスカッフプレート、JBLサウンドシステム、手触りの良いソフトパッドなど、目に見える「質感」や、耳で感じる「静粛性」、肌で感じる「満足感」にお金をかけています 5 。

RAV4は「アクティブ・オフロードSUV」です。

キーワードは、カジュアル、タフ、走破性、機能性、アウトドア。

高性能なAWDシステム、12.3インチのフルデジタルメーター、パノラミックビューモニター、大型のホイールアーチモールなど、運転を助ける「機能」や、悪路をものともしない「走行性能」、道具としての「タフさ」にお金をかけています 3 6 。

つまり、ハリアーとRAV4の価格差とは、「クルマとしての格」の差(どちらが上でどちらが下か)ではなく、「あなたが高級感にお金を払いたいか、それとも機能性にお金を払いたいか」という、価値観の違いに対するトヨタからの問いかけなんです。

スポンサードリンク

見えないハリアーとrav4の価格差。維持費と価値

見えないハリアーとrav4の価格差。維持費と価値

新車価格の差は、コンセプトの違いだということが分かりました。でも、クルマ選びは買って終わりじゃありませんよね。「買ってから『こんなはずじゃなかった』と後悔したくない…」というのが本音だと思います。

ここからは、購入後にかかってくる「見えない価格差」、つまり具体的な装備の違い、日々の維持費、そして手放す時のリセールバリューについて、さらに深く掘り下げて比較していきます。トータルコストで考えると、どちらが本当にお得なんでしょうか。

装備の差を徹底比較

内装やコンセプトの違いを、さらに具体的に「標準装備」で比べてみましょう。特に購入者が悩む400万円前後の予算で、手に入るものがどう違うのかが重要です。

RAV4は「G」から上位グレード(AdventureやG “Z package”)にすると、

  • 12.3インチ フルデジタルメーター(視認性が高く、表示をカスタマイズできる)
  • パノラミックビューモニター(PVM)(車を上から見たような映像で駐車を強力にサポート)
  • デジタルインナーミラー(前後録画機能付)(荷物満載でも後方視界をクリアに確保)

といった、運転の視認性や安全性に直結する「先進技術・機能」が標準装備になります 6 。

一方、ハリアーが「G」から「Z」や「Z “Leather Package”」にアップグレードすると、

  • 19インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)(Gは18インチ)
  • フロントバンパーメッキモール(スモークメッキ)(艶やかな高級感を演出)
  • JBLプレミアムサウンドシステム(9スピーカーで臨場感ある音響体験)

といった、見た目の美しさや所有満足度に関わる「質感・豪華さ」が向上します 5 。

400万円のトレードオフ

あなたは同じ予算なら、どっちを選びますか?

  • RAV4: 「フルデジタルメーターとPVMが付く」という機能性
  • ハリアー: 「JBLサウンドとスモークメッキが付く」という高級感

この選択こそが、この2台を選ぶ本質的な悩みどころですね。

上位グレード装備比較(400万円クラスの一例)
装備項目 RAV4 (Adventure / G “Z package”) 6 ハリアー (Z / Z “Leather Package”) 5
メーター 12.3インチ フルデジタル(標準) 7インチTFT(Z以下)*1
モニター パノラミックビューモニター(標準) バックガイドモニター(PVMはOP)
ミラー デジタルインナーミラー(標準) 自動防眩ミラー(デジタルはOP)
オーディオ ディスプレイオーディオ(標準) JBLプレミアムサウンド(標準)
外装加飾 専用グリル/バンパー/大型アーチモール スモークメッキモール/艶あり黒塗装
AWDシステム ダイナミックトルクベクタリングAWD 3 ダイナミックトルクコントロール4WD

*1: ハリアーもZ “Leather Package”やPHEV Zでは12.3インチが標準装備となりますが、RAV4の方がより早期のグレードから標準化されています。

維持費は同じ?

💡 維持費(税金・燃料代)の結論

項目 ハリアー vs RAV4
自動車税 / 重量税 排気量・車重区分が同等のため、ほぼ同じ。エコカー減税も同様に適用。
WLTCモード燃費 同等のパワートレインで比較した場合、ごくわずかな差であり、決定的な違いはない。

➡️ 日常の維持費については、どちらを選んでも決定的な差は出ない。

購入後のコストとして、税金や燃料代といった「維持費」も気になります。これは生活に直結しますからね。

結論から言うと、同等のパワートレイン(エンジン)で比較した場合、維持費はほぼ互角です。

税金(自動車税・重量税)

まず税金ですが、ガソリン車はどちらも2.0L(1,986cc)なので、自動車税は1,500cc超~2,000cc以下の区分(年額39,500円)で同じです 11 。ハイブリッド車(2.487cc)も、両車とも2,000cc超~2,500cc以下の区分で同じです。

重量税についても、例えばハリアーG 2WD(1,570kg) 9、RAV4 G 4WD(1,590kg) 8 であり、両車とも1.5t~2.0tの区分に入ります。ハイブリッド車やPHEV車はエコカー減税の対象となる点も同様です 12 。

燃料代(燃費)

次に大きいのが燃料代。WLTCモード燃費で比較しても、その差はごくわずかです。

  • ガソリン車 (4WD):ハリアー G (15.0km/L) 2 vs RAV4 G (15.2km/L) 8
  • ハイブリッド車 (E-Four):ハリアー G (22.0km/L) 2 vs RAV4 (Hybrid G) (21.4km/L) 6

このように、税金や燃料代といった日常の維持費については、どちらを選んでも決定的な差は出ないと考えて良さそうです。

リセールバリューが高いのはどっち?

💡 リセールバリューの傾向

結論 モデルごとの強い傾向
両車とも非常に高い ハリアーもRAV4も、中古車市場での需要が極めて高いため、リセールは強い。
RAV4で特に強い ガソリン車「Adventure」「オフロードパッケージ」など、タフなイメージの専用グレード。
ハリアーで特に強い 「Z」「Z “Leather Package”」といった装備が充実した上級グレード。

➡️ 個性を反映したグレードを選ぶことで、それぞれのリセールバリューを最大化できる。

購入後の「隠れた価格差」として、今や最も大きい要因と言えるのが、手放す時の価格、つまりリセールバリュー(残価率)です。

これについては、ハリアーもRAV4も、どちらも非常に高いリセールバリューを維持しているのが現状です 7 。中古車市場での需要がとてつもなく高いんですね。ですから、どちらを選んでも「数年後に値下がりしすぎて大失敗」ということには、まずならないはずです。

ただ、その中身には少し面白い傾向の違いがあります。

リセールの傾向

  • RAV4:データによると、3年落ちではハイブリッド車よりガソリン車の方が平均7.7%も残価率が高いという傾向があります 7 。これは、新車時の価格差(ハイブリッドは高い)を埋めるほど、中古車市場でハイブリッドが評価されていないことや、RAV4のタフなイメージとガソリン車の相性が良いことが考えられます。特に「Adventure」や「オフロードパッケージ」といった専用グレードは、唯一無二のキャラクターで指名買いが多いため、非常に高いリセールを維持しています(5年落ちで平均63.5%というデータも 7)。
  • ハリアー:こちらも負けていません。「Z」や「Z “Leather Package”」といった上級グレードが非常に高く、5年落ちで約62.5%前後というデータもあります 13 。ハリアーの場合は、購入者が「ハリアーならではの高級感」を求めているため、装備が充実した上級グレードのリセールが強くなる傾向がありますね。

タフなイメージが強いRAV4は「ガソリン車・専用グレード」、高級イメージのハリアーは「上級グレード」、といった形で、それぞれのクルマの個性を反映したリセール傾向があると言えそうですね。

3年落ちの損失額もリセールで比較

3年間の「絶対損失額」シミュレーション(買取相場参考)
モデル 新車価格(概算) 3年落ち買取相場(中央値) 3年間の絶対損失額
ハリアー Z (ガソリン 4WD) 約438万円 約301.6万円 約136.4万円
RAV4 Adventure (ガソリン 4WD) 約370万円 約267万円 約103万円
※新車価格が高いハリアーの方が、残価率が高くても、3年間で失う絶対的な金額(損失額)は大きくなる可能性があります。

ここで、リセールを考える上で非常に重要な注意点があります。それは、「残価率(%)」のマジックです。

例えば、残価率が同じ70%でも、元の新車価格が500万円なら損失は150万円ですが、400万円なら損失は120万円です。「率」が高くても、支払った「額」が大きければ、失う「絶対額」も大きくなるんですね。

これを、3年落ち(2022年式)の買取相場を参考にシミュレーションしてみましょう。

  • ハリアー Z (ガソリン 4WD)
    • 新車価格: 4,380,200円 2
    • 3年落ち買取相場: 約278.2万円~325.1万円 14
    • 3年間の価値減少(絶対損失額): 約113万~160万円
  • RAV4 Adventure (ガソリン 4WD)
    • 新車価格 (2022年当時): 約370万円 7
    • 3年落ち買取相場: 約246.6万円~287.4万円 15
    • 3年間の価値減少(絶対損失額): 約83万~123万円

このシミュレーションが示すように、新車価格が約68万円高かったハリアーZは、3年後に失った「絶対的な金額」も、RAV4 Adventureより20万~30万円ほど大きくなる可能性があります。

見方を変えれば、「ハリアーZのオーナーは、RAV4 Adventureより3年間で20~30万円多く支払うことで、その『高級感』や『JBLサウンド』、『静粛性』といった満足感を得ていた」とも解釈できます。これが高いか安いかは、その人の価値観次第ですね。

もし「数年後のトータルコストを少しでも抑えたい」と合理的に考えるなら、新車価格が安く、かつリセールも強いRAV4のガソリン・Adventureグレードは、かなり賢い選択かもしれません。

リセールバリューに関するご注意

買取相場や残価率は、市場の動向、景気、走行距離、車両の状態(キズや凹み)、ボディカラー、装着されているオプション内容によって大きく変動します。上記はあくまで特定の条件下での一例であり、将来の買取価格を保証するものではありません。あくまで参考情報としてご覧ください。

結局どっち?おすすめの選び方

💡 最終結論:価格差ではなく「価値観の差」で選べ!

選択の基準 選ぶべきモデル
高級感・静粛性・都市型の美しさ ハリアー (流麗なデザイン、JBLサウンド、内装の質感)
機能性・走破性・トータルコスパ RAV4 (高性能AWD、デジタルメーター、タフな外観)

➡️ あなたのカーライフを想像し、同じ価格帯で手に入る「価値」の違いで判断しよう。

これまでの比較を踏まえて、「結局、自分はどっちを選べばいいの?」という疑問に、私なりの結論をお答えします。価格差は「価値観の差」なので、ご自身のライフスタイルやクルマに求めるものに当てはめてみてください。

ハリアーを推奨する人

  • 「高級感」を最優先する人同じ400万円を出すなら、先進機能よりもJBLサウンドやスモークメッキといった「目に見える質感」や「所有する満足感」に価値を感じる方。静粛性や乗り心地の良さも重視する人。
  • 「街乗り」がメインの人主な用途が都市部での移動や高速道路の巡航であり、高度な悪路走破性は不要と考える方。ハリアーなら2WD(FF)も選べるので、その分価格を抑えたり、装備を豪華にしたりできるメリットもあります。
  • 「ステータス」や「デザイン」を重視する人SUVにもセダンのような「高級感」と、流麗なクーペフォルムの「美しさ」を求める方。他人からどう見られるか、という点も少し気になる方にはハリアーが向いているかもしれません。

RAV4を推奨する人

  • 「機能性」を最優先する人同じ400万円を出すなら、質感よりもフルデジタルメーターやパノラミックビューモニターといった「運転を支援する先進機能」が欲しい方。
  • 「アウトドア」が趣味の人週末はキャンプ、スキー、釣りなどに出かける趣味があり、タフな外観(特にAdventure)や、いざという時のAWD性能(ダイナミックトルクベクタリング)を重視する方。荷室の広さやラフに使える内装も魅力です。
  • 「トータルコストパフォーマンス」を重視する人「高級感」よりも「道具感」や「合理性」を重視する方。新車価格を抑えつつ、リセールバリューも最大化し、トータルコストを最小限に抑えたい(特にガソリン・Adventureグレード)と考える賢明な方。
スポンサードリンク

「ハリアーとRAV4の価格差を比較!5視点で解説(維持費・リセールなど)」のまとめ

ここまで読んでいただいて、もうお分かりかと思います。

ハリアーとRAV4の価格差は、エントリーモデルで「約48万円(ハリアー高)」、中級4WD同士で「約20万円(ハリアー高)」、PHEVで「約63万円(ハリアー高)」と、比べるステージによってコロコロと変わります。

そして、最も重要なのは、購入者が最も悩むであろう370万円台の価格帯で、「ハリアーG(2WD)」と「RAV4 G(4WD)」、「RAV4 Adventure(4WD)」が混在するという事実です。

だからこそ、この2台は「価格差(どっちが安いか)」で選ぶべきではありません。

もし価格だけで選んでしまうと、購入後に「やっぱりハリアーの質感が良かった…」とか「RAV4にしたけど、本当はAWD性能なんて要らなかった…」といったミスマッチが起こる可能性があります。

あなたが選ぶべきなのは、「同じ価格帯で手に入る“価値”の違い」です。

それは、「都市を流麗に走り、所有する満足感を満たしてくれる高級感」なのか、それとも「自然の中に飛び出し、頼れる相棒となってくれる機能性」なのか。

ぜひ、ご自身のカーライフを想像しながら、最高の相棒を選んでみてくださいね。

この記事が、あなたの「ハリアー rav4 価格差」に関する悩みを解決し、後悔のないクルマ選びのヒントになれば、私としてもうれしい限りです。

スポンサードリンク