ライズ ハイブリッドがうるさい理由!真相と購入判断の全ポイント

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「ライズのハイブリッドはうるさい」という評判ですが、結論から言うと、特定の条件下では事実です。
この記事では、その騒音が許容範囲か、購入後に後悔しないかを見極めるための判断材料を徹底解説します。

こんにちは。CAR LIFE LABO(カーライフラボ)、運営者の亮太です。

トヨタ ライズのハイブリッドモデル、気になりますよね。コンパクトSUVで燃費も抜群。手頃なサイズ感と価格で、大人気モデルなのも頷けます。でも、購入を検討しようと調べると、「ライズ ハイブリッド うるさい」というキーワードが必ずと言っていいほど出てきて、不安になっている方も多いんじゃないかなと思います。

「ハイブリッド車=静か」というイメージが強いのに、なぜ「うるさい」という真逆の口コミが多いのか。高速道路登坂時にエンジンが「うなる」というのは本当なのか。もしかして欠陥なんじゃないか…と心配になりますよね。

また、最大のライバルであるヤリスクロスのハイブリッドと比較してどうなのか、いっそガソリン車の方が静かなんじゃないか、という点も非常に気になるところだと思います。せっかく買うなら、後悔したくないですもんね。

この記事では、ライズハイブリッドの騒音問題について、実際のオーナーの口コミや評価、そしてなぜ「うるさい」と感じるのかという技術的な仕組みの面から、私なりに深掘りしていきます。ライズの圧倒的な燃費性能と、騒音という「トレードオフ」の関係性や、購入後に後悔しないための試乗での確認点まで、私が調べた情報を余すところなくまとめました。最後まで読んでもらえれば、あなたがライズハイブリッドを選ぶべきかどうかの、しっかりとした判断材料になるかなと思います。

記事のポイント
  • ライズHVが「うるさい」と言われる本当の理由
  • オーナーのリアルな口コミと二極化する評価
  • ヤリスクロスやガソリン車との静粛性の違い
  • 購入で後悔する人・満足できる人の特徴
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ライズのハイブリッドはうるさい?騒音の正体

ライズのハイブリッドはうるさい?騒音の正体

まず結論から言うと、ライズハイブリッドが「うるさい」と感じる場面は、確かに存在します。これはもう、多くのオーナーが証言しているので、ほぼ間違いないかなと。

ただし、大前提として、これは故障や欠陥では全くありません。ライズが採用している「e-SMART HYBRID」という、ちょっと特殊なハイブリッドシステムの「特性」によるものなんですね。このセクションでは、なぜ「うるさい」という評価が出てくるのか、その騒音の正体と技術的な原因を詳しく見ていきます。

オーナーの口コミと評価の二極化

オーナーの口コミに見る評価の二極化
満足点 (燃費)
  • 街乗りでリッター26km、丁寧なら30km超える
  • ガソリンスタンドに行く回数が半分以下になった
  • 燃費の良さを考えれば音は許容できる
不満点 (騒音)
  • 停車中のバッテリー充電音が「キーン」と甲高い
  • 高速の登り坂で「ブオォォン」とうなる
  • 低速走行で唐突にエンジンがON/OFFして慌ただしい

実際にライズハイブリッドに乗っているオーナーの口コミやレビューサイトを調べてみると、評価が「燃費への絶賛」と「騒音への不満」で、見事なまでに二極化しているのが最大の特徴です。

【満足点:圧倒的な燃費性能】

まずは絶賛されている「燃費」から。これは本当にすごいみたいです。

  • 「とにかく燃費がいい。街乗り・通勤メインでコンスタントにリッター26kmは走る」
  • 「エアコンOFFで丁寧に走れば、リッター30kmを超えることも普通にあって満足」
  • 「以前乗っていたライズのガソリン車は燃費だけが不満だったけど、ハイブリッドに乗り換えてそれが完全に解消された。ガソリンスタンドに行く回数が半分以下になった」

このように、カタログスペック(後述します)に迫る、あるいは超えるほどの「実燃費の良さ」が、オーナーの一番の満足点になっているようです。

【不満点:ハイブリッドらしからぬ騒音】

一方で、不満点として挙げられるのが、この記事のテーマでもある「騒音」です。

  • 「ハイブリッドなのに、走行中のエンジン音が結構うるさい」
  • 「停車中にバッテリー充電が始まると、エンジン音が『キーン』と甲高い
  • 「高速の登り坂だと、『ブオォォン』とかなりエンジンがうなる。軽自動車みたいだ」

こんな風に、評価がはっきり分かれています。

ただ、非常に興味深いのは、「音は気になる時もあるけど、走っているうちに忘れる」「この燃費の良さを考えれば、音なんてどうでも良くなる」といった声も非常に多いこと。つまり、騒音は確かにあるけれど、それを許容できるほどの圧倒的な燃費メリットがある、というのが実情みたいですね。

不満の核心は「音量」より「音質」と「タイミング」

オーナーが指摘する「うるさい」という感覚は、単に「音が大きい」ことだけが問題ではないようです。より深く掘り下げると、ドライバーに違和感を与える、以下の2点が核心かなと思います。

  1. 音の「質」:「キーン」という感じの甲高い音質。重低音ならまだしも、耳障りに感じる人が多いようです。
  2. 音の「タイミング」:ドライバーのアクセル操作とは関係なく、唐突にエンジンがかかったり止まったりする制御への違和感。

特に後者について、「静かな早朝の住宅街で、低速走行中や停止直前に、エンジンが1〜2秒だけ『ブオン!』と動いてすぐ止まるのを繰り返す」という具体的な証言もあり、この慌ただしい制御が「安っぽい」「落ち着かない」というネガティブな印象を与えているみたいですね。

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騒音の原因はe-SMARTの仕組み

騒音の原因はe-SMARTの仕組み

では、なぜそんな「ハイブリッドらしくない音」がするんでしょうか。

原因は、ライズハイブリッドが搭載するダイハツ開発の「e-SMART HYBRID(e-スマートハイブリッド)」というシステムにあります。

このシステムは、トヨタのハイブリッドカー、例えばヤリスクロスやアクアが採用する主力システム「THS-II(トヨタハイブリッドシステムII)」とは、根本的に仕組みが違います。ここが最大のポイントです。

e-SMART HYBRIDは「シリーズ式」

すごく簡単に言うと、ライズハイブリッドは「100%モーターの力だけで走る電気自動車」に、「発電専用のエンジン」を積んだ車なんです。

  • e-SMART(シリーズ式)エンジンは発電専用です。タイヤは一切駆動しません。エンジンの役割は発電機を回すためだけに存在し、そこで作った電気、またはバッテリーに蓄えた電気で「モーター」を動かして走ります。日産の「e-POWER」と同じ方式ですね。
  • THS-II(トヨタ式:シリーズ・パラレル併用式)エンジンとモーターの両方がタイヤを駆動します。状況に応じて、モーターだけで静かに走ったり(EV走行)、エンジンだけで走ったり、エンジンとモーターが協力して力強く走ったりと、非常に複雑で効率的な制御を行います。

ライズの場合、エンジンはあくまで「発電機」で、主役はモーターです。だから発進や低速走行はモーターのおかげで非常にスムーズで力強い。これは大きなメリットです。

しかし、バッテリーの電気が減ってきたら、エンジンは「発電効率が一番いい回転数」で発電を始めます。ドライバーのアクセル操作(=今どれくらい加速したいか)とは関係なく、「バッテリー残量」と「発電効率」を最優先に、勝手に始動・停止するわけです。

「うなり音」の正体 = 発電効率のスイートスポット

エンジンが最も効率よく発電できる回転数(スイートスポット)は、残念ながらアイドリングのような低回転ではありません。ある程度しっかり回した中〜高回転域に設定されています。

加速時や登坂時など、モーターが大きな電力を必要とし、バッテリーの電気が一気に減ると、エンジンは「今だ!最大効率で発電するぞ!」と、その「スイートスポット」の回転数まで一気に回ろうとします。

この時の高回転で回るエンジン音こそが、「うなり音」や「甲高い音」の正体なんですね。

これは故障ではなく、燃費(=発電効率)を最優先するためのロジックであり、シリーズハイブリッドの宿命とも言える特性です。

高速道路や登坂時のエンジン音

高負荷時のシーン別 騒音の特徴
登坂時 (高負荷) モーターが大量の電力を消費するため、エンジンが最大効率(高回転)でフル稼働。継続的な「うなり音」が発生し、最も「うるさい」と感じるシーン。
合流・追越 (高負荷) 登坂時と同様、フル加速で大量の電力を消費。一時的にエンジンが高回転になり「うるさい」と感じる。
巡航 (負荷一定) 必要な電力が一定なため、エンジンは比較的低い回転数で静かに回るか、効率的なON/OFFを繰り返す。むしろガソリン車より静か(安定している)と感じる可能性もある。

このe-SMART(シリーズ式ハイブリッド)の特性が最も顕著に出てしまうのが、大きなパワーを継続的に必要とする、高負荷がかかるシーンです。

【登坂時:最もうるさいシーン】

「高速の登り坂では、5000回転ぐらい回ってる感じ」というオーナーのレビューがありましたが、これはまさにその通りかなと。

  1. 坂道を登るためにモーターが大量の電力を消費する
  2. バッテリー残量がすごい勢いで減っていく
  3. エンジンが「ヤバい!発電しなきゃ!」と最大効率(高回転)でフル稼働を始める
  4. 結果、大きな「うなり音」が継続的に発生する

この音は、同乗者との会話を妨げるレベルの大音量になる可能性も指摘されていますね。試乗の際は、こういうシチュエーションを試すことが非常に重要です。

【高速道路:シーンで評価が分かれる】

高速道路では、シーンによって評価がはっきり分かれます。

  • 合流・追越(高負荷):登坂時と同じで、フル加速が必要なため大量の電力を消費します。そのためエンジンが高回転で回り、うるさいと感じます。
  • 巡航(負荷一定):いったん速度が安定すれば、必要な電力も一定になります。そのため、エンジンは(かかっていたとしても)比較的低い回転数で静かに回るか、効率的なON/OFFを繰り返します。

「合流の一瞬はうるさいけど、巡航に入ればむしろ快適」というのが実態に近いかもしれません。むしろ、モーター駆動ならではのスムーズさと、バッテリー搭載による重量増が、ガソリン車よりも巡航時の安定性や静粛性(ロードノイズ除く)は上だと感じる可能性すらありますね。

ヤリスクロスとの静粛性比較

ヤリスクロスとの静粛性比較

ライズハイブリッドの「うるささ」が、購入検討者にとってこれほど大きな問題として際立ってしまう最大の理由は、最大のライバルである「トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド」の存在が大きいですね。

ヤリスクロスは、多くの人が「静かなハイブリッド」として期待する、トヨタの主力システム「THS-II」を搭載しています。両者を静粛性という観点で比較すると、残念ながら明確な差が出ます。

比較ポイント ライズ (e-SMART:シリーズ式) ヤリスクロス (THS-II:併用式)
街乗り(低中速) 発電のためエンジンが頻繁にON/OFF。慌ただしく、唐突に感じる。 EV走行領域が広い。エンジンが完全に止まったまま静かに走れる時間が多い。
エンジン音の質感 アクセルと無関係に高回転で「うなる」。音質が甲高い。違和感が強い。 アクセル操作とエンジン回転が(ライズより)連動感がある。音質も比較的マイルド。
高速巡航 巡航時は静かだが、登坂や合流で高回転で「うなる」。 得意領域。エンジンが直接駆動し、低い回転数で効率よく巡航できるため、静か。

街乗りでの「上質感」の差

特に差が出るのが街乗りです。ヤリスクロス(THS-II)は、バッテリー制御が非常に巧みで、街乗りの低中速域の多くをエンジンをかけずにモーターだけで(EV走行で)滑らかに走れます。対してライズ(e-SMART)は、100%モーター駆動で発進は力強いものの、発電のためにエンジンが頻繁にON/OFFします。この「慌ただしさ」が、上質感のなさ、ひいては「うるさい」という評価につながってしまいます。

ドライバーの感覚との「ズレ」

結論として、街乗りでの静かさ、エンジン音の質感、高速巡航時の静粛性など、総合的な「静かさ」や「上質感」では、多くの面でヤリスクロスに軍配が上がると言えそうです。

ライズの騒音は、「ハイブリッド=静か」という一般的な期待値、特にヤリスクロス(THS-II)の洗練された静かさを基準に考えてしまうと、どうしても「期待外れ」「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうわけですね。

ガソリン車と比較した騒音の種類

ハイブリッド vs ガソリン車 騒音・安定性のトレードオフ
ハイブリッドモデル
  • 騒音:断続的で「甲高い」エンジン音(発電時のうなり音)が気になる。
  • 安定性:バッテリー搭載で車重があり、巡航時の安定性は比較的高い。
ガソリン車 (1.0Lターボ)
  • 騒音:持続的で「全体的な」ロードノイズや風切り音が気になる。
  • 安定性:車重が軽く、高速走行で不安定さを感じる場合がある。

「じゃあ、ハイブリッドがうるさいなら、ガソリン車(1.0Lターボ)の方が静かなの?」と思うかもしれませんが、これもちょっと違います。単純な比較は難しいですね。

ガソリン車(1.0Lターボ)は、ハイブリッドのような「発電用のうなり音」や「アクセルとのズレ」はもちろんありません。アクセルを踏んだ分だけエンジンが回り、3気筒ターボらしい軽快な加速感が評価されています。

しかし、ガソリン車にはハイブリッドとは別の種類の「騒音」があります。

  • 巡航時のロードノイズ(タイヤが路面を転がる「ゴー」という音)
  • 風切り音(高速走行時)
  • エンジンそのものの音(3気筒特有のノイズ)
  • 全体的に「車内が賑やか」という評価

さらに、ガソリン車はハイブリッドモデルより車重が軽いためか、「高速走行でフワッと浮く感じがする」「横風で不安定」といった、静粛性とは別の「走行安定性」への不安を指摘する声も、ハイブリッドモデルより多く見受けられます。

騒音の「種類」と「安定性」がトレードオフ

どちらを選んでも「完全な静粛性」を手に入れるのは難しいかもしれません。騒音の「種類」が違う、という選択になりますね。

  • ハイブリッド断続的で「甲高い」エンジン音(うなり音)が気になる。ただし巡航時の安定性は(重量増で)比較的高い。
  • ガソリン車持続的で「全体的な」ロードノイズや風切り音が気になる。また、高速での「不安定性」という別の不安要素がある。

巡航時の安定性や静粛性(エンジン音以外)については、むしろバッテリーを積んで車重が約80kg重いハイブリッドモデルの方がガソリン車より上、と感じる可能性は大いにありそうです。

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ライズのハイブリッドはうるさい?の最終判断

ライズのハイブリッドはうるさい?の最終判断

ここまで、ライズハイブリッドの騒音の正体と、ライバルやガソリン車との違いを見てきました。

e-SMARTという仕組み上、ある程度の騒音は「仕様」であり、その代わりにクラストップレベルの「燃費」を手に入れている、という構図がはっきり見えてきましたね。

では、それを踏まえて、あなたはライズハイブリッドを買って「後悔しないか」を判断していきましょう。ここが一番大事なところです。

燃費性能とのトレードオフ

燃費性能とのトレードオフ

結局のところ、ライズハイブリッドを選ぶかどうかは、「騒音・質感」と「燃費・経済性」のどちらを優先するか、という非常に分かりやすいトレードオフに行き着きます。

オーナーの口コミでも「暖かい日はリッター30km超え」という報告があるように、その燃費性能は本物です。公式のカタログ燃費(WLTCモード)でも28.0km/L出典:トヨタ自動車WEBサイト ライズ 価格・グレード)と、このクラスのSUVとしては驚異的な数値です。

特に、私のように以前のガソリン車(例えばリッター10km前後)からの乗り換えであれば、給油の回数が劇的に減り、燃料費高騰の今、その経済的なメリットは非常に大きいですよね。

「この圧倒的な燃費のためなら、たまに鳴るあのエンジン音くらいは許容できる」

そう割り切れるかどうかが、購入後の満足度の最大の分かれ目になります。

逆に、「ハイブリッド車には、燃費と同じくらい静粛性や上質な乗り味を求める」「アクセルとエンジン音がズレるのは我慢できない」という方にとっては、その騒音は許容しがたい「欠点」となってしまい、後悔する可能性が非常に高いです。

購入後にできる騒音対策とは?

  • 技術的対策 (デッドニング)
    ボンネット裏、ダッシュボード、フロア等に遮音・吸音材を追加する手法。エンジン音やロードノイズの車内侵入を軽減し、音質をマイルドにする効果が期待できる。ただし、音の発生源は止められず、専門業者への依頼は数万円以上の費用がかかる。
  • 心理的対策 (割り切りと慣れ)
    「e-SMARTは発電時に音がするもの」とシステム特性を理解する。その上で「圧倒的な燃費の良さ」というメリットに意識を集中させ、音を許容する。多くのオーナーが実践している最も現実的な対策。

「燃費は本当に魅力だけど、やっぱり音は少しでも静かにしたい…」という場合、購入後に対策はできるんでしょうか。いくつか方法はありそうです。

【技術的な対策(デッドニング)】

最も直接的なのは、専門業者に依頼したり、器用な方ならDIYしたりして、遮音材や吸音材を追加する「デッドニング」という手法です。

  • ボンネットの裏側(ボンネットインシュレーター):エンジン音の外部への拡散と、車内への侵入を軽減します。
  • ダッシュボード(エンジンとの隔壁):車内へのエンジン音侵入を抑えるのに最も効果的な箇所の一つです。
  • フロアマットの下やタイヤハウス周り:エンジン音だけでなく、ロードノイズ対策にもなります。

こういった場所に施工することで、エンジン音やロードノイズの車内への侵入を減らす効果が期待できます。

特に高回転時の「キーン」という甲高い音を、「コーン」という「こもったマイルドな音質」に変えるだけでも、不快感はかなり軽減できるかもしれません。

【心理的な対策(割り切りと慣れ)】

そして、最も現実的かつお金のかからない対策は、多くのオーナーが実践しているように「慣れ」と「割り切り」です。

「e-SMARTはこういうものだ」とシステムを理解して受け入れ、「今日も燃費いいな!」「ガソリン代浮いたな!」と、メリットである燃費性能に意識を集中させること。これが一番の対策になるかもしれませんね。

対策の限界と費用について

デッドニングは一定の効果が見込めますが、あくまで音を「小さくする」「こもらせる」(=遮音・吸音)ものであり、音の発生源(=発電のために高回転で回るエンジン)自体を止めることはできません。

また、専門業者にしっかり依頼すると、施工箇所にもよりますが数万円〜十数万円の費用がかかる場合もあります。費用対効果をよく考える必要がありますね。対策を検討する場合は、施工実績の豊富なカー用品店や専門ショップに一度相談してみるのが良いと思います。

乗り心地という別の不満点

騒音問題だけでなく、「乗り心地の硬さ」も多くのオーナーから指摘される注意点です。主な理由は以下の通りです。

  • カーブでの横揺れを抑えるための硬めのサスペンション設定。
  • 路面の凹凸を「ゴツゴツ」「ドン!」と拾いやすい。
  • 軽量ボディと短いホイールベースが、振動や前後の揺れを伝えやすい。

この「硬さ」が騒音や内装と相まって「質感の低さ」と感じる場合があるため、試乗での確認が必須です。

実は、ライズの購入を検討する上で注意すべきは、騒音だけじゃないかもしれません。

ライズはプラットフォーム(DNGA-A)共通の特性として、「乗り心地の硬さ」も多くのオーナーから指摘されています。これも「質感」に関わる重要なポイントです。

  • 硬めのサスペンション:重心が高いSUVなので、カーブでの横揺れ(ロール)を抑えるためにサスペンションが硬めに設定されています。
  • 路面の凹凸を拾いやすい:その結果、路面のちょっとした段差や凹凸を「ゴツゴツ」「ドン!」と拾いやすく、快適とは言えない場面があるようです。
  • 軽量ボディと短いホイールベース:軽量なボディは、路面からの振動をダイレクトに伝えやすく、ホイールベース(前輪と後輪の距離)が短いことも、前後の揺れ(ピッチング)につながりやすいです。

オーナーの中には、「エンジン音」だけでなく、この「硬い乗り心地」や、一部で指摘される「チープな内装」が組み合わさって、「車全体の質感の低さ(Unrefined)」として包括的な不満を感じているケースもあるようです。

騒音は許容できても、毎日乗る車の「乗り心地」が自分に合わないと、後悔につながる可能性があるので、この点も試乗で絶対に確認すべきですね。

・関連記事|乗り心地の硬さや内装のチープさ、不祥事・リコールの問題など、ライズの購入で後悔しないために知っておくべき他のデメリット全般については、「トヨタ ライズはダメ?後悔しないための4つの判断基準と評価」で詳しく解説しています。

試乗で確認すべきシーン

後悔を避けるため、試乗では以下の「ライズの特性が出やすいシーン」を必ず確認してください。

  1. 登坂路(坂道)
    アクセルを踏み込んだ際のエンジン音(うなり音)の「音量」と「音質」が許容範囲か。
  2. 高速道路(またはバイパス)
    「合流時のフル加速音」と、一定速度での「巡航時の静かさ」のギャップ。
  3. ストップ&ゴーが多い市街地
    低速時や停止時に、唐突にエンジンがON/OFFする「タイミング」や「音質」が不快でないか。
  4. 荒れた路面・段差
    乗り心地の「硬さ」や「ゴツゴツ感」、「振動」が自分や家族にとって許容範囲か。

ここまで読んで、「やっぱり自分で確かめないと分からないな」と思った方。その通りです。車の評価は個人の感覚による部分が本当に大きいですから。

ライズハイブリッドで後悔を避ける唯一の方法は、試乗で「最悪のシチュエーション」をあえて体験することです。

ディーラーの周りを5分ほどゆっくり走るだけでは、e-SMARTの「うなり音」は体験できません。試乗の際は、営業スタッフの方に勇気を持ってお願いして、必ず以下のシーンを試してください。

【試乗での必須チェックリスト】

  1. 登坂路(坂道)

    (うなり音の音量と音質を確認)

    一番うるさくなるシーンです。できれば長めの坂道で、アクセルをグッと踏み込んでみてください。その時のエンジン音(うなり音)の「音量」と「音質」が、自分が許容できる範囲かを確認してください。

  2. 高速道路(またはバイパス)

    (合流加速音と巡航時の静かさを確認)

    可能であれば高速道路に乗り、「合流時のフル加速」の音を確認してください。そして、そのまま巡航速度(80-100km/h)で走り、巡航時の静かさ(むしろガソリン車より静かかも?)とのギャップも体験してみてください。

  3. ストップ&ゴーが多い市街地

    (唐突なエンジンON/OFFの不快感を確認)

    低速走行や停止・発進を繰り返し、エンジンが慌ただしくON/OFFする「タイミング」や「音質」が、自分にとって不快でないかを確認してください。

  4. 乗り心地(荒れた路面)

    (硬さや振動の許容範囲を確認)

    あえて路面が少し荒れた場所や、段差を乗り越えてみてください。その時の「ゴツゴツ感」や「振動」が、自分や家族にとって許容範囲かを確認してください。

購入して後悔する人の特徴

購入して後悔する人の特徴

これまでの分析をまとめると、ライズハイブリッドの購入で後悔する可能性が高いのは、次のような方かなと思います。

  • アクアやヤリスクロスなど、トヨタの静かなハイブリッド(THS-II)を基準に考えている人。(→静粛性のレベルが全く異なるため、確実に「うるさい」と感じます)
  • 車の「質感」や「滑らかなフィーリング」を最重視する人。(→e-SMARTの制御や硬い乗り心地は、質感が高いとは言えません)
  • アクセル操作と車の挙動(エンジン音)が一致しないと、強いストレスを感じる人。(→e-SMARTは発電優先でズレるので、ストレスになるかも)
  • 日常的に山道や高速道路の合流など、高負荷をかける運転が多い人。(→最も「うるさい」と感じるシーンが日常になってしまいます)
  • 内装のチープさや、乗り心地の硬さが許容できない人。

満足できる人の特徴

逆に、ライズハイブリッドで満足できる可能性が高いのは、次のような方です。

  • 燃費性能を最優先する人。とにかく維持費(ガソリン代)を安くしたい人。(→音というデメリットを、燃費という圧倒的メリットが上回ります)
  • ガソリン車(特に旧世代のコンパクトカーや軽)からの乗り換えで、燃費とモーターによる発進の良さを体験したい人。(→エンジン音より燃費の改善と発進のスムーズさに感動するはず)
  • 「車は道具」「音は鳴るもの」として割り切れる、合理的な考え方の人。(→「この燃費で、この価格なら、音は許容範囲」と判断できる人)
  • 高速道路よりは街乗りがメインで、ガソリン車の高速不安定性よりはハイブリッドの安定性を評価する人。
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「ライズ ハイブリッドがうるさい理由!真相と購入判断の全ポイント」のまとめ

最後に、私の総括所見です。

「ライズ ハイブリッドがうるさい」というのは、特定の条件下においては事実です。

でも、それは「欠陥」ではなく、ダイハツが「5ナンバーSUV」「低価格」「クラストップの燃費」という、相反する難しい目標を全部達成するために、e-SMART(シリーズハイブリッド)を選んだ「設計上のトレードオフ(割り切り)」の結果なんですね。

オーナーが証言する「リッター30km超え」という圧倒的な経済性の“対価”として、ドライバーは「発電時のエンジン音」を受け入れる必要がある、ということです。

この車は、「ハイブリッド=静かで上質」というイメージだけで買うと、ほぼ確実に後悔すると思います。

そうではなく、「燃費が抜群に良い、モーターで走るコンパクトSUV(ただし発電時に特徴的なエンジン音がする)」という正しい理解を持って選ぶ車ですね。

ぜひ面倒くさがらずに試乗で「うなり音」を体験して、「この燃費のために、この音と付き合えるか」をご自身の耳で確かめてみてください。それが後悔しない車選びの、一番の近道だと思います。

本記事に記載されている性能や評価は、あくまで一般的な情報やオーナーの口コミを基にしたものであり、全ての車両に当てはまるものではありません。また、感じ方には個人差があります。

年次改良による静粛性の改善(制御ロジックのアップデートや遮音材の追加など)も考えられますので、最新の車両情報や詳細なスペック、試乗の可否については、お近くのトヨタ販売店や公式サイトでご確認いただくことをおすすめします。

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